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【音楽と物語の世界をオンラインで発信!】ようこそ絵本の音楽会へ

親子向けコンサートイベント「ようこそ絵本の音楽会へ」をオンライン公演で開催します。弦楽器の演奏と絵本の朗読が織りなす時間。オンラインの公演でも親子共に「愛」が満ち溢れるひとときを創り上げるため、今回クラウドファンディングを行います。一人でも多くの人へ僕たちの想いが届きますように。

現在の支援総額

264,500

132%

目標金額は200,000円

支援者数

58

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/12/20に募集を開始し、 58人の支援により 264,500円の資金を集め、 2021/01/22に募集を終了しました

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現在の支援総額

264,500

132%達成

終了

目標金額200,000

支援者数58

このプロジェクトは、2020/12/20に募集を開始し、 58人の支援により 264,500円の資金を集め、 2021/01/22に募集を終了しました

親子向けコンサートイベント「ようこそ絵本の音楽会へ」をオンライン公演で開催します。弦楽器の演奏と絵本の朗読が織りなす時間。オンラインの公演でも親子共に「愛」が満ち溢れるひとときを創り上げるため、今回クラウドファンディングを行います。一人でも多くの人へ僕たちの想いが届きますように。

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はじめまして!

大阪音楽大学4年の梶本大雅です!大学ではコンサートの企画制作を中心に学んでおります。

オトギボックスという団体で親子向けコンサートイベント「ようこそ絵本の音楽会へ」を2017年に立ち上げました。


「愛」に満ち溢れた居場所を。

 大学生になり、何か音楽を通して喜ばれることを始めようと催したのが、この「ようこそ絵本の音楽会へ」です。子どもたちが楽しんでくれれば!という思いで始めましたが、初めての公演で号泣しているお母さんが…。

「お母さんたちも子育ての中、様々なストレスを抱えて生きているんだな」ということを実感しました。子どもにだけでなく親にとっても幸せな時間を生み出したい!そう思い直し、2年ほど活動を続けていました。 

 大学2回生の冬。成人式を迎えるタイミングで高校時代の担任に挨拶をしに行ったときのこと。
まさかの事実を知ります。『お前の親、毎日泣いて電話してきとってんぞ』という言葉をかけてもらったんです。

実は、高校3年生の時、人間関係のストレスで1年で10kg痩せ、ご飯が食べられない時期が続いていました。 しかし当時を振り返ると、喉にご飯は全然通らなかったのに、ちゃんとお米とおかずとお味噌汁が毎日机の上に置いてあったことを思い出しました。

「親に愛されているんだな」と気づいたのは、僕は20歳のこの瞬間です。 今、僕は、両親に感謝の気持ちでいっぱいです。

この文章を読んでくださっている方は、親からの愛を感じた瞬間がありましたか。いつその愛に気づいたでしょうか。もしかしたら、愛なんて与えられていなかった。っていう方もいるかもしれません。

 僕はきっととても素敵な親のもとに生まれ、育ってきました。仲間や出会った大人にも本当に恵まれています。そして、たくさんの人たちのおかげで、親や周りからの愛情を実感することができているのだと思います。 「あなたに子どもがいるとしたら、どんな風に関係性を育んでいきたいですか」 きっとお互いにとってストレスな時間もあるかもしれないけど、「大好き」「幸せ」がちゃんと伝わる関係性だと、いろんなことを乗り越えるエネルギーになると僕は思っています。

この公演が、家族にとっての大事な思い出になり、来場してくださった親子の関係性がより一層「愛」に満ち溢れるきっかけになれば幸いです。

 今回の公演を企画しつくっていく中で、「誰に対しどんな貢献ができるか…」「地域に対するメリット」「こんな課題解決したい」などたくさん考えましたが、やっぱり僕の正直な思いは、「愛で満ち溢れた場をつくり、たくさんの家族が気軽に集まれるあったかいコンサートをしたい」 この想いを必ず、実現させます!!


