【御礼・追記21.1.13】
新年、明けましておめでとうございます。
本年が、皆様にとりまして佳い1年となりますことを心から祈念を致しております。
年末年始に始まったコロナ禍の爆発的な感染で、非常事態宣言の発出が全国で続発されています。また冬場の乾燥気候と変異したコロナウイルスが世界中で猛威をふるっています。
このための自衛方法とは、不要不急の外出を避けるだけなのでしょうか?
今こそ「食」の大切さに気づき、実行するのによい機会はない、と考えて前向きな心持ちとなるのも一考ではないでしょうか。
私たちのプロジェクトを閲覧され賛同して頂いた方々の支援に厚く御礼を申し上げます。
古代から綿々と続くシルクロードの西端と東端を結ぶ「食」と「健康」への道を歩いていただき、この忍従の時期をもご家族と共に楽しむひとときとして頂けましたら幸いです。
今回、CENTONZEを特別価格で頒布することは、私たちの「生涯健康ライフスタイル」への一つのご提案でもあります。
和牛や黒豚などの食肉、鹿や猪などのジビエ、生鮮魚介や新鮮な野菜、デザートと、どんな料理にも合う「魔法の調味料CENTONZE」をこの機会に、是非一度、お試しください。
【はじめに・ご挨拶】
新しい1年が始まるこのとき、私たちのプロジェクトに目を留めてくださり厚く御礼を申し上げます。
私たち「味とサイエンス」は、「食品の目利き役として皆様に安心と安全をお約束し、何よりも美味しい食品をお届けすること」を信条としてきました。
今回、私たちのお取引先であり、またご家族とも深い親交がある“CENTONZE”ブランドの窮地に際して、微力ながら彼らを応援することができればと「生産地支援プロジェクト」を立ち上げ、ここに申請をさせていただきました。
まずイタリア・シチリア島で有機オリーブオイルを生産する“CENTONZE”の友人たちの牧歌的で陽気な平時の日常シーンを1本の映像にまとめました。ぜひご高覧ください。
“CENTONZE農園”での日常風景を1分ほどで紹介しています
5分超のロングバージョンもあります。下記のURLからご覧ください
*亜細亜食品株式会社国際部“CENTONZE”ページとなります
http://asiashokuhin.com/international/centonze/
【プロジェクトの目的】
イタリアでの「コロナパンデミック」は、当初より惨憺たる経過をたどり、今また変異したウイルスの脅威が、元来、陽気で楽天的な彼らを失意のどん底へと突き落としています。
私たちのプロジェクトは、クリスマス直前に彼らから届いたコロナ禍での現状を伝える緊急報告を受けて立ち上がりました。私たちに何ができるのか? 何をしたら彼らが喜び、明日への希望を抱いてくれるのか?
その答えが、クラウドファンディングで彼らへの応援・支援の協力を呼びかけよう、というものでした。これは、私たちにとっても大きな決断であり、初めての挑戦でもあります。
今回、ご支援していただける皆様には“CENTONZE”製品を最大47%割引の価格にて特別限定頒布をして、このプロジェクトへのご参加をお願いすることといたしました。
*“CENTONZE”製品の詳細説明は、下記のURLからご覧ください
現在、シチリア島を襲っているコロナ禍の影響を、簡単にご説明します。
本来、例年であれば『CENONE大晩餐』という大晦日の行事をはさみ、イタリア全土でクリスマス期から新年早々まで「食べよ、飲めよ、歌えよ」と大騒ぎをして祝うことが慣例の季節です。しかし現在、年末の「原則外出禁止」規制以来、外食や集団での会食も制限され、しめやかな期間となっています。EU諸国の中でも突出した死亡者を出したイタリアでは、中世の疫病(ペストパンデミック)以来の災禍が襲ってきた、という状況なのです。
これらの影響は、経済にも大打撃を与え、シチリアのGDPは、今年度は−9.5%に達すると予測され、農家の売り上げは80%減少したと言われています。オリーブオイル業界の影響は、
展示会や見本市などが次々と中止され、イタリア国内はもとよりフランスやアメリカなどへの輸出も滞り、彼らの高品質なオリーブオイルを輸出する機会は激減し、少なく見積もっても4割需要が落ち込んでいるという状況です。
【シチリア島“CENTONZE”オリーブ農園】
“CENTONZE有機エキストラバージンオリーブオイル”のことは、すでにご存知の方々もいらっしゃるかとは思いますが、彼らが伝統的な有機農法で誠心誠意、どのようにして自分たちの製品を生産しているのか。また、イタリア・シチリア島とは、どんな土地柄で、どのような歴史や文化に根差しているのかを、以下にご紹介させていただきます。
