こんにちは!株式会社totonoiの代表 小島慎太郎(おしましんたろう)と申します。
わたしたちは、「山と、くらそう。」をテーマに、日本の里山や森にある”持続可能な資源”にスポットをあて、事業の成長が森や里山の健全化につながっていく”YAMABITO”というブランドを立ち上げました。
わたし自身がハンターであり、鳥獣問題をきっかけにこの事業を立ち上げたことから、第一弾として福岡の野に生きる鹿の革製品を、原皮からデザインまで手がけ、販売しています。
昨年2月からスタートした事業ですが、新型コロナの影響で鹿皮の流通が減り、製品生産が遅れ、販売の機会が減少したために、クラウドファンディングを通じて皆様に知って頂こうとプロジェクトに挑戦しています!
・最初から革が固くなく、しっとりと手に馴染む革を使ってみたい
・”革のカシミヤ”と呼ばれる鹿革の手触りやエイジングを楽しんでみたい
・鳥獣問題への対策や、日本の森・里山につながる製品を応援したい
・シンプルで使いやすいデザインの財布やキーホルダー、サコッシュを探していた
あなたが上の条件に当てはまっていたり、わたしたちの想いに共感して頂けたら、ぜひご支援よろしくお願い致します!
(なお本プロジェクトは「All in方式」での募集のため支援額に関わらずプロジェクトは実行いたします。)
「鹿革って、どんな特徴があるの?」
という疑問や質問に答えていきます。
”革”のスタンダードといえば牛革ですが、古くは縄文時代から、鹿革は日本人の生活と歩みをともにしてきました。
鹿革は戦で使う道具から、生活用品まで幅広く使用され、現在では山梨県の名産品”印伝”の革素材として使用されています。
現在でもそのしなやかさや強靭さから、鹿革製品の需要はありますが、国内で出回っている約98%が海外製。
実はニュージーランドでも、以前は鹿が”害獣”として処分されていましたが、その価値を見出し、現在では持続可能な資源として肉や皮がマーケットに出回っています。
日本では牛肉を食べる文化が広がることで、牛革も比例して広まっていきましたが、自然からの贈り物である貴重な鹿の資源を無駄にせず、しっかりと循環させる取り組みにチャレンジしています。
”革のカシミヤ”とも呼ばれる鹿革のポテンシャルを、簡単に8つまとめました。
軽い
柔らかい
通気性に優れている
吸湿性に優れている
手触りがしっとり滑らか
型崩れしにくい
メンテナンスが楽
長期間保たれる柔軟性
これらの特徴を引き出しているのが、鹿がほかの動物に比べ、皮繊維が群を抜いてとても密に絡み合っているためです。
例えるなら、ふつうの皮が直毛や若干ちぢれ毛だとしたら、鹿革はアフロヘアーのような綿密な繊維を持っているとイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。
湿度が高く、じめっとした梅雨の時期には通気性が、乾燥気味な冬の季節には吸湿性が発揮され、まるで木材のような一面も持ち合わせている鹿革は、日本の風土にスッと馴染みます。
伝説のようなほんとの話ですが、東大寺の正倉院にある鹿革製品は、牛や馬の革製品が硬化しているのに反し、1200年の時を経てその柔軟性を保っていますよ。
YAMABITOの鹿革製品のこだわりを、4つにまとめています。
1. タンニンなめし × 素仕上げ
YAMABITOの鹿革は「タンニンなめし × 素仕上げ」という最小限のなめしと染色加工のみを行っており、3つの特徴があります。
使いこむほどに、しっとり滑らかな手触りが現れるエイジング
つや感が増していく
銀面の剥離(革の表面が剥がれること)が起こりにくい
鹿革のイメージについてヒアリングすると、
「革の表面が剥がれやすいって聞くからね、、」
と言われますが、YAMABITOの鹿皮は過度な加工をしていないため、銀面の剥離はほとんどなく、キレイにエイジングしてくれます。
※過度なダメージを与えた場合は、その他の革と同じように銀面は剥離します
2. シンプルさと使いやすさ
大学では建築を専攻していたこともあり、デザインをするのが好きで、鹿革の製品設計も自ら行っています。