ようこそ絵本の音楽会へとは
親子向けのコンサートイベントです。

クラシック音楽のコンサートと絵本の朗読ショーの2つを掛け合わせたコンサートイベントです。これまでに1000人以上を動員してきたコンサートイベントです。

たくさんの親子の笑顔が溢れた時間でした…!




1.演奏は弦楽アンサンブル!!!

このコンサートイベントは2部制です。

第1部はコンサートステージ。
このステージでは楽器のことが知れたり、いろんな音に触れることができます!!今回出てくる楽器は弦楽器!

ヴァイオリン ヴィオラ チェロの3種類の楽器たち。
今回演奏する曲には手拍子で楽しむことができたり、楽器から動物の鳴き声が聴こえてくる曲も?!
弦楽器の新しい一面を知ることができるかもしれません…!

演奏してくれるのはこちらの方々!

左から 1Vn 沖本 みなみ Va 山之内 真梨
2Vn大場 由加里 Vc 橋本 育美

2.読み聞かせの絵本はオリジナルなんです…!!

第2部はえほんのおんがく会。

今回の絵本は…現在制作中の絵本。「こびとのくつや」
著: ヤーコプ・グリム、 ヴィルヘルム・グリム
絵:yusuke matsunaga。訳:anri

この絵本の原作はグリム童話ですが、訳、絵をオリジナルで書き下ろした作品になっています!
そしてこのストーリーにオリジナルの楽曲の生演奏をつけて朗読を行います…!

現在の絵本の制作過程を少しだけお見せします…!

絵本のメッセージはきっと心の奥まで染み渡ります…!

今回のテーマは「努力は誰かが見てくれている」「感謝の気持ちを伝える」
努力をしている時ってすごく自分との闘いだと思います。独りで辛いと感じる時も多いし、報われない時間もすごく長いはずです。

でも、その努力は周りの人が見てくれています。知ってくれています。きっと自分だけでは手が届かなくなった時に手を差し伸べてくれるそんな存在の人が現れてくれます。

この物語に出てくるおじいさんはすごくいい靴を作る靴屋さん。だけど、お客さんの数が減り、お金がなくなっていき、、、それでもお客さんに喜んで欲しいという思いで素敵な靴を作っているおじいさん。

このおじいさんと小人の不思議な出会いはそんな人に届くメッセージがたくさん詰まっています。

おじいさんとおばあさんが小人たちに感謝をプレゼントで伝えます。少し照れくさくて言えない言葉の1つ「ありがとう」これを形に残して伝えるおじいさんの姿がすごく印象的にうつると思います。改めて、日常で、忘れてしまいがちな小さいありがとうを伝えなきゃ!と思えるメッセージが届くと幸いです。


3.アーカイブでも見れる!

今回の映像はアーカイブでも見ることができます。放映時間に間に合わなくても大丈夫!ぜひお時間のある時にご覧くださいませ。(2週間のアーカイブを予定しています。)

【子どもにとっての音楽】

子どもの聴覚の発達のピークは4歳から5歳の間になると言われています。それまでの間にたくさんの音と実際に触れ合うことはとても貴重で大事な時間になります。

また、子どもの時期の音楽など芸術との触れ合いは子どもの感性を刺激します。その時感じたことを大事に育んであげることで感性が豊かな人に育っていきます。


【親にとっての音楽】

子どもと同じ目線で是非楽しんでみてください!
親子同じ目線で目に見えないものを言葉にして感じる時間って日常の中でも多いかと思います。(踏切のことをカンカンと言ったり犬のことはワンワンと言ったり…)このようなオノマトペとはまた違う部分に光を当てて音に対して一緒に言葉を紡ぐ時間になると思います。

【子どもにとっての絵本】

子どもの想像力は無限大。1つのページからたくさんのメッセージを受け取ってくれます。そして、楽しみ方も人それぞれ。絵だけを見たり、文字を追っかけながら絵を見たり。動画は受け身でたのしむことができますが、絵本では自分で読み進めるため、その子ならではの楽しみ方や発見があります。

是非、お子様のペースに合わせて、物語を楽しんでください。一緒に1つの世界を堪能していただけますと幸いです。


【親にとっての絵本】

子育ての上で大事なツールになっている絵本。物語と一緒に生きていく上で大事なメッセージを届けてくれます。そのメッセージは子どもだけでなく私たち大人にも響くものばかり。

メッセージを音楽にのせて丁寧に届けます。おうちでお手元にある絵本を通して何度もそのメッセージを感じてくださると幸いです。




Youtube用に作った作品です!

