2021/03/26 22:01

スパイス豆知識

月の虎カレーには12種類のスパイスが入っています。こちらではそのスパイス達の体に優しい効能をご紹介いたします。

現在、日本の医療には漢方薬やハーブといった自然の力から作られた薬などが注目されています。香辛料は、現在注目されている漢方薬やハーブといった 自然から取れたスパイスなのです。

要するに、美味しい料理も作れて、体に負担をかけずに健康な効果を得られる一石二鳥な調味料なのです。

しかし、基本的 に香辛料は使うにしても少ししか使わないので、一度の使用で大きな健康効果を得ることはできませんが、継続的に少量ずつ摂取していくと、気づかないかもしれませんが確実に良好な健康状態を維持することができます。

クミン:食欲増進と消化の促進、腹痛や胃痛の緩和などに効果があります。その他には抗がん作用や強壮効果、関節痛の緩和に加え、生理不順の改善に効果がありますので挙げた症状でお悩みの場合は摂取してみると良いのではないでしょうか。


ターメリック:小さな傷を直す作用もあり、湿布として用いられることもある。抗酸化作用があり、胆汁の分泌を促し、肝機能の障害を予防する効果もあ ります。
さらに、抗酸化作用によって活性酸素を除去することによって、女性には嬉しい老化を防止する効果もあるとされています。また、胃がんなどにも効果 があるとされています。

カルダモン:体の脂肪を取り消化器官の不調を改善し、消化不良の際に唾液や胃液の分泌を促して消化を助け、腸内に溜まったガスも取り除いてくれます。
呼吸器官の不調に対しても効果があるといわれ、咳や痰を抑えます。また脳の働きを活性化し、集中力を高める作用があります。また、カルダモンには口臭防止効果もあると言われています。



クローブ:秘められた効能は多く、胃腸の消化機能を促進したり、体を温めたりする作用があります。また、クローブの芳香性からなる健胃薬として、消化不良、嘔吐、下 痢、お腹を冷やした場合に来る腹部の痛みを押さえる効果などがあります。さらにそれだけではなく、しゃっくり、吐き気を押さえる効果にも応用されていま す。


シナモン:鎮静作用や強壮効果・食欲の増進・殺菌作用・防虫効果・解熱作用・風邪症状の緩和に加えて消化器官機能の活性化と言った効果を有します。実は発汗作用も含まれているので、多少料理に混ぜるとダイエット効果も期待出来るのです。

ジンジャー:中国では2000年以上も前から使用されているだけあって、ジンジャーには抗酸化作用・ストレスの緩和・冷え性の改善、緩和・血行の促進・消化促進・筋肉痛の緩和など様々な効能があります。

チリパウダー:チリにはカプサイシンが含まれています。カプサイシンは脂肪の燃焼や新陳代謝の活性化を促すダイエット効果もあります。その為、痩せたい人は多めに料理に入れると良いですが、食欲増進作用もありますので食べ過ぎに気をつけましょう。

パプリカ:疲労回復や夏バテの予防に効果があり、肥満の予防にもなりますのでダラダラして体力の低下や肥満に陥りかねない夏に積極的に摂取したいですね。そ の他には 脳梗塞、心筋梗塞の防止と改善・抗がん作用・抗酸化作用・動脈硬化の予防と様々な働きに効果的です。カロリーも少なく美肌効果もありますので、女性の方に 良いのではないでしょうか。

マスタード:打ち身や腰痛、通風・関節炎や神経痛に対して効果があると古くから伝えられています。その他にも消化促進作用や脂肪を分解する働きがありますので、ダイエット中の食事に使用すると良いかもしれません。

ガーリック:にんにくの香りの元である硫化アリルという成分には、糖質を分解するために使用されるビタミンB1の 吸収率を高める作用があります。この作用によって、糖 分の代謝が良好になり、新陳代謝も良好になってダイエットにも有効とされています。また、それ以外にも生活習慣病に深く関係している血圧やコレステロール 値を低下させる作用もあります。また、身近なところでは、風邪や扁桃腺炎などに有効といわれており、にんにくの除菌力は非常に優秀といえます。

ベ イリーフ:リラックスや鎮静作用、消化吸収を促す働きに加えて食欲の増進・ニキビや肌荒れの予防・関節痛の緩和・発毛の促進・冷え性やリウマチ症状の改善 (緩和)と 言った効果があります。

ブラックペッパー:ミネラルとビタミンなどの栄養価が高く、ぺピリンという有効成分を含んでいます。ぺピリンは栄養吸収の促進があり、血液の働きを活性化させてくれます。また胃の働きを促進し、胃の不快感、膨満感、消化不良、便秘などの症状を軽減させてくれます。他に殺菌作用により最近由来の胃腸疾患にも効果があります

※副作用などの報告はありませんが、ハーブそのものの多量摂取は好ましくありませんのでその点のみ注意しましょう。