はじめに
新型コロナウイルスにより身体、精神共に大変辛い思いをされている方々に心よりお見舞い申し上げます。1日も早く終息を迎える事を祈っております。
はじめまして愛知県岡崎市で認知症と診断されたおじぃちゃんとおばぁちゃんが働く食堂『ちばる食堂』の店長をしている市川貴章です。
介護現場で17年間勤めるなかで、認知症に対して『何もできない』『人に迷惑をかける』などネガティブな表現が多いように感じました。でも、環境があれば『認知症であってもできることはたくさんある!』
そのことを介護や認知症を知らない人にも届けたい!と思うようになりました。介護社会と一般社会とを遮る壁は何だろうと考えたときにそれは『知らないということ』だと気づきました。認知症当事者が働く店にお客さんが来れば自然な形で交流が持て『知らなかったことを知れる』遮っていた壁が壊せるんじゃないか!そぉ思い、介護保険サービスを使わず一般飲食店として 2019年4月15日『ちばる食堂』をオープンしました。
介護社会と一般社会との壁を壊す!多世代交流のパーラーちばるを作りたい
ちばる食堂に続く2店舗目としてパーラーちばるを愛知県岡崎市に作ります。
【パーラーとは?】
パーラーと聞くとパチンコ屋さんかフルーツパーラーを想像する方もいると思いますが
愛知県岡崎市出身の僕が言うのもなんですが、沖縄県では一般的なテイクアウトを中心とした軽食の飲食店です。子供から大人までいろんな人が利用できるまさに多世代が交流する場だと思います
【多世代交流と壁を壊すパーラーちばる】
そのテイクアウトの店に介護が必要な方が利用するデイサービスを併設した業界でも類を見ない形の場です。
ちばる食堂同様にパーラーちばるでも認知症高齢者をはじめ要支援の方で「働きたい!」と思う方を雇用して生きがいづくりの場としていきます。ただ、高齢や病気もありいつまでも働けるわけではありません。働けなくなったら「さようなら」では寂しくないですか?デイサービスを併設させれば働けないにしても分かっている人がいることで安心感は違うと思います。
【働くことで取り戻した自分らしい笑顔】
ちばる食堂では、地域包括センターのご協力もあり地域に住む認知症と診断されても施設に通うだけでなく『働きたい!』という思いのある4名の方を紹介していただきました
※open当時のメンバーです。
それから一笑懸命の1年間が過ぎたころ新型コロナウイルスにより、飲食店での営業制限があったりと働く時間も減り、日々忙しく働くことであった役割やお客さんとの交流も少しずつ減ってくるようになりました。
そこで食堂だけでない活躍の場を増やすとともに、もっと多くのおじぃちゃんおばぁちゃんの一笑懸命の笑顔を届けたい!そう思い今回のプロジェクトを立ち上げました。
【資金の使い道について】
オープンに向けて、支援金額+自己資金で計画しています
●2021年4月初旬デイサービス『パーラーちばる』open
●2021年10月頃テイクアウト『パーラーちばる』open
お礼品は、ちばる食堂やパーラーちばるに来れる方来れない方にも楽しんでもらえるような物や現在働いてるおじぃちゃんの一笑懸命を届けたいと思います。
高齢化社会を笑顔でデザインする!
どんな自分になっても自分らしい笑顔になれる場所を作る!
そんな思いで作ったちばる食堂。認知症でも環境があれば社会と繋がりを持ち続けられるし、必要とされていると思える場所があれば『自分らしい笑顔でいられる』それをおじぃちゃんおばぁちゃんたちが教えてくれました。
認知症になったら忘れることも増えるけど、新しく覚えることもたくさんある!
皆さんの支援によって介護社会と一般社会の壁はもっと壊していけます!
認知症になったらどうしよう!ではなくて認知症になっても大丈夫!を一緒に作りましょっ。
よろしくお願いいたします。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
<All-or-Nothing方式の場合>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
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