こんばんは。プロジェクト実行者の牧野翔太郎です。改めてですが、私は今塾講師のアルバイトをしています。その中で思ったことは多くあるのですが、今回は大きく2つを書かせていただきます。まず、塾というのは幸せな環境だということです。わたしも中学の頃、英進館という集団熟に通っていました。そこでは同じ高校を志す仲間がいて、合格に向けて切磋琢磨し合える環境がありました。私は集団塾でしたが、個別指導では先生がつきっきりで教えてくれる環境があります。私自身も塾講師をする中で、複数人の生徒を担当していますが、一人一人に対して頼れる先生になれるように日々努めています。これは学校では得にくい経験です。次に、塾に来る子は多くが、手遅れ気味だということです。率直に言うと、塾に来ること自体が成績が上がるわけではないと思います。私はラーメンが好きなのですが、豚骨ラーメンは入念な下拵えの甲斐あって絶品です。塾に来ることもまた、下拵えのためであり、「手遅れな時の応急処置」ではありません。だから志望校に合格したというのは、誰のおかげでもなく、その子自身の努力の成果です。手遅れな前に手を打つことが何よりも大切です。後者についてですが、「受験生になって塾に行く」風潮は親にとって塾代を節約できるという点で好都合です。これは皮肉や悪いことではなく、誰のせいでもありません。この風潮は塾代が高い昨今はごく自然なことで、経済的に負担になっているという裏返しでもあります。だからこそ、教育費がなるべくかからない塾を作るということは今の社会必要だと思います。無料塾がもっと広まれば学校では得にくい経験が手軽に得ることができ、しかも、手遅れになる前に学力をつけることができます。あと8日、少しでも認知が広まるように、教育格差に着目するNPO法人や教育に関心のある個人を探しているところです。