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Covid-19で収入源を失ったパナマの先住民クナ族を応援したい!

新型コロナウィルスは、ジャングルや島々に住む先住民へも影響を与えています。特に観光業が主要な収入源であった民族は、外部から入ってきたウィルスの感染度が高く、ロックダウンにより収入源も失い厳しい生活を強いられています。独自の文化や伝統を守りながら、強く生き抜く彼らへの支援、ご協力をお願いします。

現在の支援総額

560,000

56%

目標金額は1,000,000円

支援者数

41

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/02/26に募集を開始し、 41人の支援により 560,000円の資金を集め、 2021/04/26に募集を終了しました

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Covid-19で収入源を失ったパナマの先住民クナ族を応援したい!

現在の支援総額

560,000

56%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数41

このプロジェクトは、2021/02/26に募集を開始し、 41人の支援により 560,000円の資金を集め、 2021/04/26に募集を終了しました

新型コロナウィルスは、ジャングルや島々に住む先住民へも影響を与えています。特に観光業が主要な収入源であった民族は、外部から入ってきたウィルスの感染度が高く、ロックダウンにより収入源も失い厳しい生活を強いられています。独自の文化や伝統を守りながら、強く生き抜く彼らへの支援、ご協力をお願いします。

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はじめに

初めまして、こんにちは!パナマ共和国在住の田中小百合と申します。

ボリビア、ウユニ塩湖にて

日本は大阪出身、気が強くて負けず嫌いな蠍座の女です。
性格は、基本的には楽観的で好奇心旺盛。
食べたことの無い物を食べたり、行ったことのない場所に行ったり、新しいことに挑戦したりするのが好きです。

小さい頃から英語を習っていたことをきっかけに、外国語や異文化体験が好きで、高校時代そして大学時代にアメリカへと留学しました。日本で大学を卒業してから、1年間アメリカで働くチャンスを手に入れ、ラテン人の多い米国フロリダ州で働いていたことをきっかけに、明るくてとてもポジティブなラテン人や音楽やダンスなどのラテン文化の虜になりました。

日本に帰国後も、実際にラテンに浸って生活してみたい!と思いが膨れ上がり、スペイン語もろくに話せなかった私ですが現地の旅行会社に拾ってもらい、現地添乗員としてボリビアやペルー、ベネズエラやキューバなどを転々としてきました。日本人と中南米の人々とは本当に真逆の性格や考え方を持っていたりするので間に立つことの難しさを感じたり、日本のような快適さや便利さがなくて生活する上でストレスを感じたり、親がいない元で妊娠、出産、産後の生活を送ったり、日本にいては経験できなかったであろうたくさんのことを経験し感じながらあっと言う間に6年が経過しました。

キューバ、真冬のバラデロビーチにて

2020年前半はコロナの様子を見ながらキューバにておとなしく毎日を過ごしていましたが、その期間が長引くにつれ、与えられた生活をぐーたら過ごすだけでは駄目だと思い、新しいことにチャレンジすべく、パナマに戻ってきました。2021年、中南米生活7年目、現在パナマで産まれた2歳の子供と一緒に毎日新たな挑戦に向け、試行錯誤しながら暮らしています。


解決したい社会課題

中南米には、日本と同じ様に伝統や文化を大切にしている先住民たちがたくさんいます。今回はパナマの先住民であるクナ族の友人から相談があったことをきっかけに、新型コロナウィルスで影響を受けている彼らを少しでも援助したく、このプロジェクトを立ち上げました。


現状

パナマには7種族の先住民が存在します。民族のほとんどの人々が、自治区となっているジャングルやカリブ海に浮く島々で伝統文化や血統を守りながら生活しています。

パナマの全体の人口は日本の約30分の1。土地の面積は北海道より少し小さい程。面積も小さければ人口も少ない国ですが、コロナウィルスの感染者数、死亡者数共、日本とほとんど変わりません。

2020年3月に初めて国境を封鎖して以降、男女別、身分証明書番号に従った外出制限が10月12日まで続きました。それ以降、国境封鎖は解除され、外出制度の規制も緩まったものの、12月には第二波到来で改めて厳しい外出制限措置が定められました。