鹿革は柔らかく、強靭で、しっかりと使い込んでいけば何年も使える製品になること、これまで出回っている鹿革のハンドメイドな感じはYAMABITOっぽくないな、ということをベースに、
使い勝手の悪い製品はいらない。
かっこ良くない見た目はもちろんナシで。
鹿革の魅力をダイレクトに伝えるデザインにしたい。
このような想いから、あーでもないこうでもないと悩み、考え、スターバックスにYAMABITOの製品があっても違和感のないシンプルさと、使い勝手の良さを目指しました。
プロダクトを手にした方の心の体温がフッと上がるような、そんな体験を、鹿革の素材とデザインで表現できるよう努めています。
3. 原皮から手がけることで、製品の原価を抑える
革製品の革を、原皮から手がけています。
協力していただいている食肉処理業者さんにもしっかりと皮が腐敗しないよう処理をしていただき、独自の流通ルートをつくり、製品の原価を抑えています。
原価をおさえることはひとつの目的ですが、一枚一枚、丁寧に脱水して塩を刷り込み、それが立派な革となり、製品となって手元に帰ってきた時は、
「いやー、ほんと立派になって。」
というひとり言をいいながら、どんな方の手に渡り、どんなストーリーをつむいでいくのかとワクワクしながら仕事をしています。
4. 100%オーガニックの素材
自然に生きていた鹿を、赤ちゃんが使っても問題ない認証を得ている、環境に優しいなめし方法で革にしています。
100%オーガニックレザー以外のなんでもありません。
野生ならではの傷や虫食いは見られますが、これらの名残を、”ナチュラルマーク”としてご愛用いただければ幸いです。
『自分、ハンターやってるんです!』といえば、「お、マタギやってるの!!」という言葉が返ってきます。
ですが、マタギとは、正確には甲信越地方よりも北方の日本で狩猟をおこなう方々のこと。
九州地方では別の呼び名があり、その一つに”山人(やまと)”という呼び方があります。(めちゃくちゃマイナーですが。。)
いまでは狩猟をおこなうことが、様々な農林被害を軽減することに直結していることと、昔からの呼び方(やまと)をかけ合わせ、”山の守人” = ”YAMABITO”というブランド名にしました。
YAMABITOの鹿革プロジェクトを通して目指したいのは、鹿を”害獣”と呼ばれる存在ではなく、お肉も、皮も、しっかりと使い切る、里山や森からの大切な贈り物として循環していく仕組みをつくっていくことです。
あなたは日本の里山や森に、どのようなイメージをお持ちですか?
のどかな棚田が広がる風景?最近はクマやイノシシ、シカ問題で大変そう?過疎化や空き家が問題になっている…?
わたしも狩猟を始め、山に通うまでは少なからずこのような知識とイメージを持っていました。
ですが狩猟をはじめ実際に山へ足を運ぶようになると、「鳥獣被害の深刻さや未活用・廃棄、竹林の乱立に歯止めが効かない状況、そして針葉樹の未活用・放置」などのリアルな問題を目の当たりにしました。
「自然のことなんだから、そのまま放置しておけばいいんじゃないの…?」
と思われるかもしれません。
ですが、プラスチック製品やガソリンなどが使われる前は、わたしたちは里山や森の資源を消費し利用することで、上手に自然とお付き合いをしていました。
今では、グローバル化に過疎化、海外の資源が安くて使い勝手がいい。。
このような理由で、かつては人の手が入ることで資源の循環があった里山や森の資源は溜まっていく一方。
表面上は豊かにみえても、針葉樹林が適切な手入れをされていない状態が続けば洪水や地滑りの原因となり、栄養の偏った水が川を流れ、海に辿り着き、竹林の乱立は生態系の劣化を加速させます。
人がつくり出した”豊かすぎる自然”が、問題を引き起こしている状況にあります。
そして、あなたももちろんご存知のように、南米のアマゾン、東南アジアのジャングルをはじめ、海外の自然負荷は相当のものになっています。
日本の里山や森にある資源の循環がとまり、グローバル化で海外の自然に大きなストレスをかけている。。
ということは、ふたたび日本の里山や森にある資源を循環させていけば、同時に海外への自然負荷を下げることにもなるのでは…?