“CENTONZE農園”は、シチリア島西南部のトラーパニ県旧セリヌンテ町にあります。碧く透き通った地中海ブルーの海沿い広がる広大な丘陵地帯に、彼らのオリーブ畑はあります。シチリアは、多様な文化と悠久の歴史的な背景をもつ島で、約6000年の歴史があるとも言われています。特に、オリーブの栽培とオリーブオイルの生産は古代より盛んで、人種の混血と同様に多種多様な種類のオリーブの樹が栽培されてきました。
深い緑色をしたシチリアのオリーブオイルは、世界一香りが高く食欲をそそられると言われるように、ミネラル分が豊富で強い陽光に晒されることからポリフェノールの含有量も高く、世界最高品質のオリーブオイルと称されています。
1953年に、この由緒ある農園を手にしたチェントンチェ家は、創業以来、一貫して有機栽培に取り組んできました。毎年10月から11月の収穫期に、厳選したオリーブの実を一粒づつ手摘みし、鮮度を保つために12時間以内にオイルを抽出します。樹齢数百年を超えるオリーブの樹から生まれる“CENTONZE”のオリーブオイルは、シチリアの大自然の恵みが凝縮された逸品として、この地1カ所で丹精を込めて生産されています。
【有機オリーブオイルは、あなたの健康を守る】
“CENTONZE有機エキストラバージンオリーブオイル”は、有機JAS認定の他、USDA ORGANIC、BIO EUなど数々の世界基準の有機認証を取得しており、これらの認定に必要なオリーブの収穫・選別、オイルの生産・貯蔵までの全行程での厳格な基準をクリアして、日本国内基準製品と一線を画した正真正銘の「有機エキストラバージンオリーブオイル」との認定を受けています。
また、イタリア・スローフード協会幹部会の認定、イタリア『エキスポ・シチリア・オイル・シティ』オリーブオイルコンテスト第1位、『ニューヨーク国際オリーブオイル・コンペティション』金賞、『21st.Biol International Prize(有機エキストラバージンオリーブオイル・コンテスト)エキストラ・ゴールド賞など、数々の国際的なコンテストで表彰されており、彼らのこだわりと製品づくりは、世界的にも高い評価を受けています。
自慢話ばかりをお伝えするつもりはないのですが、「食があなたの健康な心身をつくる」という重要な観点から、もう一つだけ“CENTONZE”の品質を保証する逸話をお聞きください。
クリスチャン・ガルシア氏は、モナコ公国の料理長としてNHK BS PREMIUMにも出演された経歴があるアルベール2世公(レーニエ3世公と故グレース・ケリー公妃のご長男)の専属料理人です。この番組の中で発言されたガルシア氏の至言を、ここにご紹介します。それは、「私は、美食家でもあるアルベール大公の健康を守る義務があるのです」という言葉です。その彼が選び、愛用しているのが“CENTONZE”なのです。
*NHK BS PREMIUMの初回放送日は、2016年9月24日。
近年、オリーブオイルが日本の食卓でも普段使いとして置かれるようにもなり、健康志向がますます高まっていくことに私たちも喜び、また、そのような製品をお届けすることにより一層の責任を感じています。また今年の6月からHACCP(「食品衛生法」の一部改定に準拠した食品の衛生管理方法)の導入により、これまで緩かった輸入品の管理が厳格化される兆しもでてきています。
オリーブオイルはオメガ9に属しポリフェノールが豊富な食品です。
私たちのカラダは、約37兆個の細胞でできていて、その細胞に必要不可欠なのがオイルなのです。特に、脳は約60%が油(脂質)でできているのです。と、オリーブオイルは、皆様の健康にとって重要な役割をもつ食品であることを、ぜひ覚えていただけましたら幸いです。
【シルクロードが繋ぐ数々の縁】
私たちは「超級點心」を製造・販売する亜細亜食品を基幹企業として、完全予約制スタイルの中国料理店『銀座 飛雁閣』という関連会社などを運営していることもあって、以前より、シルクロードには大変に関心をもっていました。
“CENTONZE”との出会いは、不思議な「縁結び」から始まりました。
私たちが初めてシチリアのチェントンチェ家を訪問したのは、2017年5月、初夏の風が心地よい夜半のことでした。
翌朝、私たちはシルクロードの西端と東端にあるシチリア島と日本列島には、数々の類似点があることを、同地を訪れてはじめて気づくことになりました。
数千年にも及ぶ数々の歴史的な遺構、その間に種々の民族・人種が海を渡って彼の地にやってきて居着き残していった文明と文化遺産、習俗や慣習など…。
*“CENTONZE”を繋いだ「縁結び」についての詳細は、次のBLOGからご参照ください
しかし、一番驚いたことは、出てきた家庭料理の品々を見たときでした。たくさんの魚介類や新鮮な野菜を使ったメニューの豊富さと調理方法には、私たちの想像を超えるほどの類似部分が多々ありました。
