2021/01/06 12:00

ミュージカル『なんのこれしき2020』は、昨年12月から稽古を開始いたしました。ミュージカル制作は、芝居に歌に踊りに、稽古必須項目が盛りだくさん。一つずつ丁寧に爆速で仕上げていきます。

試行錯誤の激アツ稽古場を、ちょっとのぞいてみましょう!


稽古DAY1 シアターゲームでアイスブレイクだ!の巻

稽古場が開くと、まずは30分間除菌タイム。手を消毒してから体温を測り、窓を開けて床中にモップをかけます。稽古がない日も、各自毎日の検温を徹底しています。

半年以上前のオーディション以来はじめて顔を合わせたキャストとスタッフ達。まずはシアターゲームで体を動かしながら、お互いを知り合っていきます。

感染症対策のため、キャストは常にマスクとフェイスシールドを着用しています。

窓全開で換気をしているので稽古場内はかなり寒いですが、体を動かしていくうちに空気と体があたたまり、コミュニケーションが柔軟になってきました。

シアターゲームとは、「伝言ゲーム」や「フルーツバスケット」に似た色々なゲームをすることで、役者の力やセンスを引き出すワークです。コミュニケーションや、身体能力、共感性、反射神経など様々な力を向上させます。


シアターゲームを通して、演出家が役者それぞれの個性を見極め、最適な配役・演出を考えていきます。

だんだん全員の感覚が研ぎ澄まされ、緊張感がありながらも笑い声溢れる、快活な稽古場になり始めました。ここから、三ヶ月後の本番に向けて、タフでのびのびとしたカンパニーを目指して頑張っていきます。




稽古DAY3 嘘のない芝居ってどういうこと?の巻

本読みが始まりました。『なんのこれしき2020』の脚本は、濃すぎる登場人物と読めない展開で大クセの脚本ですが、演じる役者によって全く違う色が出ます。

今回はプリンシパルダブルキャスト公演。お客様に、異なる2種類の『なんのこれしき2020』どちらもお楽しみいただけるよう、全員の独創性MAXで挑みます。


まずは役者それぞれが、自分なりの解釈で役を演じてみます。

キャストが能動的にアイデアをぶつけ合う、稽古場はもはや闘技場。お互いの芝居に、笑ったり驚いたり。

とにかく新しい表現、斬新なユーモアを要求される稽古場です。どんどんエンジンをかけていく役者陣。しかし、演出の大舘実佐子は「嘘のない芝居を。」ということを強調していました。

・・・え?結局派手にすればいいの?ナチュラルにするべきなの?

セクシーなの?キュートなの?どっちが好きなの?迷うわぁ〜といった次第ですが、

『なんのこれしき2020』は、歌って踊って華やかなミュージカルです。でも根底には、若者達の苦悩と成長が描かれているヒューマンドラマ。華やかな表現の芯の部分に、本当の心の動き、本当の叫びを、しっかり存在させてこそ意味のある作品なのですね。


嘘のない芝居ポリス、大舘実佐子巡査、鎮座。

10代から30代のキャストたち、一回の稽古の中で二段も三段も成長していきます。稽古を通じて、これからたくさん迷って挑んで、きっと掴むであろう嘘のない芝居を、ぜひお楽しみに。


第一回稽古場リポートは以上です!

少しでも稽古場の雰囲気を感じていただけたでしょうか。感染症対策を尽くしながら、今後も邁進してまいります。応援よろしくお願いいたします!


【コロナ禍でも、高いクオリティの作品を安全に多くの皆様にお届けしたいです。皆様からのご支援をお待ちしております。また、すでにご支援いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。『なんのこれしき2020』スタッフ・キャスト一同】

ミュージカル『なんのこれしき2020』 2021年3月11日-15日 BOX in BOX THEATER

企画製作:東のボルゾイ


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