はじめに
はじめまして。この度は、数多くのプロジェクトがある中、TOP STYLIST(トップ スタイリスト)プロジェクトをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。
私は、北海道札幌市を拠点にデザインやイベントの会社を経営しております。このプロジェクトはある男性との出会いがきっかけで現在の美容業界に興味を持ち、美容業界へのしがらみのない私と仲間だからこそできることを考え、準備期間を経てこのプロジェクトを立ち上げました。
是非、最後までお読みいただきたく思います。
※画像は、サスーン・ロンドンの正式な許可を得て使用しています。
Source of photo: SASSOON SALON / SPRING SUMMER 2020 COLLECTION
https://www.sassoon.com/
TOP STYLIST とは
TOP STYLIST は、日本や世界で活躍する美容家の思考やノウハウ、カット技術やその修得方法、貴重な資料などを惜しみなく発信するオンラインコミュニティです。これからの時代のサロン経営および理・美容師としての活躍に必要なノウハウを提供し、世界から日本人美容師が存分に学べるようにする予定です。コミュニティの参加者どうしで交流し、コミュニティを育み、感化されながら切磋琢磨して成長されていくことを期待しています。
未来の美容業界をリードして世界で活躍する美容家が、当コミュニティからたくさん誕生していくことを心から楽しみにしています。
TOP STYLIST 発足の経緯
価格破壊・人材不足・美容師の価値低下... 日本の美容業界は今、岐路に立たされています。業界を発展させるべく奮闘するひとりの人物との出会いがきっかけとなり、私も業界の発展のために尽力したいと考える様になりました。
1970年代、ロンドンに渡ってヴィダル・サスーン氏と交渉し、日本人美容師をサスーン・アカデミーに入学させる仕掛け人であった大野 芳男氏です。大野氏も美容師ではありません、英国航空勤務時代にヴィダル・サスーン氏が初来日、そのアテンドを担当したことがきっかけでした。大野氏が40年以上に渡り運営を続けたサスーン・ツアーによって、多くの日本人がサスーンを学び、日本国内でサスーン流儀を伝達していったのです。大野氏は、ヴィダル・サスーン氏と日本の美容業界を繋ぐ活動の中で、当時の日本における美容業界の発展に大きく貢献されました。
現在、厳しい局面を迎えた日本の美容業界において、不足しているのは世界から学べる環境です。たくさんの理・美容師さんに参加いただけるコミュニティを、大野 芳男氏とともに構築して、業界の底上げを図りたいと考え、TOP STYLIST を発足させました。
TOP STYLIST の講師
私たちは、生きていく中で、様々な職業の方に出会います。中でも、ほぼすべての方がお世話になるのが理・美容師さんです。理・美容師さんは技術を習得し、毎日のサロンワークで時間がない中でも練習や美容商材の勉強を欠かすことができません。また、技術者でありながらコミュニケーション能力や営業力がなければ続けることができない職業です。
もちろん、どんな職業にも価値がありますが、中でもほとんどの方がお世話になる理・美容師さんの価値はいつの時代も高くあって欲しいと願っています。
日本において理・美容師さんの価値を向上させる。そのために、まず我々がやらなくてはならないことは、理・美容師さんにノウハウを提供してくださる講師を集めることでした。大野氏のお力を借りながら、ヴィダル・サスーンの元で活躍した世界の偉大な美容家を筆頭に、各国から10名の講師の約束をとりつけたところです。もちろん、開設後も講師を増やしていく予定で、現在掛け合っている方もいます。
(また、ヴィダル・サスーンの技術や哲学を継承することがひと目で伝わるために、サスーン・ロンドンの最新のコレクションからメインビジュアル、またその他の写真の使用許可を正式に得ました。)
認定講師(一例・年齢順)は以下の通りです。
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■ 大野 芳男 YOSHIO OHNO
ZERO PROJECT INTERNATIONAL
国籍:日本 / 在住:兵庫県 / 年齢:87
美容コンサルタント / サスーン・ツアー・コーディネーター
British Airways(英国航空)勤務時代の1970年秋、ヘアショーのため初来日を果たした世界的なヘアデザイナー ヴィダル・サスーン氏のアテンドを担当。1973年に British Airways を退職し、ヴィダル・サスーン氏と連携して日本初のサスーン・アカデミー技術研修ツアーを企画。サスーン流儀の習得を目指す日本人美容師をロンドン・ロサンゼルス・香港・上海に引率して自ら同時通訳者を兼務、以降40年以上サスーン・ツアーを運営。美容師向けの英会話教材「音から学ぶ美容師の英会話」著者。長年、世界の美容業界の動向を見ながら日本の美容業界発展に尽力する。
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■ ジョン・サンテリー JOHN SANTILLI
HAIR GARAGE
国籍:イギリス / 在住:ローマ / 年齢:72
美容師 / 美容講師
