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『笑って引退を…』広島でお世話になった『ドバイー』さんで写真展を開催したい!

広島市中区千田町。広島大学が隣町へ移転する前は学生に愛される飲食店が数多くありました。私たち家族を支えてくれた『ドバイー』もその一つ。しかし、43年続いたこの店も今危機を迎えています。ドバイーのお母さんの『辞める前に懐かしいお客さんに会いたい…』その言葉に、私たち家族は『写真展開催』を決意しました。

現在の支援総額

172,000

172%

目標金額は100,000円

支援者数

33

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/07/14に募集を開始し、 33人の支援により 172,000円の資金を集め、 2017/08/19に募集を終了しました

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『笑って引退を…』広島でお世話になった『ドバイー』さんで写真展を開催したい!

現在の支援総額

172,000

172%達成

終了

目標金額100,000

支援者数33

このプロジェクトは、2017/07/14に募集を開始し、 33人の支援により 172,000円の資金を集め、 2017/08/19に募集を終了しました

広島市中区千田町。広島大学が隣町へ移転する前は学生に愛される飲食店が数多くありました。私たち家族を支えてくれた『ドバイー』もその一つ。しかし、43年続いたこの店も今危機を迎えています。ドバイーのお母さんの『辞める前に懐かしいお客さんに会いたい…』その言葉に、私たち家族は『写真展開催』を決意しました。

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▼ご挨拶

初めまして。島根県在住の森脇香奈江と申します。

 

このプロジェクトに興味を持っていただき、ありがとうございます。

私達夫婦は2016年に島根に移住するまで、大学生から18年間を広島で過ごしていました。

現在5歳になる双子の娘と息子は、生まれてから4歳まで広島で育ちました。

4歳までの双子育児は記憶が飛ぶくらい大変で、

夫婦ともに広島に身内がいなかった私達は、近所の方々に支えてもらい、なんとか育児と仕事をこなしていました。

特に家の隣にあった『ドバイー』さんは、子どもたちにとっては広島のじぃじ・ばぁば。

家族のような特別な存在です。

▼愛され続けて43年…『ドバイー』ってどんな店?

「みんな知ってるドバイ焼きとコーヒーの店 ドバイー」は住宅街に佇むレトロな店構え。

昼は店主のお母さんとその妹さん、夜はご夫婦でほぼ休みなく営業されています。

一度食べたら忘れられないボリュームの「ドバイー焼き」と、リーズナブルでバラエティーに富んだメニューは有名で、TVや雑誌で取り上げられたこともありました。

 

かつてこのあたりは、お金に余裕のない学生さん達の胃袋を満たす飲食店・商店が数多くありました。

大学の学生寮も近く、ドバイーさんのお客さんもアルバイトもほとんど学生さんだったという。

しかし、1990年代に広島大学がお隣の東広島市に移転して以降、こういった古き良きお店は少しずつなくなっていきました。

保育園の帰り道、日課のように子どもたちが立ち寄っていたドバイーさんの店内で、私はお母さんの昔話を聞きながら、この町の移り変わりを改めて知りました。

それでも、

「昔から来てもらってるお客さんのために、味もボリュームも変えたくない」

材料は全て一から手作り、添加物は一切使わないというこだわりや、お母さんの言葉の端々に、私は強い意志を感じていました。

▼私達家族とドバイーさんの関係

上手くいかない離乳食、双子交互にかかる病気、双子同時にやってくる『イヤイヤ期』…

その頃の私は、慣れない双子の育児と仕事の両立に疲れ切っていました。

子ども達が日課のように「ただいまー!」と立ち寄るのを悪いなぁと思いながらも、

笑顔で「お帰りなさい」と迎え入れてくれるドバイーさんに、私自身癒されていました。

そんな私を気遣い、「お母さん、お疲れだね。これ持って帰りなさい」と売り物になるはずのハンバーグを帰り際にもたせてくださったこともありました。

疲れて帰って料理する気力がない時、夕ご飯は「ドバイ焼き」でした。

安心できる「お母さんの味」と、添加物なし・野菜もお肉もたっぷりで栄養バランスのとれたドバイ焼きは、

夕食作りを放棄した母親としての私の罪悪感を軽くしてくれ、親子ともにまた次の日から元気にがんばれました。

私たちもドバイーさんに支えられ、ドバイーさんも『二人に会うと元気もらえるよ』と孫のようにかわいがってくださり、子どもたちの名前のメニューまで作っていただいたり。

 

ドバイーさんがみんなに43年愛され続ける理由がわかりました。 

 

そんな中、私たちは夫の故郷に移住することになりました。

 