キングコング西野亮廣著
チックタック〜約束の時計台〜


昨年、初のクラウドファンディングにチャレンジしました!


【リアル公演詳細】

名称 ようこそえほんのおんがく会へ

日時 2021年1月17日(日)
第1回 開場 12:30 開演13:00  
第2回 開場 15:00 開演15:30  

定員
各回90名(通常250人集客できるホールですが規模を縮小して行います。)

会場 バズホール
(〒600-8815 京都府京都市下京区中堂寺南町134京都リサーチパーク4号館 B1F)

コンテンツ
小人からのお手紙郵送
ようこそえほんのおんがく会へにご招待
来場したお子様にオリジナル絵本のプレゼント
チケット子ども1席(小学生以下) 2500円 大人1席1500円(乳幼児の膝上無料)

主催 オトギボックス

協賛 KRP

協力 スマイルママ


リアル公演はこちら



コンサート制作費用20万円

絵本制作費用ー5万円
コンサート撮影費ー8万円
演奏者出演費ー5万円

手数料ー2万円

【1,000円】

ただただ応援! 絵本のイラストが好きな方へ

概要
少しでも支援したい人向け

ーリターン内容ー
①オリジナル壁紙
②感謝のメール


【3,000円】
1/24 オンラインようこそ絵本の音楽会へチケット①

概要
オンライン公演を見たい方向けリターン

ーリターン内容ー
①感謝のメール 
②オンラインようこそ絵本の音楽会へ チケット
③オンラインようこそ絵本の音楽会へ エンドロール掲載

確認事項
備考欄にエンドロールで掲載してもいいニックネーム、お名前をご記入ください。


【6,000円】
1/24 オンラインようこそ絵本の音楽会へチケット②

概要
オンライン公演を楽しみ尽くしたい人向けリターン
公演終了後も絵本を読み返しながらお楽しみいただけます。

ーリターン内容ー

①感謝のメール
②オンラインようこそ絵本の音楽会へ チケット
③オンラインようこそ絵本の音楽会へ エンドロール掲載
④絵本「こびとのくつや」 の提供

確認事項
備考欄にエンドロールで掲載してもいいニックネーム、お名前をご記入ください。


【10,000円】
1/24 オンラインようこそ絵本の音楽会へチケット③

概要
オンライン公演を楽しみ尽くしたい人向けリターン
絵本だけでなく、楽譜を通してこの公演をさらに楽しみたい方におすすめです!

ーリターン内容ー
①感謝のメール
②オンラインようこそ絵本の音楽会へ チケット
③オンラインようこそ絵本の音楽会へ エンドロール掲載
④絵本「こびとのくつや」 の提供
⑤楽譜「こびとのくつや」 の提供

確認事項
備考欄にエンドロールで掲載してもいいニックネーム、お名前をご記入ください。


【30,000円】
2021年ようこそ絵本の音楽会へ個人スポンサー

概要
ようこそ絵本の音楽会への活動内容が大好きな方向けのリターン

ーリターン内容ー
①2021年度オトギボックス主催の『ようこそ絵本の音楽会へ』
 リアル公演 ご招待券(各回5枚ずつ)
 オンライン公演視聴券


確認事項
※友人・知人へのチケットの受け渡し可能
※チケットは電子チケットを送りますので保管いただくようお願いいたします。
※譲渡方法は別途メールアドレスでお伝えしますので、メールアドレスを提示していただきます。

