ノートPCフリースペーストレー「nosetty」はいわゆるハンドメイドでプレスして折り曲げています。全てを自動化したプレスではなく、職人さんが手でどれくらい曲げれば良いかを判断するので、経験と勘などが要求される緻密な作業になります。
「nosetty」の製造工程は主に5つ
1.元となる金属の板を選択し、折り曲げていない状態での板にカット
2.カットした板のバリ取りを行い、表面を滑らかに研磨
3.研磨した板を折り曲げるためのプレス用の型を使い、先端にアールをつけ曲げる
4.できた板に塗装
5.塗装した板にロゴを入れて完成
このうち1から4までは今回ご協力いただいている五洋工業さんにお願いしています。
まずは1.の工程ですが、保管されている様々な大きな金属板の中から今回のサイズに合う板を選択しています。
その後、「nosetty」サイズにカットされた板の表面を滑らかにしていきます。
この滑らかにする作業は重要です。表面が滑らかになると塗装ののりも良く、きれいな仕上がりになるからです。専用のローラーで均一にして、そのあとに研磨の機械により、表面を磨くとともにバリを取ります。
出来上がった平らな板は、曲げるための型を使用し指定されたアールをつけるのですが、さまざまなプレス用の型の中で最適なものを選択します。
そして最後に手作業で曲げていきます。この工程は職人さんの神業とも言える部分で、一定の力で3段階に分けゆっくりと板を曲げていきます。そのできあがりが全て同じアールが付き、高さも1ミリもずれずにできがあると感動ものです。
皆様にはこの日本の職人さんの技術を経た「nosetty」をお届けしますので、どうぞお楽しみに。