ロンドンに生まれ、16歳でヴィダル・サスーン社に入社。1966年、スローン・ストリートのサスーン・サロンにスタイリストして勤務。1968年に開講されたサスーン・スクールでシニア・ティーチャーを務め、1974年にヴィダル・サスーンがはじめて設立した、ロンドン・クイーン ストリートのサスーン・アカデミー初代校長となる。1978年にはトニー・リッツォ氏と共に SANRIZZ を立ち上げ、大阪では心斎橋に今井照久氏と共に LONDON CUTTING ACADEMY を開設。1984年イタリアにてアカデミー HAIR GARAGE を設立、ヨーロッパ各地で講演などを行う。
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■ 南田 稔 MINORU MINAMIDA
Salon VIJIN NewYork
国籍:日本 / 在住:兵庫県 / 年齢:67
美容師 / 美容室経営 / トータル•ビューティー・プロデューサー
1953年大阪生まれ。サロン店長経験後の1979年にNYへ渡米。ヴィダル・サスーン社の元インターナショナル・アーティスティック・ディレクター マーク・ピピーノ氏が経営する「Pipino & Buccheri」に入店。マークから直接サスーン・カット技術の指導を受ける。1983年には日本のストレートパーマを初めて全米に紹介し、VOGUE・ELLE・BAZAAR など一流誌に取り上げられ全米からお客様が来店。1986年にマンハッタンに「Salon VIJIN」を出店、NYで初めてヘアサロンを開店した日本人となる。その後アトランタ、上海に展開。2010年に夙川(兵庫県)に高級サロン「Salon VIJIN NewYork」を出店。現在はNYのサロンと日本のサロンを行き来する。エージェンシー専属モデルのトータル・ビューティー・プロデューサーとしても活躍。
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■ 山本 哲夫 TETSUO YAMAMOTO
Isis
国籍:日本 / 在住:京都府 / 年齢:67
美容師 / 美容室経営 / 京都美容組合理事
1953年、大阪市に生まれる。1975年に阪神整容専門学校美容課を卒業。1978年に渡米し、サンフランシスコのサスーン・アカデミーを卒業。1981年にパーマ屋さんの店「うふっ」を開業。2009年、株式会社 Isis 設立、京都市内にてサロン「アービング」を経営する。2011年、京都府美容業生活衛生同業組合の理事に就任。美容師の働く楽しさを説くスタッフ教育や時代に沿った集客論など、美容サロン経営者向けの講演活動を行う傍、薬液の研究を行い髪質とお客様のニーズにあった使用方法などを独自に開発し他サロンにノウハウを提供するなど、業界発展に尽力する。
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■ パスカラン・ジェネーロ PASCALAIN GIANELLO
Pascalain Gianello's PG™ Hair Care System
国籍:フランス / 在住:オーストリア / 年齢:63
美容師 / 美容講師 / Old School Sassoon主宰
13歳でフランスの美容室に入り修行を積む。1976年にヴィダル・サスーン社に入社してドイツに渡り、デュッセルドルフのサスーン・サロンに勤務、トップ・スタイリストとなる。1983年にドイツでパスカラン・クリエイション・インターナショナルを設立、美容商材 PGブランド を展開。アメリカ・フィラデルフィアで開催する ORO VISION ではヴィダル・サスーンと肩を並べてショーに出演、ロンドン・アルタナティヴ・ヘアーショーでは、初の外国人アーティストとして出演するなど活躍。Old School Sassoon を開設、世界のヴィダル・サスーンファンに情報発信を続ける。
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■ アントニー・ウィティカ ANTONY WHITAKER
Grow My Salon Business
国籍:イギリス / 在住:ロンドン / 年齢:62
美容師 / 美容講師 / 美容コンサルタント
某大学経営学部卒業後の1980年からヴィダル・サスーン社に約20年勤務。ロンドンのサスーン・サロンのクリエイティブ・ディレクターとして活躍する。後にビジネス・マネージャーとなりヴィダル・サスーン社の経営に携わる。2004年に独立し、美容コンサルティング業務を行う GROW MY SALON BUSINESS を立ち上げ、出版や美容室経営支援活動を行う。現在、WELLAや Schwarzkopf Professional の認定講師として技術指導や経営指導、またアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアの美容協会の依頼を受けてサロン経営に関する講演活動を行う。
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■ 井手口 庄吾 SHOGO IDEGUCHI
fabric
国籍:日本 / 在住:福岡県 / 年齢:52
美容師 / 美容室経営 / SANRIZZ LONDON グローバル•アンバサダー