SNSが普及するこのご時世、同世代の友人とは距離を感じずやりとりできる一方、

ネット環境のない高齢のドバイーさん達のことだけが気がかりで、後ろ髪を引かれる思いで別れを告げました。

「寂しくなるなぁ…」

手を振るご夫婦の寂しそうな表情に、別れ際は涙が止まりませんでした。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

島根に移住して一年経った頃、ドバイーのお母さんから一通の手紙がきました。

「もうこれ以上お店を続けることは難しいかもしれない。力を貸して欲しい」

当初、ドバイーさんは継続運営するための資金で困っているのかと思っていました。

しかし、何度か対話を重ねるうちに、お母さんの奥深くにある強い「想い」に気付きました。

「もう一度、懐かしい人たちに会いたい」

ドバイーさんは3人共70代という高齢で、後継者もいない状態。

私に手紙を書いたのは「経営を助けてほしい」というのではなく「このまま終わりたくない」という気持ちが強いのではないか?

33歳で子どもを抱えながらお店を立ち上げ、代替わりせず43年続けてこられたお母さんなりのプライドもあるのではないか?

一方で、私たちのように広島を離れた人たちが、大好きな「広島」の懐かしい店が人知れず閉店していくことに寂しさを感じる人は他にもいるのではないか?

何より、お世話になったドバイーさんがこのまま辞められたら私たちが後悔する!!

今、私達に何ができるのかを家族で話し合った結果、

『写真展 ドバイーの食卓』(仮)を開催することに決めました。

このプロジェクトの動きを通じて、広島を離れてしまったかつてのお客さん・広島に居ながら足が遠のいているお客さんにドバイーさんのことを思い出してもらうことが目的です。

▼これまでの活動

夫は20歳の頃から米屋ケイタ(Instagram)というフォトネームで、日々の欠片を写真として記録することがライフワークとなっています。

 

 自主制作の写真集も、今や20冊以上。

2014年には、超未熟児で産まれた双子の3歳の記念と、支えてくださった周りの方々への感謝も込めた写真展を開催しました。

小さな写真展でしたが、100名以上の方にご来場いただき、多くの出逢いがあり、家族としても大切な財産となりました。

 

また、結婚してから7年間、ほぼ毎日夕食の風景を撮りためています(妻としては結構プレッシャーでしたが、慣れました。笑)

今回このプロジェクトの準備をするにあたり、過去の写真を振り返ってみると、我が家の食卓の中心には結構な頻度で「ドバイー焼き」がありました。

そして、ドバイー焼きの周りには、いつも家族や友人の笑顔が溢れていました。

あくまで一家庭の個人的な写真の数々になるとは思いますが、写真展期間中はドバイー店内にてこれらの写真を展示させていただこうと思います。(秋ごろ開催予定)

▼資金の使い道

◎写真展開催費用     50,000円

 ・写真現像代

 ・写真展示備品代

 ・運搬費

 ・ノベルティ費

 ・フライヤー作成費

◎リターン品準備費用   60,000円

◎写真集作成費用     20,000円

できるだけ低コストで運用し、余った場合全額ドバイーさんへ寄付させていただきます。

▼リターンについて

広島を離れてしまったけど広島のことが大好き!!という方が多数おられることを想定して、

広島在住の作家友達にお願いし、「広島」「ドバイー」を感じられるオリジナル作品を作っていただいてます。

田中聡さんにドバイーさんのオリジナルイラストを作成していただいてます。

「楓ちゃんシリーズ」など、やわらかくあたたかい作風でファンの多い田中聡さん。これからどんなふうに仕上がるか楽しみです。

広島の絵描き、田中聡ののんびりイラスト生活

 

  

木村兄弟雑貨店さんのオリジナル商品「広島しゃもじブローチ」「ヒロシマトリョーシカ」

ドバイーさんと同じ千田町エリアにあるレトロでかわいらしい雑貨店。

ドバイーさんに行かれたら、是非一緒に足を運んでいただきたいお店です!

今回はこちらを「ドバイー」バージョンで作成いただきます。

木村兄弟雑貨店 FBページ

 

 

その他、アクセサリー作家の友人MOREWANにお願いし、「ドバイ焼きモチーフのペンダントトップ」を制作していただく予定です。

細やかな部分までこだわり抜かれた作品たち。

今回もどのように仕上がるか期待大です(目処が立ち次第リターンに追加し、お知らせいたします)

→8/3追加しました!!!

