サラームです。
ご存じのとおり、クラウドファンディングは無事に終了しましたが、本の制作はまだまだこれからです。
なので、発売までの期間も定期的にこちらに進捗状況をアップし続けますので、よろしくお願いします!
2月5日は料理撮影の三日目でした。これまでの二日で既に27品目を撮影終えています。今日はモロッコ料理のメインディッシュであるクスクス、タジン、鰯のファルシなどを作り、撮影行いました。
新大久保で買ってきたブラジル産のハラール鶏まるごと一羽冷凍ものを昨夜から冷蔵庫で解凍し、今朝は、その鶏をもも、胸、ささみ、手羽、ガラにさばくところからスタート。そして、モモ肉2本は自宅で漬け込んだ塩レモンや香菜のペーストを塗ってタジン鍋へ。モロッコ製のタジン鍋は熱に弱いので、灯油ストーブの上の柔らかい火でコトコトと煮ました。ガスコンロよりも弱い熱で広い面積を温められるので、吹きこぼすことも底に敷いた玉ねぎを焦がすことなく、出来ました。
鶏と7つの野菜のクスクスはガラと手羽を圧力鍋に入れて一気に出汁を取り、後は野菜を時間差で煮こんでいくだけ。その間に蒸し器でクスクスを蒸します。熱湯を入れてラップしておいておくだけ、または熱湯とラップして電子レンジチンでも、クスクスは蒸らせますが、やっぱり二度、三度と蒸すと美味さが違います。
鰯のファルシは、経堂の行きつけの魚屋で特注。デッカくて脂の乗った鰯が6尾でなんと300円!一尾50円で、メインディッシュにもなりそうな大きさでしたよ。こちらは香菜やパプリカ、にんにくなどのペーストを身体の中に詰めてから、コーンフラワーを振ってカリカリに揚げます。ペーストを塗った鰯を揚げ油に入れた瞬間、台所にフワ〜っとモロッコのエキゾチックな香りが漂い始めます。揚げた鰯は、赤玉ねぎのスライス、そして、とくしまマルシェから提供いただいた、太陽のような濃いオレンジ色のオレンジをレタスとともに砂糖をふったサラダの上にのせました。この料理はジャジューカ村で習いました。
そこまでの三点を作るともう午後2時。撮影を終え、お昼を食べ、LD&K齋藤さんの差し入れであるMax Brennerのチョコレートマシュマロをオーブンで焼いてデザートにしました。美味かった!
今日は終了時間が決まっていたので、最後は僕の得意料理であるトルコのレンズ豆のスープ、メルジメッキ・チョルバス。
今日は5時前に終了。僕はそのまま下北沢のオオゼキに明日のための買い物に出かけ、7時前に帰宅。夜は冷え込んでますねえ!
明日も7品作ります!
写真は撮影したての鶏と塩レモンのタジンの写真がipadに表示された所です。パトロンの皆さんにお届けする電子書籍版は、こんな感じになるんですよ。僕もこの際ipad買っちゃおうかなあ。