シティ内ではこういった状況が続いている中、今迄観光業を主要な産業としていた多くの先住民族コミュニティも大打撃を受け、収入源を失っています。また、ウィルスに感染した親が亡くなり、行き先を失った子供や、片親で収入源を見つけるのが難しい家族も多くいます。

今回相談のあったクナ族の友人が住むサンブラス諸島は、観光業が主要産業の一つ。島は3月にロックダウンされて以降、一度も解除されておらず、パナマ人であっても民族でない限り、島に出入りすることが許されていません。つまり、一切の観光業を行うことができず、また、観光客向けに販売していた民芸品の販売先もなくなってしまいました。


このプロジェクトで実現したいこと

今回のプロジェクトでは、クナ族が暮らす島の一つ、コルビスキー島に住む人々を少しでも支援する為に、企画しました。

具体的には、コロナで収入を失った人々の経済的支援です。

ランチを楽しむクナ族の小学生たち

民族の伝統芸として、「モラ」と呼ばれる手芸があります。現代のクナ族の女性は、腰回りにモラが刺繍されたブラウスを身にまとっています。もちろん、一つ一つ女性たちの手作りで、服を着用していなかった頃に身体にペイントをしていたデザインを刺繍のモチーフにしています。昔はその腰回りの刺繍のことをモラと呼んでいましたが、現在はその刺繍を取り入れた様々な作品が存在します。

モラの作品を販売するクナ族の女性

今回のプロジェクトでは、彼女たちの作品をフェアな料金で買取り、皆様へお届けします。

また、プロダクトはただ単に伝統的な模様や今まで観光客向けに販売されている商品ではなく、それらを残しつつも現代の流行りや普段でも利用しやすいように少しアレンジした、オリジナルデザイン及びグッズをクナ族と一緒に開発します。

せっかく作った美しい民芸品も、使ってもらえる人がいなければ、色あせてしまうだけです。日本の皆様には、文化紹介も兼ねて、愛情のこもった手作りの民芸品をお送りいたします。

パナマとサンブラス諸島について

パナマは中米、コロンビアとコスタリカの間に位置する細長い国です。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、パナマ運河やタックスヘブンで有名で、「パナマ文書」といえば「あ〜」、と思う方もいるかもしれません。南は太平洋、北は大西洋と、海に挟まれた国です。


パナマ市内は、高層ビルが建ち並びとても発達しているように見えますが、車で少し走ると中には貧富の差が目立つ場所がちらほら。貧富の差がどんどんと開いてきている国の一つです。

パナマシティ

サンブラス諸島は、パナマの北側、カリブ海に浮かぶ365の諸島です。49のコミュニティが存在し、合計4万人程のクナ族と呼ばれる先住民が暮らしています。


主要産業は観光業、民芸品販売、そして漁業など。数々の有名なリゾートに匹敵する美しいカリブのビーチを持ちながら、リゾートとはかけ離れ、皆、素朴な毎日を送っています。

クナ族が暮らす家

非常に伝統を重んじる民族で、女性は伝統衣装を身にまとって生活しています。

頭から足先までおしゃれなクナ族

のんびりした幸せな毎日を送っているように見えて、先住民、そして島暮らしならではの問題を抱えています。

協力者紹介

サンブラス諸島のコルビスキー島に住むクナ族の学校の校長先生及びそのご家族に率先して協力頂きます。


サンブラス諸島のあるクナ族のある小学校の校長先生兼サンブラス諸島のツアーオペレータです。

自身の家族や親戚をCovid-19で失い、それでもたくましく立ち上がり、親を亡くした生徒や子供たちをお世話しています。今回は彼を始め、彼のご家族に協力頂きます。

校長先生の奥様と娘さん。彼女たちに率先してもらい、コミュニティ内で民芸品を作成して頂きます。


応援団長として、私の息子にも協力頂きます。
私が諦めずに粘り続けることができるのは、彼のおかげ。
プロジェクト実施中にも彼にたくさん癒やされて頑張りたいと思います。


資金の使い道

・リターン民芸品の制作にかかる資材費用(パナマシティ内で調達)
・リターンの民芸品作成費用
・リターンのツアー催行費用
・サンブラス諸島/パナマシティの移動交通費(車両及びボート)
・配送料(パナマから日本へ、そして日本国内の送料)
・GoodMorning(CAMPFIREの「ソーシャルグッド」カテゴリ)の手数料