1999年にロンドンに渡り サスーン・アカデミー卒業後、SANRIZZ ロンドン・スタイリスト試験を受験して歴代トップマークを獲得。代表トニー・リッツォ氏より技術を高く評価され入社、ロンドン、ケンブリッジでトップスタイリスト、カラーリストとして活躍。帰国後 fabric を設立。美容界最高峰である JHA 2017•2018•2020 で大賞部門ファイナリストに選出され、アイルランド International BEST OF THE BEST Award 2018•2019 で2年連続グランプリを受賞、北米最大級 ABS Global Image Awards 2020 で2位獲得、最新の British Hairdressing Awards 2020 ではファイナリストとして世界の7人に選出。NAHA 2020 では審査員を務め、世界最大手 ESTETICA 誌の表紙に5度選出されるなどクリエイティブ活動を積極的に行う。
その他の講師はこちらに掲載
※人物写真は、個々に使用許可を得た上で、提供された画像を使用しています。
クラウドファンディングで支援者を募る理由
理・美容師向けのオンラインサロンや技術講習はいくつかありますが、高額であるケースがほとんどです。その中でも、私たち「TOP STYLIST」は世界で活躍する複数の美容家を講師に迎え、その一流のノウハウを提供していきます。普通に考えると相当高額な参加費用でないと運営が困難になります。
ですが、私たちは開設から半年間は参加料を「無料」とすることを決めました。なぜなら、私たちは目先の利益を追求するのではなく、日本の美容業界を発展させることが目的です。そのためには数多くの理・美容師、美容に関わるお仕事をされている方に参加していただかなくてはならないからです。もちろん、たくさんの理・美容師さんのお話を伺い、各講師の理解も得た上で、その期間や価格を設定しています。
以上の理由からクラウドファンディングでたくさんの方に知っていただき、応援していただける方、一緒にコミュニティを盛り上げてくださる方を募ることになりました。
※コミュニティ開設の半年後、有料化される参加費用は 月額5,000円 に設定いたしました。2021年7月に改めて、コミュニティ内で有料コミュニティへの参加案内を行います。
クラウドファンディングで集まった資金の使い道
ご支援頂いた支援金は、オンラインコミュニティの制作、運営維持管理費用として大切に使用させていただきます。
費用内訳の詳細は以下の通りです。
(内訳)
コミュニティ作成・管理費用:162,600円
半年間のコミュニティ運営費:325,200円
半年間の原稿料・翻訳手数料:325,200円
CAMPFIRE手数料:187,000円(決済手数料・消費税含む)
リターンについて
支援金に対するリターンは以下の4とおりです。
①支援金 3,000円
[トップ スタイリスト・サポーター]
お礼のメッセージをお送りいたします。
日本の美容業界を応援してくださる方のご支援をお待ちしております。
②支援金 10,000円
[トップ スタイリスト・ブロンズメンバー]
開設より半年後、有料化されてから2年間、月会員費が「半額」となります。
一般:月額 5,000円/月 → 支援者②:月額 2500円/月(2年間)
③支援金 30,000円
[トップ スタイリスト・プラチナメンバー]
開設より半年後、有料化されてから2年間、月会員費が「無料」となります。
一般:月額 5,000円/月 → 支援者③:月額 0円/月(2年間)
④支援金 100,000円
[トップ スタイリスト・ダイヤモンドメンバー]
開設より半年後、有料化されてから2年間、月会員費が「無料」となります。
また、開設より2年間、当ウェブサイトに支援者(企業や店舗など)のロゴバナーを掲載いたします。リンク先のない個人の方はスポンサー欄にお名前を記載するなど、要相談とさせてください。
実施スケジュール
・2020年12月 クラウドファンディング開始
・2021年01月 クラウドファンディング終了
・2021年01月 コミュニティ無料期間開始
・2021年07月 コミュニティ無料期間終了・有料化
最後に
門外漢の私たちが理・美容業界を盛り上げたい、なんて変に思いますよね。自分たちも不思議でなりません。ただ、門外漢だからこそできることがあると考えています。大野 芳男氏が以前の日本の美容業界発展に大きく貢献した様に。ただただ純粋に、サスーンの意思を受け継ぐ美容師さんがたくさんいて業界が盛り上がり、毎月「憧れのヘアサロンに行くのが楽しみ」という日本を見てみたいのかもしれません。1960年代のロンドンが美容の中心であったように、2020年代の美容の中心が日本であれば... そうなって欲しいと思っているのかもしれません。
理・美容師さんはもちろん、美容に関わるお仕事をされている方も。クラウドファンディングを通じてメンバーになり、一緒に当コミュニティを盛り上げてください。コミュニティ開設後の様々な展開も企画しています。メンバーの中から、都度必要な人材を募集し、チームを構成していくつもりです。ともに、美容業界の発展に大きく関われることを願って。
どうぞよろしくお願いいたします。
※画像は、サスーン・ロンドンの正式な許可を得て使用しています。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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