このようなコンセプトをもとに、YAMABITOは「山と、くらそう。」をテーマとして日本の山や森の健全化を目指しています。
かなり大きなことをビジョンとして掲げていますが、もちろん簡単に解決できる問題ではないです。
大きな目標を目指し、一歩一歩、できることからはじめています。
これまでのYAMABITOが歩んできたストーリー、そしてなぜ鹿革なのか?を、なるべく簡潔にまとめました!
問題解決のために、ボーダレスジャパンのアカデミーを受講
わたしが、ハンターの減少・高齢化と鳥獣問題をどうにかしたいと考えていた頃の話です。
「このまま鳥獣問題やハンター減少を放置しても何もよくならない。なにかしなくては…」という想いから、
社会問題をビジネスで解決する企業「ボーダレスジャパン」のアカデミー生として半年間、多くの仲間とともにソーシャルビジネスを学び、”FUKUOKAわなシェア”という狩猟体験サービスをつくりました。
意外に思われるかもしれませんが、ジビエブームや狩猟漫画、テレビ等の影響で狩猟免許を取得する若年層は増えています。
しかし実際に狩猟をする機会がなく、ペーパードライバーならぬペーパーハンターで止まっている方や、興味があるけど敷居の高そうな狩猟というジャンルに足を踏み出しきれない…という方も多くいます。
そんな方々とともに、狩猟の負担をグループ化してシェアしていこう!
というコンセプトの事業を始め、狩猟文化の継承や地域の鳥獣被害対策に貢献する活動をしています。
ですが、山や森の問題を知るごとに、
『鳥獣対策や狩猟文化の継承だけではあまい、、山そのものを変えていく仕組みが必要なのでは…』
と考えるように。
わなシェアはとても楽しく取り組んでいますが、人数が限られること。さらにジビエとなると好き嫌いがどうしてもあることから、広い層を取り込めるインパクトのある事業ではありません。
鳥獣問題 × 広い層へリーチできるプロダクト = 鹿革製品…??
上記の方程式が、このとき出来上がりました。
ジビエの利活用は国が主体となって行われており、食肉加工施設は少しずつ増えています。
ですが、皮はそれでも活用されずに廃棄されている。
シカやイノシシがまとめて”害獣”と呼ばれていますが、山や森にとって深刻なのはシカの増加。
増えすぎたシカは個体数調整をしないと植林した苗木を食べてしまったり、森林の低層木へ影響を及ぼします。
このような理由をもとに、森づくりのきっかけとして鹿革を循環させるプロジェクトに着手しました。
他にも、イノシシや鹿の毛歯ブラシ、ジビエの脂を使った化粧品など、いろいろ考えてはいたのですが、ある鹿革との出会いから話はさらに進んでいきます。
鹿革の製品化をする。
そのためには、”皮”を”革”にするパートナーを探す必要がありました。
まずは、鹿皮を持ち込みでなめすことが可能なタンナーを探しに。
日本には兵庫、和歌山、東京に皮なめしをするタンナーが集中していますが、鹿の皮を輸送するコストを考え、福岡から一番近い兵庫県に的を絞り、多くのタンナーを訪ね歩きました。
ですが、皮なめしは職人の世界。
革の知識がほとんどない、ど素人であるわたしの訪問に門前払いのような対応をされたり、自然の生き物(ダメージや虫食いがある)かつ、牛よりもかなり小さい面積の鹿革に前向きなタンナーは多くなく、
「鹿革、、だめかなぁ。。」
と心が折れそうに。
そんな疲労困憊のなか、タツノラボというジビエの皮を専門になめしをしているタンナーさんを訪問しました。
丁寧になめされた革はとても美しく、技術の高さはもちろんのこと、鳥獣問題に革なめしから向き合っているまっすぐな姿勢に心を動かされ、
「ここの技術でなめされた鹿革で、しっかりと製品化すれば化けるのでないか…!!」
と一筋の光を見出し、帰路の新幹線に乗った記憶をいまだに覚えています。
