2021/02/02 11:08

みなさん、こんにちは。茨城県潮来市にあるお寺、潮音寺の住職・村上定運です。

2カ月間のクラウドファンディングも折り返し地点を迎え、すでに120人以上の方からご支援いただいています。まずは、この場を借りてみなさんに感謝の気持ちを伝えさせてください。

また、各種SNSなどでこのプロジェクトの拡散に協力してくださっているみなさん、本当にありがとうございます。ラジオ、新聞など様々なメディアでもご紹介いただいており、多くの方の力添えでここまでくることができました。

1月30日現在、支援総額は200万円以上にのぼっています。残り1カ月、高い目標ではありますが、みなさんと一緒に当日まで走り抜けたいと思います!

◆リターン品に込められた想い

さて、今回お届けするのは、支援のお返しとして選定したリターン品についてです。

このプロジェクトは、大きく分けると3つの要素を持っています。

まず1つ目は、「お寺」からお送りするイベントだということ。2つ目はフラワーロス問題の解決・周知のために「お花」をたくさん使用するということ。そして3つ目が、茨城県・潮来市という「地元の方々」への感謝をお伝えしたいという想いがあること。

リターン品もこの3つの要素を含んだものになっています。どのジャンルに興味がある人でも「欲しい!」と思えるリターン品を目指しました。

ここでは、なかでも特徴的なものをいくつかご紹介していきます。

◆思い出になる! お寺にまつわる品

・お線香「潮来の風」

こちらは潮音寺オリジナルのお線香です。日本香堂さんのご協力で完成したこのお線香は、たくさんのお花が調合された、上品で爽やかな香りです。

ポイントは、潮来という地名にちなんで「潮風」の香りがブレンドされていること。境内に咲くお花の1つであるアヤメの香りも調合されており、まさに潮音寺を身近に感じていただけるお線香となっています。

・潮音寺ご利益セットより「散華」

住職の手書きメッセージが入った板額や、花あかり当日に祈祷したお札が含まれるご利益セット。なかでもお寺ならではの品として、「散華(さんげ)」というものがあります。

散華とは、供養のために花を散らすことです。潮音寺では通常、色とりどりの花を描いた花びら型の紙製仏具を、読経に合わせて散布しています。

プロジェクトページに掲載されている散華の写真は、普段お寺で使用しているものを見本として示したものです。今回のプロジェクトのため、潮音寺にあるお堂の天井絵などを手掛けた画家・向笠友子先生が描きおろしの限定版を制作中。

デザインは届いてからのお楽しみです!

◆様々な形でお花があなたの家に届く

・3つのコースで生花をお届け

プロジェクトに参加してくださっているフラワーライフ振興協議会を通じて、季節に合わせたお花をお送りします。1万円、3万円、5万円と3つのコースがあり、それぞれお花の種類やサイズが異なります。

2020年から引き続きコロナ禍でたくさんのイベントが中止になっています。そのため、みなさんもお花を贈ったり、飾ったりする機会が少なくなっているのではないでしょうか?

そうした状況のなか「お花を見ることで、より華やかで豊かな日常を過ごしてほしい」との意図がこのリターンにはあるのです。

・近日追加予定の「お花」リターン

先述の通り、花あかり当日は境内に多くのお花が展示されます。近日、追加されるコースでは、そのお花をドライフラワーなどに加工し、みなさんにお届けする予定です。

廃棄予定のお花を買い取り、アクセサリーや装飾品にリサイクルするといった活動を行う「フラワーサイクリスト」の方に参加していただき、ブーケやボールペンなどをお届けします。

住職である私が青年会議所の理事長を務めていることから、SDGs(持続可能な開発目標)を念頭に置いた事業を推し進めたいとの意図もあり、「持続性」を意識してこうしたリターン品が生まれました。

◆おいしく支援。米どころの特産品

・地元の工房で作られたお煎餅

潮音寺のある潮来市は米どころとしても有名です。それを活かして地元の特産品もコースに組み込んでいます。

潮来市にあるの炭火手焼き工房「健次郎焼」からは、お煎餅の詰め合わせをお届け。醤油や塩など定番から、ざらめやカレーといった癖になる味も販売している地元で大人気のお店です。今回は、おすすめの味を4~5袋セットにしてお送りします。

・受賞歴もある潮来の地酒

お米と言えば、おいしい日本酒も外せません。潤沢な水源を持つ潮来で酒蔵を営む「愛友酒造」が製造する大吟醸は、海外や国内のコンテストで受賞歴もある、評価の高いお酒です。

コースによってお届けする銘柄は異なり、3種類の大吟醸を飲み比べできる贅沢なセットも用意しています。

◆思い思いのリターン品を選んで花あかりに参加してほしい

一部ではありますが、リターン品の内容や選定した意図についてお話ししました。支援してくださるみなさんの興味を惹くものが少しでもあれば幸いです。