こんばんは。プロジェクト実行者の牧野翔太郎です。今日は、「無料塾から進学校に合格することの意味」を書きます。全国の高校、大学にはランクが存在するのが現実で、それは偏差値として表されます。中でも特に偏差値が高い公立進学校は学校の授業だけでは合格することがかなり難しいというのが現状です。大きな理由として、演習量不足が挙げられます。入試問題は教科書の内容を基に作成されていますが、当然教科書に載っている内容ではなく、あくまで「教科書の内容を基に」出題されます。つまり教科書の内容を基にした類題をたくさん解けば解くほど有利になるというのが現実です。だから演習量をカバーするために塾に行きます。大手塾が「○○高校の60%がここの塾生!」のように宣伝していることからも塾の必要性、有利性は明らかです。自分自身も進学校と呼ばれる高校に通っていましたが、塾に行っていた人ばかりでした。そんな「進学校に合格するには塾に行くのが当たり前」、この常識をもし崩すことができたら、教育格差はぐっと縮まると思います。しかしそうするためには、ただ単に問題集を解かせれば良いというわけではなく、ある単元がどのような類題として出るのか、その意図は何なのか、別解はあるのかといった、参考書の解説には載りにくい内容を丁寧に伝えることが大切だと考えています。この意味で、無料塾の塾生が進学校に合格したという事例が1つでも出れば多くの子どもたち、ひいては家庭に希望を与えられることができる上に、社会的通念も変えることができ、教育格差を無くすことに繋がっていきます。その事例を1つ作るために、いま、この活動を行なっています。牧野翔太郎