いつも応援してくださっているみなさま、今まで出演者として関わってくださった方々。そしてお父さん、お母さん、オトギボックスのみんなへ。

大学生活の4年間、本当に恵まれた人たちと一緒に時間を過ごすことができました。
何度も挫けそうにもなりましたが、仲間がその間は踏ん張ってくれたり、親や、応援してくださっている方の声に励まされ、ここまで歩むことができました。その支えがなければきっと今こうして、もう一度トライすることもなく、学生生活のみでこの活動を終わらせていたと思います。
様々な不安を抱えながらチャレンジしてきた僕を応援して、側にいてくれて本当にありがとうございます。

今回が学生として取り組む最後のチャレンジ。そして、社会と本当に向き合っていく最初のチャレンジになると思っています。

最後までやり切って頑張ります。どうぞこれかもよろしくお願いします。
本当にありがとう。

※現在、公開で利用している写真は掲載の許可を得てご利用させていただいております。

最新の活動報告

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  • リアル公演終了!

    2021/01/19 13:19

    1月17日、「ようこそ絵本の音楽会へ」リアル公演が無事終了しました。こんかいはそのレポートを掲載しております!!是非ご覧ください!!下の写真をクリックすると見ることができます!クリック! もっと見る

  • 募集終了まで残り11日となりました。現在、81%ものご支援、本当にありがとうございます!前回、「こびとのくつや」の下絵を全て発信させていただきました!今回は、全ページ、フルカラー版を公開させていただきます!下記画像をクリックしていただきますとご覧いただけますので是非ご覧くださいませ!!この画像をクリック!! もっと見る

