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終了まで残り5日!フィトンチッド通信、第10弾の今回は、「地球一個分の暮らし」
地球一個分の暮らし
皆さん、「エコロジカル・フットプリント」という言葉をご存知でしょうか?直訳すると、「人間が踏みつけにした地球環境の足跡」を意味し、人間が生活を維持するのに必要な一人当たりの面積を表したものです。
人間は生きていくうえで野菜や肉を食べます。その野菜を育てるためには農地が必要です。また、食べた肉(牛や豚など)が育つまでに必要な牧草を植える牧草地も必要となります。
さらに、人間生活では二酸化炭素(CO2)を排出します。火を使ったり自動車に乗ったり現代人の生活では非常に多くのCO2を排出しますので、これらを吸収して浄化する森林の面積も必要になります。
これらを合算し、一人が一年間で消費する面積を数値で現したのがエコロジカルフットプリント(EF値)です。
私たち日本人のEF値は1人あたり「4.4ha(44,000㎡)」だと言われています。これは東京ドーム1個分に相当し、象1頭の消費面積を上回ります。世界平均は「2.2ha/人」です。
これは何を意味するのでしょう?・・
世界平均のEF値「2.2ha」に総人口をかけると、現在の消費活動は地球1.5個分の陸地面積におよび「地球1個分の土地で生産可能な資源を使いすぎている」ことになります。
このオーバーシュートした0.5個分の消費は過去からの資源を食いつぶすことと、将来必要となるはずの資源を「先借り」してしまっているわけです。しかし、先進国では非常に多くの土地を使用しているのに後進国ではその十分の一にも満たない現状があります。
一度味わった贅沢な暮らしを大きく変えるのはなかなか難しいかもしれません。でも、このような知識を持った人が少しでも節約してくれて無駄をなくすよう心掛けて暮らし、また、その考えが多くの人に広まれば「地球一個分の暮らし」ができるのではないでしょうか?
更に詳しく知りたい方は「フィトンチッドメディア」をごらんください。