先日の市民演劇の稽古の話。
その日はほぼフルメンバーでの稽古でした。
下は高校生から最高齢84歳まで、幅広いキャストチーム。
数週間前の大雪のため稽古がかなり滞ってしまっていたので、1日がかりの稽古になりました。
とある女子高校生はコマ回しの役ということで、実際に本番で回すわけではないのですが、リアルを体感しようということでご指導たまわっておりました。
するとその様子を見ていた別の方が手のひらにコマをのせる大技を披露。
最高齢のおじいちゃんと女子高校生や、我ら演劇関係者と女子高校生との見せ場のシーンの稽古などなど、和気あいあいとした雰囲気でやっており、これが市民演劇の醍醐味…という感じですね☆
個人的に、演劇での技術面は二の次だと考えてます。
演じたいって気持ちがあれば、初心者だろうが小学生だろうがおじいちゃんだろうが、お芝居は簡単に作れると信じているのです。
粗削りだとしても、ピカピカに精巧に作ることが演劇のすべてではないと。
もちろん、何かを伝えたい場合にはいろんなことをじっくり考えたり作っていったりしなければならないと思います。
けれど、この市民演劇は、伝えるということに重きを置いているというより、地域にゆかりのある題材で市民との交流や発見、学びなど、まちづくりの一環として担っているのだと感じました。
これもまた演劇!
色んな形がゆるされる、そんなものでありたいと願います。
本番まで二週間。とにかく楽しみたいです♪