この度はOne for Dog のクラウドファンディング「愛犬の正しい育て方がオンラインで学べる講習会を開催したい」にご支援いただきありがとうございます。
今回はしつけに関して「note」の記事をご紹介します。
講習会のみならず今後の愛犬との暮らしに役立てていただけたら幸いです。
「愛犬のしつけがオンラインで学べる講習会」
僕はトリマーである一方、ドッグトレーナーの側面もあるどっちつかず男なのですが、今日はドッグトレーナーに軸足を置いてお話したいと思います。
よく、
「ウチの子、最近吠えるようになっちゃって」
「昔はおとなしかったのに。。。」
というご相談を受けます。
しかし、犬たちは日々学習する動物です。
仔犬であってもそれは然り。
犬たちの行動一つ一つにはちゃんと意味があって、そのほとんどは学習による成果なんです。
学習と言うとなんだか良いイメージですが、問題行動もまた学習から生まれたアイデアの一つです。
かの有名な動物行動学者・イアンダンバー氏は次のような言葉を述べています。
「仔犬の唯一の罪は、成長することです。」
例えば、仔犬が家に来てから環境の変化に馴染むまで、うんともすんとも言わなかったとします。
あまりにおとなしい仔犬を見て心配になった飼い主さんは、
「ウチの子、他の犬みたいに全然吠えないけど大丈夫かしら。。。」
と不安になります。
それから間もなくして環境に馴染みはじめ、ようやく自分を出せるようになった愛犬が、ふと「キュンキュン」と鳴きました。
それを聞いた飼い主さんは・・・?
「かわいい!見て!吠えたよ!」
と喜びますよね。
すると、吠えることで反応してもらえた仔犬は「吠える=興味を持ってもらえる」と学習するわけです。
しかし数カ月後、体も成長し声も大きくなったその子が同じように吠えると・・・
「も~、うるさいよ!!」
果たして愛犬は気付くでしょうか?
「そうか!体も大きくなって声も大きくなって幼い鳴き方じゃなくなったから吠えたらダメなんだ!」
と。
そう、仔犬の成長は罪なんです。
しかし、こんな結論は果たして正しいと言えるのでしょうか。
私たちは愛犬の行動を見る時、ついつい人間の視点に立ってしまいがちです。
しかし、そこには大きな誤解が生じていることを忘れてはいけません。
「動物行動学」は科学的に犬の行動心理を分析しています。
専門的すぎるゆえ理解しにくい学問を、もっと分かりやすい形で学んでみる。
そのための授業を今回、オンライン講習会という形でご用意しました。
それが昨日発表した「愛犬の正しい育て方がオンラインで学べる講習会」です。
月齢や問題行動の有無に関わらず役立つ内容になっています。
楽しみながらしつけを学べるよう間違い探しを使って”犬の気持ち”を解説していきます。
この機会にご家族みんなで愛犬のことを理解してあげませんか?
【現在の状況】
支援総額 45,000円
支援者数 15人
お気に入り 8名
まだまだ募集は継続していきますので、リターンに関してなどご不明な点がございましたら、「コメント」欄等でお問い合わせください。
今後とも宜しくお願いいたします!
One for Dog
齋藤 大