はじめに・ご挨拶
今回、12月3日〜7日まで浅草吉原の中江別館金村にて、
江戸の文化を継承する、
仕事師にスポットを当てた写真の個展を開催することを決定致しました。
毎年恒例の吉原神社例大祭が今年は、COVID-19の影響で中止となった。
祭りは吉原の町にとって、かけがいのない行事である。
私も6年ほど女神輿でお世話になっているが、
地方出身の人間にとっては、
大変貴重な空気感で、
江戸の下町の雰囲気を肌で感じることができる。
この企画を通して吉原の町や文化を知ってもらい、
今後も吉原に足を運んで一緒に盛り上がって欲しい。
写真家は、ポートレートフォトグラファー。
浅草生まれのタカハシサトシ。
フォトグラファー生活30年目、初の個展となるテーマは仕事師。
今回は、江戸の時代から継承される火消しの鳶職にスポットを当てた作品約30点を抜選。
タカハシ独自の生き方や感性が、
一歩も二歩も踏み込んだフィルムの中の人の表情や人間模様に表現されている。
芸術家として生きる道を貫いた彼が、
時代時代の場面を切り取り、向かい合ったリアルな世界観を感じてほしい。
焼き手はタカハシと、20年以上の付き合いになる五反田の白黒写真現像所、鈴木写真工房。
http://suzukisyashin.sakura.ne.jp
デジタルプリントが主流になった現代に、
未だなお残る貴重なフィルムカメラの現像職人の丁寧な仕事。
中江金村別館の和式建造物も含め、
浅草の経師職人と額縁屋による展示会場の設営、
そして吉原というまちの空気感とともに、
日本の文化や芸術を感じて欲しい。
一人でも多くの人に知ってもらい、感じてもらうことが、
「継承する」「残す」ということにつながるのではないかと思う。
今回このプロジェクトで実現したいこと
写真個展開催(フィルム)
江戸の文化、火消し、の歴史と祭の場面を、
フォトグラファー独自の世界観で表現。
歴史的にも記録の多く残る吉原のまちから、
芸術を通して「日本文化」を現代に印象付けていきたい。
数々の作品を通して、歓びや、豊かさ、懐かしさ。
各々の人間の思いや、感情を引き出したい。
プロジェクトをやろうと思った理由
今年は、COVID-19の影響で、
日本中の祭が、中止にならざるを得ませんでした。
日本文化のひとつでもある「祭」に関わる、
仕事師の作品を、写真家人生、
初の作品公開の企画に結びつけました。
生まれ育った浅草の町の人々の心に祭の灯を。
コロナウイルスが蔓延し疲弊する現代社会に、
一矢報いたい気持ちになったため。
これまでの活動
東京でストリートポートレートを撮り続けた。
写真現像職人との作品製造。経師職人、額縁屋との会場設営。
歴史ある浅草吉原での、開催。
資金の使い道
写真にかかる経費
リターンについて
ポストカード3枚組
キャビネ版の作品 枠なし
写真(手焼き)枠あり
実施スケジュール
2020年12月3日(木)から7日(月)
最後に
日本江戸文化の残る浅草観音裏にある吉原から
時代を越えた活気ある写真の数々を
今、世の中へ届けます。
日本人の色が色濃く残る浅草の町と共に生きてきた、
タカハシの世界観で創りあげました。
これを口火に、
これまでの作品を世に出していきたいと考えています。
「新しい生活様式」に社会が変化していき、
自分たちもこれまでと同じ生活はできないし、
意識も暮らしも変わりました。
移りゆく下町の風景を日本人として、
ここで一旦記録してみてはどうでしょうか。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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