実施スケジュール

●4月下旬 資金調達完了 
●5月上旬 作品デザイン企画及び制作素材調達
●5月中旬 作品制作開始
●7月以降 リターン発送
●ツアーの場合は11月より催行(但し、ロックダウンが解除されない場合は延期)

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

リターン

クナ族の女性が手作りする民芸品をお送り致します。
また、回復した現地を見て頂けるよう、ツアーのご案内のオプションもご用意致しました。


●クナ族の伝統文化であるモラを利用した手作り民芸品

伝統を重んじながら、皆様に気に入って頂けるようなモダンなデザインを開発致します。

①モラの刺繍入りTシャツ(子ども用)
②モラの刺繍入りTシャツ(大人用)
③モラの刺繍入り生地(中)
④モラの刺繍入りクッションカバー
⑤モラの刺繍入りTシャツ(子ども用2枚セット)
⑥モラの刺繍入り生地(大)
⑦モラの刺繍入りTシャツ(子ども用1枚と大人用1枚のセット)
⑧モラの刺繍入りTシャツ(大人用2枚セット)


●パナマシティ発着サンブラス諸島への終日混載ツアー 日本語ガイド同行

実際にクナ族が暮らすサンブラス諸島で自然溢れる島々の生活を見たり、美しいカリブ海のビーチでリラックスしながらお楽しみください。昼食には、現地で取れるフレッシュな魚介料理をお召し上がりください!

①1名様ご参加
②2名様ご参加


最後に

サンブラス諸島はとっても美しく、パナマの観光地で最も人気のあるスポットの一つでもあります。現在そのサンブラスに立ち入りできず、落ち込んでいるのはとても悲しい事です。

今は新型コロナウィルスで辛く、しんどい思いをしている人々が世界中に溢れかえっています。観光業で生活を立てていた私も厳しい状況が続いていますが、様々な方から様々な形でサポート頂き、希望を失うことなく、これからも頑張ろうという思いで毎日頑張っています。
創り上げてきたものが無駄になってしまった人、頑張ろうとしているのに資金力がなく一歩踏み出すことができない人。状況は様々ですが、同じような境遇の人と支え合ったり、誰かが見守ってくれている、きっと努力は報われると、前向きにこれからも努力を続けていけるような支えができたら辛い時期でも乗り越えられると信じています。今回のプロジェクトは物資的支援のみならず、そういった精神的にも支えとなるはずです。

こちらのプロジェクを見て頂いた皆様に少しでも共感頂き、協力しようと思ってくださる方がいれば救いです。

また、遠くからの応援だけでなく、世の中が回復した際には、是非サンブラス諸島にお越しください!素晴らしい場所ですので!

