皆さん、こんにちは。監督の古新です。暑い日が続いておりますが、ご壮健にお過ごしでしょうか。映画「いまダンスをするのは誰だ?」(略して「いまダン」)は、コロナや緊急事態宣言により、様々な調整を余儀なくされておりますが、お陰様で、この度、素晴らしい主題歌の方が決定いたしました。皆さんに正式にご報告できる日を待ち遠しく感じております。今回、現在の社会状況を鑑み、映画の主題歌を先に作るということを行います。映画の主題歌は通常、既存曲を当てたり、本編撮影後に制作をしたりいたしますが、今回の新しい試みも、この映画ならではのチャレンジだと考えています。そして、小生がこの度、主題歌の作詞を手がけることになりました。どんな主題歌が出来上がるか、ぜひお楽しみにしていてください。さて、今回は映画関係者にまつわる本を2冊ご紹介いたします。まずは、プロデューサーの小川順也さんが書かれた『パーキンソン病と診断されたら最初に読む運動の本』(日東書院本社)です。パーキンソン病のケアには、薬の服用と運動療法が両輪であるという考えから、リハビリテーションにまつわる様々なエクササイズを写真入りでわかりやすく解説しています。それぞれのエクササイズには、どんな特徴があるのかを、「毎日のルーティーンワーク」「有酸素運動」などのジャンルに分けておられました。身近にパーキンソン病を患われている方がいらっしゃったら、ぜひ、この本と共にエクササイズを行ってみてはいかがでしょうか。https://amzn.to/3xCbHAIもう1冊は、小生が手掛けました小説「あまのがわ」(ラグーナ出版)になります。心を無くした女子高生と分身ロボットとの旅を描いた小生の映画のノベライズです。分身ロボットOriHimeは、連日のようにメディアで取り上げられておりますが、テクノロジーの進化とともに、私たちが大切にしていきたい包摂性と多様性を文学作品として紡ぎました。書店さんでも平積みで扱っていただいているところがあるとのことで、ぜひお近くの書店さんやamazonにてお手に取っていただけましたら幸甚です。https://amzn.to/3ivtO63どちらの本も、次回作の映画「いまダン」に通ずる身体性を通じて自分らしさを見つけるという内容が共通していると思います。映画「いまダン」も、このような流動的な社会情勢ですが、しっかりと研鑽を重ねながら、前進してまいりたいと思いますので、これからも温かい応援のほど、よろしくお願い申し上げます。猛暑が続いておりますので、皆様どうぞくれぐれも、お身体をお厭いくださいませ。古新 舜拝