皆様こんにちは!現地レポーターのハコです。
今回は、支援金の寄付先のひとつ、reef CONSERVATION(リーフ・コンサベーション)の活動内容をご紹介します。
reef CONSERVATIONはモーリシャスのサンゴやマングローブのモニタリング、保全活動を行うNGOです。
海洋資源保護のため、主に以下の4つの分野に取り組んでいます。
・調査とモニタリング
・教育と啓蒙活動
・トレーニングと能力開発
・コミュニティへの働きかけと保全
reef CONSERVATIONは2004年に活動を始めました。現在は海洋および沿岸生態系に関する子供向け移動教室、教育を充分に受けられていない若者向けのエコガイドトレーニングプログラム、エコ・スクール、海洋保護エリアの設置とモニタリング、サンゴやマングローブのモニタリング・保全活動などを行なっています。
座礁事故においては、「SOS Mangrove」(エス・オー・エス マングローブ)プロジェクトを立ち上げ、モーリシャスでいち早く活動を始めたNGOのひとつです。「SOS Mangrove」の活動については別の機会に詳しくお伝えしますが、東北学院大の宮城名誉教授がマングローブ林の専門家としてモーリシャスにて調査にあたられた際にはreef CONSERVATIONのチームも一緒に活動をしました。
代表のFrançois(フランソワ)さんは観光業に携わって30年以上。その中で自然ツーリズムのプロジェクトにも多く関わり、reef CONSERVATIONの設立当初からメンバーとして積極的に活動されていました。2009年にreef CONSERVATIONの代表に就任されています。
Françoisさんの事務所に初めて伺った際には、チームの方々にテキパキと指示をするかたわら、涼しい顔で私にちょくちょく冗談を飛ばすお茶目さを見せてくださいました。事務所の駐車場から退出する際、ふと車から2階にあるFrançoisさんのオフィスをみたところ、私を見送るためにずっと待ってくださっていて、その心遣いが印象的でした(お待たせしていたことに気づかず申し訳ありませんでしたが)。
以上、reef CONSERVATIONの簡単なご紹介でした。「モーリシャス・ブルー・アクション」で支援する具体的なプロジェクト、および「SOS Mangrove」プロジェクトの詳細についてはまた別の機会にご紹介します。
reef CONSERVATIONの紹介ビデオは以下をご覧ください(英語)。
https://www.youtube.com/watch?v=vg8x2PXYCAw
ハコ