皆様の温かいご支援とご協力に感謝致します。

最新の活動報告

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  • ご支援者の皆様、こんにちわ!活動報告がなかなか更新できず、大変申し訳ございました。今回の報告では3点、ご連絡致します。1.皆様へのリターン発送が完了しました。今週無事ご支援頂いた皆様へのリターン発送が完了しました。皆様の温かいお気持ちとご支援にとても感謝致しております。ありがとうございました。リターンは今週中には各ご家庭へ到着予定ですが、今週中に届いていない方がいらっしゃれば、お手数ではございますがご連絡頂ますようお願いいたします。尚、お手紙でご連絡した通り、クラウドファンディング協力者エリアス家の個人的な事情でリターン制作に時間を要し、発送が遅れてしまいました。大変恐縮ではございますがご理解いただけますと幸いです。2.ご協力頂いた資金について今回のクラウドファンディングではサンブラス諸島に住むクナ族の経済的支援を目的としていました。残念ながらリターン製作中はまだ民族以外の入島には規制があったため、直接支援金・支援物資を各家庭へ届けたり民族の方々と話すことというのは出来ませんでしたが、エリアスに届けて頂きました。集まった資金は主に食料を購入したり、子供たちの学習用具の購入に充てているとのことです。今回皆様にご協力頂いた資金は私の方ではどういった内容に充てるということは指定しませんでした。というのも家庭によってそれぞれ必要としているものが異なり、民族でもなく、島暮らしをしていない私では必要なものというのは判断すべきでないと思ったからです。サンブラス諸島コルビスキー島に住む皆それぞれの家庭に配給した保存食など金額的には以下の通りです。■支援額 560,000円■Campfire手数料 55,440円■配送代金合計(パナマ国内及び国際便(日本/パナマ*EMS利用不可の為DHL利用)、日本国内便) 132,693円 ■Tシャツ制作費用 40,000円■サンブラス諸島ツアー代金(1名様)ペンディング 80,000円===========================モラ買取、制作、及び寄付金 合計 251,867円(人件費含む)コロナ渦でのパナマの学校事情はというと、小学校から大学にかけてはオンラインで行うのが一般的です。しかしながら、電気があまり通っておらず、インターネットも不安定なサンブラス諸島では通学が必要。安全に学校へ送り出すことができるように清掃用具や消毒剤、学習に遊びに利用できる文房具、そして机や椅子などの追加購入を行っています。また、民族の伝統を学ぶ文化学習のアクティビティ費用にも利用しているとのことでした。配給された塗り絵を楽しむ小学生3.サンブラス諸島の現状についてここ最近、やっとサンブラス諸島への観光が再開されました。当初は島訪問は1島限りの縛りがあったのですが、それも徐々に緩和され、現在では今まで通りいくつかの島へアイランドホッピングもできるようになりました。まだまだパナマの国全体を見ても観光が100%戻っているわけではないので、観光客の数も多くはないようですが、それでも少しずつ国内に住む人々が島を訪問し、収入源が戻りつつある家庭も増えてきています。また、島々でのワクチン接種も開始されました。島に到着したワクチン及びドクターワクチン接種に積極的な島の住民完全に今までの経済状況に戻るには他国同様まだまだ難しいですが、パナマの主要産業であるサンブラス諸島の観光業が再開しただけでも間違いなく進歩です。以上、ご報告とさせていただきます。 もっと見る

  • 皆様こんにちわ!皆様へのリターン制作を始めてから随分日時が経ってしまいました。間もなく7月のリターン発送期限となりますね。現地からはモラは着々と完成していると連絡が入っています!カラフルなもの、より伝統的なもの、写真が送られてくるたびに嬉しくなります♪ただ、順調ではいるものの少し予定より送れている為、もしかするとリターンの内容によっては、発送が8月になってしまう方もいるかもしれません。楽しみにしていて頂いているのに大変残念なニュースで申し訳ないのですが、こればかりは一つ一つ手作業の為、多めに見ていただけると幸いです。日本に到着後はスムーズに発送できるよう、こちらでも準備を進めています☆発送前にはまた、こちらの報告にて投稿させていただきますね!それでは、お楽しみに! もっと見る

  • 御礼

    2021/04/30 10:29

    Hola! こんにちわ、プロジェクトオーナーのSayuriです。先日、4月26日締めでプロジェクトが無事に終了したことをご報告致します。支援額は目標値に対して56%の56万円!100%を達することができませんでしたが、41名の支援者様と、その他口コミやSNS共有など、多くの方々にご協力頂いたこと、本当にありがたく感謝してもしきれません。皆様、ありがとうございました。Nuedi!!!(クナ族の言葉で“ありがとう”)この二ヶ月間、FacebookやTwitter、インスタグラムなど、様々な方法でクラウドファンディングについて投稿してきた中で、様々な方から応援の言葉を頂きました。中には「すごいね!」とか、「尊敬する!」といった嬉しいお言葉も頂きましたが、本当にすごいのは全く知らない人々の為に、今後会えるかどうかもわからない地球の裏側にいる人々の為にこうやって協力してくださった皆様。支援者が増える度に感動する日々でした。クラウドファンディングに挑戦しようかどうしようか数ヶ月迷ったあげく、プロジェクトを立ち上げ、多くの方について来て頂き、大好きな中米と日本、そして人と人を少しでも繋ぐことができ、一歩、前に踏み出してよかったと心から思います。これからリターンの制作を開始します。クナ族について、それから彼らの伝統やモラについて知って頂き、好きになってもらえるよう、素敵なリターンを制作したいと思います。まだサンブラス諸島はロックダウンが続いているので、製作中にクナ族の方々と直接会うことができるかどうかはわかりませんが、入島が可能になれば、モラの刺繍を制作してくれるクナ族の女性アーティスト達にも直接皆様からのご支援についてお話できたら良いなと思います。取り急ぎ、ご報告まで。 もっと見る

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