中谷アート社 FBページ

 

また、ドバイーさんへの来店のきっかけになるよう、ドバイーフォトカード・ロゴグッズや無期限のお食事券を全部にお付けします。

「懐かしい仲間との同窓会をドバイーで!」という方には、ドバイーを貸切できる権利&メニュー命名権もご用意しています。

▼最後に

お母さんからの手紙には「6月末が限界かもしれない」とも書かれていました。

経営状況が極端に厳しくなったというより、高齢のため以前のように身体が動かないことが、一番モチベーションを下げているようでした。

しかし、このプロジェクトの話を提案した時点で「こうやってまた繋がれたことが原動力になる」と現在前向きに頑張っておられます。

そして、その言葉が私自身の原動力にもなっています。

夫も「顔が浮かぶ相手を想って」写真展をすることが喜びになっています。

子ども達もまたドバイーさんに会えるのを楽しみにしています。

あの時たくさん支えてもらったご恩を、私たちにしかできない方法でお返ししたい。

ドバイーさんに、「十分やりきった!」と、最期は笑って引退してもらいたい。

 

広い日本の中の小さな町の小さなお店の出来事。

でもきっとどこでもこういう繋がりが原動力になっているのかな、と考えたりします。

よく「時代は変わった」と言われますが、今でもご近所さんとのあたたかい繋がりがあふれているはずです。

そして、離れていても、「故郷・思い出の地のために何かしらの形で貢献したい」という想いを持つ人は多いのではないでしょうか。

 

もし共感いただけましたら、是非応援よろしくお願いいたします。

 

 

最新の活動報告

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  • 大変お待たせしました! 本日、プロジェクトにご支援いただいた方々にリターンのお品を発送いたしました。 予定より遅くなり、申し訳ありません。 ※田中さんのイラストをご指定いただいた方は後日別送させていただきます。   当初の予定には入れていませんでしたが、今回全員の方にドバイーさんの歴史やお母さんのこだわりをインタビューした記事や、思い出の写真を載せた特別冊子を同封しております。 遠方からご支援いただいた方には、できるだけドバイーさんの人柄を感じていただきたく、 またドバイーさんに思い出のある方にはその当時を思い出していただきたい、と急遽冊子を作ることになりました。 私自身も今回初めて知るドバイーさんの歴史や想いに、改めて胸が熱くなりました。 今回の冊子の作成には、松江の友達が全面協力してくれました。 これもまた、私たち夫婦だけで不可能なことでした。 多くの方に協力いただき、写真展も無事開催できています。 開催中の今も 『ドバイーさん行ったよ!』 と多くの友人から報告が来て、 また、ドバイーのお母さんからも、喜びの電話がかかってきて、 その度にクラウドファンディングに挑戦して良かった!!と感じてます。 写真展は現在開催中! 冊子も今週末にはドバイーさんにも設置されると思うので、ご来店の際はご覧になってみてください^^*   追伸 リターンの中に、夫 米屋ケイタの過去作品のポストカードも同封してます♪ こちらもお楽しみに★ もっと見る

  • 写真展、本日よりスタートです。 今週、家族で広島に行き、写真展の設営を行ってきました。 全26点、ドバイーさんの店内の一面+αを使った小さな展示。 でも、大切な人たちとドバイーさんのお料理を囲んだ風景を見て、あたたかな記憶が蘇りました。 こういう記憶、きっとうちの家族だけではないはず。 今日から1カ月間、ゆるりと展示しています。 是非、ドバイーさんのあったかいお料理と写真を楽しんでいただければと思います。 ※現在、ドバイーさんの歴史やこだわりをまとめた冊子も準備中です。  完成し次第、店内にて無料配布予定です。   ☆おまけ☆ 期間限定メニューのチーズオムレツと豚肉オイル焼き。 こちらもめちゃうまでした♪ もっと見る

  • 写真展の日程が決定いたしました! 写真展『ドバイーと食卓』photo by 米屋ケイタ 日程 9月16日(土)〜10月15日(日)営業時間 (月曜)11:00〜15:00     (火曜〜日曜)11:00〜15:00、17:00〜22:00※飲食店のため、ワンオーダーお願いします。 FBイベントページ https://www.facebook.com/events/350825668670995/?ti=icl フライヤー兼フォトカードと、バッジも完成!   現在、リターンも早急に準備しております。 当初のお届け予定内にはお送りできると思います。 私たち夫婦は搬入出くらいしか在店できないかもしれませんが、ドバイーさんのあたたかな雰囲気を多くの方に味わっていただきたいです。   写真展の準備を進めながらも、多くの方々の顔が浮かび、改めて感謝の気持ちでいっぱいになります^^* 良いものにできるようがんばります!! もっと見る

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