この度はOne for Dog のクラウドファンディング「愛犬の正しい育て方がオンラインで学べる講習会を開催したい」にご支援いただきありがとうございます。
今回はしつけに関して「note」の記事をご紹介します。
講習会のみならず今後の愛犬との暮らしに役立てていただけたら幸いです。
「愛犬と話せる飼い主を目指して」
なんだかスピリチュアルなタイトルですが、いたって現実的な内容です。
One for Dog では、飼い主さんが愛犬と学ぶしつけ教室を行っているのですが、そこで私が役割として重んじているのが「通訳」という立場です。
そもそも、犬社会と人間社会は別世界で、お互いの言語や文化が通じていないところから共生がはじまります。
人間社会においても同様のことは起こりうるわけで、例えば出会ったことのないアフリカの部族と暮らすにはそもそも言語や文化が異なるため、コミュニケーションが取れません。
この障害をなんとか乗り越えるために、相手をよく観察し、身振り手振りを交えながら言葉を伝え、反応を見てまた伝え直し、相手の言語と擦り合わせながらコミュニケーションをとっていくわけです。
しかし私たちは相手が犬になった途端、一方的な要求に変わってしまいます。
「そんなところにオシッコしないで!」
「ちょっと静かにして!」
「噛まないで!」
もしも相手が見ず知らずの部族だったとしたら・・・ちょっと怖いですよね(汗)
そこで私は、飼い主さんがドッグトレーニングを学んでいる間は、できるだけ犬たちの通訳に徹します。
「今、この子はこう考えているのでちょっと待ってあげてください」
「その伝え方では難しいみたいです」
「もっと褒めてあげると伝わりますよ」
私たちドッグトレーナーは、カーミングシグナルをはじめとする動物行動心理学を用いて犬と対話しています。
すなわち、ちゃんとセオリーがあるんです。
通常、飼い主さんの多くは長年寄り添いながらたくさんのコミュニケーションをとって"なんとなく"言いたいこと、言われていることを理解していきますよね。
そんな憧れの「ツーカーの仲」は、ちゃんと犬の気持ちを学ぶことで早い段階から手に入れられるということなんです。
お互いの共通言語を理解し合うことは、まず相手が何を考えているのかを知り、文化を知ること。
愛犬の行動を見たとき、
「そうだね、それがしたかったんだよね」
と言語化できるようになりたいですよね。
【現在の状況】
支援総額 69,000円
支援者数 23人
お気に入り 8名
まだまだ募集は継続していきますので、リターンに関してなどご不明な点がございましたら、「コメント」欄等でお問い合わせください。
今後とも宜しくお願いいたします!
One for Dog
齋藤 大