革をなめすパートナーは見つけましたが、次に大きな課題が。
皮を革にするためには、一定の量・枚数が必要だということです。
自分で捕獲する鹿だけでは製品化するまでの枚数を確保することが難しく、以前から知り合いであった「しかや」さんにお声がけしました。
もともとハイブランドに勤めていた方もおり、このプロジェクトが実現可能かどうかを何回も話し合い、ついに鹿の皮を保存するための小屋づくりを開始。
3人で腰を痛めつつ、夜まで続く作業をしたのはいい思い出です。。
また製品化においては、デザインはわたし自身で行い、縫製はプロにおまかせすることに。
製品化をお願いする職人探しも、かなり苦労しましたが、ここだ!という熟練の職人がいらっしゃる企業様に、製品化をお願いするに至りました。
今回は「サコッシュ」「L字ロングウォレット」「L字ミニウォレット」「カードケース」「グリップキーケース」「二つ折り財布 小銭入れなし」「スマートコインウォレット」「キーホルダー」の8つの製品をご用意しました。
製品のほかに、以下3つのリターンを用意しております。
・「YAMABITOの鹿革を試してみたい…」
という方のために、鹿革の端切れリターンをご用意しました。
・実際にわたしと山に入り、狩猟体験してみたい!
1日狩猟体験ライセンスのチケットをご用意しました。(※実際に福岡県新宮町へお越しになれる方限定です。)
・公演や対談をしてみたい!
実際に現地へお伺いするチケットと、zoom等の遠隔地から対談する2つのチケットをご用意しました。
サコッシュ
鹿革の銀面(皮の表面)を薄くやすりがけし、ふわっとした気持ちのいい手触りの革をサコッシュにしました。
いわゆる”ディアスキンヌバック”の革を使っています。
ひもを外すと、クラッチバックにも。
内装には間伐材の布を、贅沢に使用。
まさに、森からの贈り物を生み出しました。
※間伐材とは、針葉樹の間引きで切った木材のこと。木材からできた布を使用しています。普通の綿よりも抗菌性が高く、手触りは柔らかいです。
ファスナー部分(YKK製)は、あえて1cmほど深みをもたせ、よりシンプルな使い方ができるように設計。
カジュアル〜キレイめな格好に、幅広く合うサコッシュです。
鹿革の軽さと、もっちりとした手触りをお楽しみください。
L字ロングウォレット
従来のロングウォレットよりも、手に馴染みやすいよう高さ(8.5cm)をスリムなサイズに調整。開閉が安易なL字型のファスナーを施しました。
小銭や紙幣、カードの出し入れがしやすいように、マチを3段に分けて余裕のある幅で設計してます。
L字ミニウォレット
”適度なコンパクトさ”を一つのお財布に。小銭、お札、カードなどを小さすぎず、大きすぎることのないL字ファスナーウォレットにまとめることができます。
カードケース・名刺入れ
ふんわりとした鹿革で、あなたの名刺やカードケースの収納にお使いください。
メインポケットには、約30枚の名刺が収納できます。
二つ折り財布 小銭入れなし
キャッシュレス時代の、シンプルなマネークリップを鹿革仕立てでつくりました。
シンプルながら、お札を分けるポケットがついています。
グリップキーケース
車のスマートキー(縦6cm、横4cm、厚み1cm程度)が入り、よく使用する鍵は外に出して使えます。
スマートコインウォレット
セカンドウォレットや、ちょっとそこまで…のお財布にいかがですか?
大きな小銭入れのポケットに、最低限のカードやお札が入るポケットもついています。
キーホルダー
ホックが開閉可能なキーケースです。シンプルな鹿革のプロダクトを、お楽しみください。
地元のテレビや、新聞にも取材いただいております。
よくあるご質問について、お答えします。
Q. 鹿革って、臭くないの?
A.
