前回の活動報告から、ご無沙汰してしまいました。 申し訳ございません。 写真集制作の近況といたしまして、いくつかご報告を差し上げたいと思います。 まず、添付画像のように表紙のデザインが決まりそうです。 表紙に穴をあけ、そこからタイトルと写真が覗けて見えるというデザインです。全体的に写真との調和が取るために、黒い紙を使っております。 前回の活動報告の後、何度かの印刷テストを経た結果、昨日最終的なテスト印刷を行ったところです。 その過程で、私がこのCAMPFIREでの支援募集を始めた当初に考えており、またプレゼンしました写真集に、若干の変更が生じたことをご報告させていただきます。 まず当初では、カラー写真の４色（CMYK）印刷だと申し上げておりました。 しかし、テスト印刷を経た結果、今回の写真を４色で印刷するのが非常に難しいことが分かりました。全く綺麗に印刷ができなかったのです。 そのために、４色から６色（スーパーブラックとニス）に変更することが必要になりました。 上記の変更によって、表紙の紙も変更を余儀なくされ、新しいデザインとして添付画像のように最終的に落ち着きそうです。 これらの変更に表れるような印刷の技術的な問題、または写真集制作の流れを、私が写真集を制作する経験がこれまでなかったために、あらかじめ把握できておりませんでした。 その結果として、いま現在、初期の見積もりコストである９０万円から、１３０万円ほどに上がっております。 よって、写真集の当初の予定販売金額であった２,５００円で販売することが難しくなってきました。おそらく１,０００円程度の値上げをせざるを得ないかと考えております。 （注）ご支援いただきましたパトロンの皆さまには、予定通りのフィードバックは変わらずにお送りさせていただきます。 しかし、写真集のプレゼントを選ばれたパトロンの皆さまに対して、この販売金額の変更に伴うご相談をさせていただくことになるかも知れません。 その際には、改めてメッセージを差し上げるつもりでおりますが、皆さまの善意と興味によって、ご支援いただいていることを充分に承知しております。みなさまの不利益になるようなことは決していたしませんので、いま一つのご理解を賜れると幸いでございます。 ひき続き、なにとぞよろしくお願い申し上げます。 隼田大輔

本日８月１０日、写真集の印刷を担当してくださっております大伸社さんへ、デザイナーさんと一緒に、印刷のテストを拝見してまいりました。 黒ばかりの写真を本にするのは、大伸社さんにとっても、デザイナーさんにとっても、きっと特殊な仕事であるでしょうが、これを楽しんでやってくださると嬉しいなと思って打ち合わせをいたしました。 良い写真集になるのを願っております。