2021/04/08 23:47


30日以上経って初めて文章を書く男。

はじめまして、合同会社サイハテ代表の柴田です。


ご支援ありがとうございます。ご期待に応えられるよう、日々精進しております。

今回は共同代表である野一が恐らく書かないであろう、TRPGについてのお話です。


皆さんはTRPGについてどのくらいご存知でしょうか?

TRPG(Tabletop role-playing game)

日本では和製英語でテーブルトークRPGなんて言ったりします。

簡単にいうと会話で比較的自由に進めるRPGでしょうか。




基本的に1人のGM(ゲームマスター)と複数人のPC(プレイヤーキャラクター)にわかれ、

会話やゲームのシステムを楽しみながら目標を達成or失敗したりするゲームです。


このゲームの根幹となる部分は会話で進めるということ。

誰もが知っているであろう国民的ゲーム“ドラゴンクエスト”で例えるならば、

お店でやくそうをひとつ買うという行為に対しても、きちんとした会話が必要になるのです。


けっして、“はい”と“いいえ”だけで進めることは出来ません

架空の世界でありながら、現実の世界と同じ対応を求められる……そんなゲームです。

もちろん、プレイするゲームと人にもよりますが


そもそもrole-playingとは“誰かのふりをする”という意味ですから、

その誰かが常識的である必要はないのです。


これだけ聞いて勘の良い方はお気付きではないでしょうか。

TRPGはプレイする人の考え方が前面に出てきます。

無茶をしたり、非常識な行動を取るプレイヤーもいるでしょう。

ですが、その行動もすべて自分が考えられる範疇に留まります。

見て、聞いて、知っている範囲。これは単純な知識の量ということです。


TRPGというゲームが上手いプレイヤーは会話の進め方が上手い人間です。

このゲームをプレイすることで、比較的自然に会話能力が身に付きます。

加えて、人の考え方を汲み取ったり、散りばめられたヒントを繋げることが出来る力も養われます。


存外奥が深いゲームなのですが、ハードルが高いという点もあって、

“参加してみたいけど機会がない”という話をよく耳にします。

ひとえにGMの確保や同じく興味のある仲間の確保が難しいからです。


さて、長くなりましたが、CachetteではTRPGのルールブックも置いておく予定となっております。

サスペンスや怪物が好きなら“クトゥルフの呼び声”、

地下世界で自分たちの王国を作りたいなら“迷宮キングダム”、

王道の冒険活劇を演じたいなら“ソードワールド”、

ヒーローになってヴィランと戦いたいなら“デッドラインヒーローズ”。


あなたは様々な魅力あふれる世界を、“誰のふり”をして体験しますか?




合同会社サイハテ

 代表社員  柴田 哲朗

 代表社員  野一 夢二