みなさん、こんにちは!秋が深まってまいりましたが、ご壮健にお過ごしでしょうか。お陰様で、映画「いまダン」はアリゾナ日本映画祭に招聘され、お客様から鳴り止まない拍手とご評価を賜りました。アメリカでの反応は、日本よりもさらに感情的にすごいものがあり、難病に対しての捉え方や人が家族や同僚と共に生きることに対して、常にダイレクトに向き合っている文化であることをふつふつと感じることとなりました。あらゆるシーンで観客の方の感情の起伏を感じることができ、映画のミッションである人生を自分でどう切り拓いていくかという問いかけに対して、上映後は止まらない質疑応答の時間でした。パーキンソン病当事者の樋口了一さんが身体を張って主演を務められたことも高くご評価を賜ることとなりました。本作の温かい応援者の皆様と生み出した成果だと感じております。厚く感謝申し上げます!そして、この度は、古新の次回作のご紹介をさせていただきます。社会的孤立に追い込まれた若者が、自分の人生を取り戻すまでの道のりを描く劇映画『ギブ・ミー・マイライフ!』に挑戦しています。日本では九人に一人の子どもが、虐待や自傷、育児放棄といった困難な状況にあります。これは私たちが暮らす日本の現実です。私たちは映画製作を通じて子どもたちの現状を発信し、同時に大人や社会のあり方を社会に広く問いかけます。私は当事者や支援団体への取材を二年以上続け、フィクションでありながら現実に基づいた脚本を磨いてきました。作品は、悲惨な状況を描くだけではなく、若者を取り巻く大人の存在やあり方を丁寧に描きます。そして、作品は完成して終わりではありません。上映後の対話会や学校・地域での学びに接続し、関心を行動へつなげていくことを予定しています。「いまダン」で培いました社会の包摂性や人生の挑戦の大切さを、次回作「ギブマイ」でもしっかりと描いてまいりたいと思います!みなさんと一緒に本作を産み出し、子どもたちの未来を拓き、日本の未来を輝かせていきますので、温かい応援のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます!・映画「ギブ・ミー・マイライフ!」クラウドファンディング:https://camp-fire.jp/projects/885283映画監督 古新 舜 拝