  • 活動報告vol.1たくさんの方の応援、毎日本当に嬉しく思っています。本当にありがとうございます!!!現在制作している絵本「こびとのくつや」こちらの下書きが完成いたしました…!!そんな中身を今回公開しちゃいます!!!素敵な絵になっています…!!!著:ヤーコプ・グリム、 ヴィルヘルム・グリム絵:Peacock 訳:anriむかしむかしあるまちにまずしいくつやのおじいさんとおばあさんがすんでいました。ふたりは、あさからばんまではたらいていました。しかし、わかいころのように、一日中くつをつくりつづけるのがむずかしくなり、やがて、ざいりょうをかうお金も、なくなってしまいました。「とうとう、のこりのかわが1まいになってしまったよ。」おじいさんは言いました。「これがさいごなのですね。」おばあさんも、答えました。おじいさんはくつをつくることが、だいすきでおばあさんも、おじいさんのくつづくりをなんじゅうねんももそばでみまもりささえています。ふたりにとってくつをつくることは、かけがえのないたいせつないきがいなのです。じぶんたちでつくったくつをだれかにはいてもらうことがなによりもうれしいことでした。おじいさんは、ゆっくりと革を切り進めます。気づけば、夜がちかづいてきました。「おばあさん、さきにねてくれるかい。さいごのくつだから、もうすこしがんばりたいんだ」「わかりました。むりはしないでくださいね。それでは、おやすみなさい」よるおそくまでかわを切っていたおじいさんは、そのままねてしまいました。つぎの日のあさ、おじいさんが目をさますと、きのう、とちゅうまできっていたかわが、ぴかぴかのくつになっているのです。「おやおや。なぜだろう、、、すごくりっぱで、かっこいいくつだ」ベッドからおきてきて、はなしをきいたおばあさんもふしぎそうです。「きのうねぼけて、さいごまでつくったのではないですか?」「そうかもしれないなあ。ふしぎなこともあるもんだ。」くつをおみせにならべると、すぐにおきゃくさんがやってきました。できあがったばかりのりっぱなくつをみて、おきゃくさんは言いました。「なんとかっこいいくつでしょう。ぜひ、かわせてください。」おきゃくさんがはらってくれたお金で、またあたらしいくつをつくるためのかわを、2そくぶんかうことができました。「これでまた、くつがつくれるぞ。」おじいさんは、はさみでかわをきりすすめます。「よし、しあげはあしたのあさ、することにしよう。」きったかわをテーブルの上におき、おじいさんとおばあさんはねむりにつきました。つぎ日のあさ、二人がもどると、またしても、りっぱなくつが二そく、テーブルの上においてありました。おじいさんとおばあさんは、びっくりして、まわりをきょろきょろみわたします。「これはいったい、どういうことなのでしょう。」「かってにくつができあがるなんて。なにがおこっているんだ。」その日も、おみせをあけると、すぐにお客さんがやってきて、2そくとも、うれてしまいました。こうして、おきゃくさんがはらってくれたお金でつぎの日は4そくぶんそのつぎの日は8そくぶんのかわをかうことができました。くつやはおきゃくさんでいっぱいになり、おじいさんもおばあさんもおおよろこび。二人は、いぜんのようにまずしく、せいかつにこまることはなくなりました。しかし、はさみできっただけのかわが、よるのあいだにくつにかわるりゆうは、わからないままでした。「うーん。いったいだれが、こんなにりっぱなくつをつくってくれたんだろう。」「ぜひ、おれいがいいたいわ。」「そうだ、今日のよる、こっそりしごとばをのぞいて、たしかめてみよう。」そのよる、おじいさんとおばあさんは、おとをたてないよう、そーっとしごとばをのぞきました。すると、なんということでしょう。こびとたちが、テーブルの上で、くつをつくっているではありませんか。「よいしょ。よいしょ。さあ、すてきなくつをつくるぞ。」「おじいさんとおばあさん、よろこんでくれるといいなあ。」こびとたちは、そう言いながら、ちいさなからだをせっせとうごかします。おじいさんとおばあさんはびっくりして、かおをみあわせました。「おやおや。なんということだ。」あっというまにすてきなくつをかんせいさせると、どこかにきえてしまいました。こびとたちは、おじいさんとおばあさんが、ながいあいだ二人きりで、いっしょうけんめいにくつをつくるすがたを、かくれてのぞいていたのです。なにか、おじいさんとおばあさんのおてつだいがしたいとかんがえたこびとたちは、よるおそくにこっそりと、くつづくりのおてつだいにやってきていました。つぎの⽇、⼆⼈はきのう⾒たこびとたちについて、はなします。「なにかおれいがしたいなあ。」「そうですね。あのこたちがきていたようふくと、くつがずいぶんふるいようにみえました。わたしたちで、ようふくとくつをつくって、プレゼントするのはどうでしょう。」「それがいい!さっそくつくって、きょうのよるにテーブルの上においておこう。」それから、おばあさんはこびとにぴったりのちいさなようふくを、おじいさんは、ちいさなくつを、つくりました。さて、よるがやってきました。こびとたちがまた、しごとばにやってきます。「きょうも、たくさんくつをつくるぞ!」テーブルに上がると、そこには、ざいりょうのくつがありません。「あれれ、おかしいな。きょうはいつものかわがないみたいだ。」「でも、なにかがおいてあるぞ」いつもかわがあるばしょに、ちいさなようふくとくつがありました。「なんてかわいいようふくとくつなんだ。きてみようよ。」「そうだね。きっと、ぼくたちにぴったりだ。」こびとたちは、すぐにようふくにうでをとおし、くつをはいて、よろこびました。そのようすを、かげからみまもっていたおじいさんとおばあさんも、とてもうれしく、あたたかいきもちになりました。「こんなにもよろこんでくれるなんて。すこしは、あのこたちにおんがえしができたようですね。」「ああ。おれいができて、ほんとうによかったよ。」こびとたちは、たのしそうにうたいながら、しごとばをでると、それから、おじいさんとおばあさんのまえにあらわれることは、ありませんでした。それでも、おじいさんのつくるくつは、こびとたちがつくったくつとおなじくらい、きれいなものだったので、たくさんのおきゃくさんがくつをかいにきました。おじいさんとおばあさんは、くつやをつづけながら、ずっとしあわせにくらしたそうです。おしまい もっと見る

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