プロのタンナーが、牛革のなめしと同じクオリティで丁寧に鹿革をなめしています。臭いというよりは、タンニンなめしの”いい革のにおい”がします。このようなギャップも、お楽しみいただけたらと思います。
Q. 鹿革製品をつくるために、鹿を捕獲してるの?
A.
YAMABITOの鹿原皮は、すべて食肉やペットフードに加工された個体の皮を使用しています。革製品のためだけに捕獲することはありません。
流通量は限られているため、少しずつ原皮の提供にご協力いただけるパートナー様を増やしています。
Q. 製品の保証はあるの?
A.
YAMABITOの製品を末長くご使用いただくために、縫製・修理専門メーカーの協力のもと、ケア・修理サービスを提供させて頂きます。
商品の状態により、修理内容や費用が異なります。
御用の際は、お手数ですがお問い合わせくださいませ。
Q. お手入れは必要?
A.
基本的には必要ありませんが、鹿革がカサつくような乾燥の場合には市販されているデリケートレザークリームを、艶出しをされたい方はミンクオイルなどで油分を足してあげてください。
Q. 鹿革の質感を確かめてみたい。
A.
今回特別に、リターンとして鹿革の端切れをご用意しています。ご不安な方は、まずは小さな鹿革の端切れからお楽しみください。
<注意点>
・自然の中で生きていたシカ革を使用しているため、同じ商品でも多少の個体差(色ムラ・虫喰い・小キズ・シワ・シボ・血筋)が、特有の現象として現れます。
こうした特色を、自然素材である革の味わいとしてご愛用いただければ幸いです。
・皮革製品の性質上、使用するうちに色落ちや色むらが生じる場合があります。また、摩擦や汗・雨などによる水濡れにより、衣類や他の素材へ色移りする恐れがあります。
<リスク&チャレンジ>
私たちは鹿革ブランド「YAMABITO」のプロジェクトを全力で進めております。
生産スケジュールについては、現在プロジェクト成功を想定した数量で調整しておりますが、ご支援の状況やサプライチェーン上のトラブルにより、お届けが遅れる場合がございます。
上記のように、万一プロジェクトページに記載している内容に変更がある場合は、できるだけ早く活動レポートにて情報を共有させていただきます。
「YAMABITO」の製品を手に取っていただくすべての皆様に喜んでもらえますよう、心を込めてプロジェクトを進めていきますので、応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
今回クラウドファンディングで調達した資金は、リターンの生産費用の他、ブランド継続の資金として活用させていただきます。
今回はAll-In 方式なので、目標金額を達成しなかった場合にもご注文いただいた皆様にはリターン(製品)をお渡しいたします。
<実施スケジュール>
・2月7日 プロジェクト募集期間終了
・2月~4月 リターン製造・送付
・3月中頃 福岡六本松 蔦屋書店 ポップアップ出展予定
みずから狩猟者として現場にでているため、”殺生のない世界を目指す”などという綺麗事は言いません。
生態系の頂点である狼がいなくなり、気候変動や放置された里山や森の影響から、人の手によってある程度シカやイノシシの数を調整しなければならないのが現状です。
私が鹿革のプロジェクトを通して目指したいのは、害獣と呼ばれる存在ではなく、森からの貴重な贈り物として、ジビエのお肉も、皮も、しっかりと使い切る仕組みをつくっていくことです。
日本の森には、鳥獣問題をはじめ、竹林の乱立や植林された針葉樹の放置、耕作放棄地など多くの”使われていない資源”が眠っています。
次の構想としては、手入れが必要な山や森に、健全化の手助けとなるどんどり等の木を植林する、「みんなで、森を育てる」プロジェクトを考えています。
鹿革製品の売上利益の一部も、このプロジェクトに還元していく予定です。
今回のクラウドファンディングでのプロジェクトはYAMABITOの大きな1歩となり、日本の山や森を変える最初のきっかけになります。ぜひ応援よろしくお願いします!
YAMABITO 代表
小島 慎太郎(おしま しんたろう)
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