私たちと幾つかのコラボレーションをしていただているイタリアンの名匠・奥田政行氏は、現在、オリーブオイルで寿司を食すという『織音寿し』を開店されて、その驚きの味わいが大人気を博しています。
奥田氏は、オリーブオイルについて、次のように話してくれました。
「イタリア料理のシェフにとって、良い“オリーブオイル”と出会うことはとても重要なことです。私の選択基準は、よい香り、心地よい苦みと辛み、そして味の数が多いことです。
味の数が多いということは、様々な食材と共通する味がありそれらが相性も良いということにもつながります。“CENTONZE”は、まさに優しい香りがこくとなり、苦味と辛味が食材と中和し、味の数が多いことで野菜にも魚介類にも肉にも合う。そして、口の中でサラッと油脂分がきれていき香りの余韻がきれいに消えていく、そんな高貴なオイルなのです」。
*『織音寿し』は、下記のURLからご参照ください
http://www.alchecciano.com/olion-sushi/
【“CENTONZE”の家族と未来への道】
“CENTONZE農園”があるシチリア島西南部のトラーパニ県には、この島を植民地化したギリシャやローマ、イスラムなどの遺跡が今も数多く残っています。その後の時代にも侵攻してきたノルマン人、フランスやスペインが支配者となるという数奇な運命をたどり現在に至っています。
“CENTONZE農園”では、千年樹と言われるオリーブの大木が城壁の石組みを砕いて天を見上げるように突き出し、今ではたわわなオリーブの実を稔らせています。
彼らは、家族を心から愛するように、従業員や地域の人たち、そこに棲んでいる動物や植物までも同様に相互に愛し愛される関係を大切にして暮らしています。
私たちと一緒にはじめて“CENTONZE農園”を訪ねた料理研究家・宮前真樹さんは、そのときの印象を次のように話しています。
「広大な農園に広がるオリーブの樹々が整然と並ぶ美しい景色に、まず心を打たれました。
彼らがどれほどの愛情を注いでオリーブを育て、生育を見守り、収穫をしたオリーブの実を精製する作業に精魂を込めているのかを感じて感動しました。農園には、ロバもいて、犬やネコがあちこちで遊び戯れ、様々な鳥のさえずりが鳴り響いている。そのうえ、陸亀までが自由に農園の中を歩き回る姿には驚きました。農園全体が楽園を絵に描いたような幸せ感に満ちていて、そこにいるだけで私も幸せのエネルギーをいっぱいいただきました」。
オリーブの樹の花言葉は、「平和」と「知恵」という2つの意味があると伝えられています。
古代の賢人たちの叡智が示した花言葉のメッセージ。
オリーブの「精」が目一杯に凝縮し、「平和」と「知恵」のエネルギーに満ち満ちたオイルを飲み干して、この時代をどのように生き抜いていくかということに思いを馳せる…。
幾多もの窮地を、持ち前の忍耐と天佑で乗り越えてきた両島(国)には、必ず明るい未来が拓かれていくことを祈念しています。
その一つの道として、今回のプロジェクトにご参加いただけましたら本望です。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
*味とサイエンスHP
*亜細亜食品HP
http://asiashokuhin.com/international/centonze/
* 銀座 飛雁閣
https://www.higankaku.com
最新の活動報告
もっと見る御礼とご報告
2021/01/25 13:44昨晩午前0時をもちまして、私たちのクラウドファンディング初挑戦は終了を致しました。わずか19日間という短期間にも関わらず、154名様もの方々からご支援を頂戴できましたこと、心から篤く御礼を申し上げます。なお、リターン品の発送など今後の進捗状況につきましては、本ページにて順次ご報告をさせて頂きます。引き続き、ご閲覧のほど宜しくお願い申し上げます。末筆となりましたが、コロナ感染拡大が止まぬ今日この頃ではございますが、皆様のご健康とご多幸を衷心よりご祈念申し上げております。 もっと見る
CENTONZE家から御礼の写真が届きました
2021/01/22 13:47CENTONZE家から、ご支援をして頂きました皆様へ「私たちの感謝をお伝えして欲しい」と写真が送られてきましたので、ご紹介させてください。皆様から頂戴いたしましたたくさんのご厚意に、心から御礼を申し上げます。 もっと見る
皆様への御礼と継続支援のお願い
2021/01/21 14:53今回、20日という短期間にも関わらず私たちのプロジェクトを支援してくださいまして、心から篤く御礼を申し上げます。いよいよ日曜日(24日)で終了となります。最後の瞬間まで、皆様からのご厚意をお待ちいたしております。引き続き、よろしくお願いいたします。 もっと見る
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