2021年2月27日、23:59をもちましてクラウドファンディングが終了となりました。
たくさんのご支援、ご声援、本当にありがとうございました。
お礼のあいさつが遅れまして誠に申し訳ございません。
私達の起業は、小さなまちの小さなところから始まりました。
小さな設備で、試行錯誤しながらの日々です。
ほぼ全てにおいて、足らないことだらけの3年間でした。
知恵を絞り、できる策をとりながら進んできました。
物事を始めるには、いろんな課題があります。
万全の状態で物事をすすめることなかなかできず、製造における課題はなかなか解決できないことが多くあります。
毎年、欠品、受注制限、受注停止。
全てにおいて優先順位と葛藤しながら決断していく日々です。
思い通りにいかない毎日。
それでも、掲げるVisionを胸に突き進んできました。
世の中と同じように、状況はとても苦しいことには私達も変わりはありません。
未来を想像し、どう生きていくか、どんな未来を作るか
そこだけを考えて、日々を送っています。
今後の計画は、醸造所を移転して醸造量の拡大ですが、製品の品質向上が大きな目的としてもあります。
製造するということは、必要な設備は絶対に存在します。
お金はかかりますが、必ず必要だから設備が存在します。
「移転計画は今後事業をすすめるためには、絶対に必要なことです。」
お客様に、美味しいものを届けることは永遠の追求になると思っています。
造り手の責任だと思います。
移転しても、まだまだ小さな醸造所であることには変わりはありません。
ここまで来るに当たり多くの人の助けをいただき、ここまでくることができました。
私達にできることは、ビールを通して還元することです。
「Do More Than Sell Beer ビールを売る以上のことをしよう」
キーワードは、融合(Convergence)と循環(Circulation)です。
私達は、ビール製造しかできません。
地域にはたくさんの企業、人、資源があります。
強みを融合させてこの地域で、発展を想像しています。
大手企業のように資金や規模はありません。大量生産の時代も終わりました。
繋がりと融合で、今日までくることができました。その軸をこれからも大切に考えています。
循環は、事業における物資の循環です。
地球の変化は生活の変化となります。
自然が豊かな地域での産業として、さまざまな循環を考えています。
お金の循環もその一つです。地域経済の潤いは、私達に直結します。
ビールでは、酵母と麦芽カスはまだ利活用ができるものだと捉えています。
いろいろなことを、これかの時代にあった形で、無理をせず、人とつながり、一緒に笑って挑戦できることをして生きていきたいと思います。
そんな、5年後を目指していきたいと思います。
移転の計画は、昨今の状況から日々さまざまな見直しをかけています。
状況は茨の道です。
でも、進むと決断しました。
すべての人が苦しい状況の中、私達をご支援、ご声援頂いたことはこれから先、私達の糧であります。
感無量でございます。忘れることはありません。
多くの夢を、一つずつ形にして、これからも愛される醸造所にしていきたいと思います。
ご支援、ご声援、本当に、ありがとうございました。
AKARIBREWING Head Brewer
清部 直樹 / Seibe Naoki