『盆暮れ正月両彼岸』は、トリックテイキングという種類のカードゲームです。
ご支援いただいた方の中には「トリックテイキング?なにそれ?」とお悩みの方がいらっしゃるかもしれません。また、まだ決めかねている方もいらっしゃるかもしれない。
そんな方々のために、わたしオススメのトリックテイキングについてご紹介したいと思います!
お坊さんがえらぶ「トリックテイキング」5選 その1
といいましても、じつは、ご説明については、ほかの方にお任せすることとしました。
ボードゲームのレビューといえばこの方。hal_99さん。精力的に動画をおつくりになってらっしゃいます。わたしも大いに参考にさせていただいております。ではどうぞ!
1.トリックテイキングについての基本をおさえる動画&8bitTrick
2.Boast or Nothing
3.スカルキングレジェンド
4.ピココ
5.ノコスダイス
トリックテイキングとはなんぞや?&8bitTrick
2016年にトリックテイキングの基本について説明している動画をアップしていらっしゃいました。前半部分だけでも結構です。
後半部分『8bitTrick』では、前半のトリックテイキング特有なルールをふまえて、モグワイさんの『8bitTrick』についても触れています。こちらも面白い!
勝利条件は、ビット式ですが、「ルールで3ラウンドで8ポイントになるように」と決まっています。8ポイント以上だと減点、8ポイントに満たなければ失格。ポイントにつながるキューブ数を増減させる『カード伏せ』ルールや、他プレイヤーに押し付ける『黒の+3カード』ルールなど、プラスアルファが光っています。
ボーストオアナッシング:BoN
『ボーストオアナッシング:BoN』は、もっとシンプルなトリックテイキング。0トリックで終わるか、人数にあわせてちょっとだけ少ない回数でトリックをおわるかを目指す。
ただ、トリックが取られると「切り札」が入れ替わってしまう(最弱になる)ここがミソです。
勝ちたい!負けたい!のどちらもあるのがトリックテイキングというカードゲームですが、勝てるか負けるかなんて、持っているカードによりますよね。
自分の思ったとおりに進めたいわけです。でも、ほかのプレイヤーがどのようなカードを持っているかわからないから、思った通りに進めない。
だけじゃなく、自分の持っているカードのそれぞれの強さも入れ替わっちゃうから、さぁ大変!もちろん、そこまでコントロールできたときの快感といったらたまりませんでしょう!
このカードゲームでは、「ポイントのすごろく」があるので、いつゲームが終わるのか?の視認性がいいのもポイントです。かわいいイラストも注目。さくさく遊べます。
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スカルキング レジェンド
『スカルキングレジェンド』。こちらを持っている方も多いのではないでしょうか。
イラストを見ていただければわかりますが、海賊とか海系のキャラクターが使われています。彼らキャラクターがスート(カードの種類)になっていて、スートごとに、強さの相関図があるのですね。
またプレイするたびに、手札枚数が増えていきます。カードを出す前に、今回のミニゲームで自分が何回勝つかを宣言します。宣言した内容によって、今回のミニゲームで何点もらえるかが変わっていきます。〇回のミニゲームがおわってトータルで高い点数のプレイヤーが最終的な勝利者です。
ミニゲームのはじめの方は枚数が少ないのですね。3回目なんて手札が3枚だから、今回自分が何回勝つかがわかりやすいんです。しかし8回目とかになりますと手札が8ですから、もう大変。10回目なんてカオスです。スートごとに強さの相関があるので、拍車をかけています。
ちょっとだけ難点は、宣言数とそれまでの獲得点数の記録が面倒なところかもしれません。トリックテイキングによくあることですが...。その点、BoNはシンプルですね。
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ピココ
自分の手札が見えない&となりの人の手札からカードを出す、そして宣言式というトリックテイキング。
宣言は宣言でも、ふたつありまして。誰が何回ゲームに勝つかを予測して(他人のカードはすべて見えている&自分だけ見えないから他プレイヤーが持っているカードからあたりをつける)、その結果でさらに自分が何回勝つかも予測する。
カードにはスート(種類:カラー)がふたつ書かれているものもあって、そこもスパイスが効いています。
カードスタンドが必須な面白いトリックテイキングです!孔雀のイラストも美しいです。
ノコスダイス
サイコロも使うトリックテイキング。ルールはいたって古風です。古風なのですが、デザイン/見た目を変えることで、おしゃれさが増しています。素敵です。素敵ですが古風なので「切り札」の部分がちょっと分かりにくいかもしれません。1回まわす必要があるかも。
手札としてカードを持ってはいるんですが、サイコロも取っていきます。公開情報のこのサイコロ、手札なんですね。
で宣言式なのですが・・・「最後に残ったサイコロの出目が自分がビットした数になる」んです。マストフォローだから、手札(カードやサイコロ)は出さなければいけない。出さなければいけないんだけど、カードがなくてサイコロはある。サイコロはビット数になるから、あああああこっちのサイコロを出したら今回勝てないじゃん!となってしまう・・・絶妙なさじ加減です。
YouTube動画はボードゲーム、カードゲームご紹介の宝庫ですね!!