【僕1人の挑戦が気がつけば1人の挑戦ではなくなってた-クラファン57日の挑戦を振り返って-】
2020年10月7日
—-僕が出来なかった事が川﨑君になら託せる—-
そう言っていただき、京町家を引き継ぐ決心をした日でした。
その後それを「てらはうす」とし、事務所だけではなく、ご縁で人と人を繋ぐ場にしようと決意しました。
そこから2ヶ月後、お世話になっている大人の方にクラファンという手段をすすめられました。
僕は元々クラファンという手段に否定的でした。クラファンは借金と同じだとお世話になってる経営者から言われてたからです。
しかしながら、よく考えれば当たり前だよなと。
お金をいただくのだから対価(リターン)をその人に返すのは当たり前だし、じゃあリターン以上のものを返せていけばいいのではと思えるようになりました。
また、銀行の借入とは異なり、クラファンは個人、企業、地域の方といった多くの方から支援として資金をいただく事ができ、その方々にリターンとしてお返しをする事ができます。お金を払うという行為を得て人や組織は自分のものとする事ができます。てらはうすを自分の第2、第3の家や京都での拠点にしてもらいたいと思った僕にとってクラウドファンディングという手段が、1番良いのではないかという決断に至りました。
そして、弊社の今村に直ぐに相談
「とっしーのやる事なら俺も頑張るよ、やろう」
背中を押してくれました。
しかし、クラウドファンディングをどのように進めたらいいのか右も左も分からない状況でした。顧問の方に記事の書き方などを教わりながらCAMPFIREのページを書いたりリターンを考えたりと1からスタートしました。
そしてスタートした2021年2月2日。
57日間の挑戦。
慣れない電話アポや緊張しながらの企業様とのお話、動画配信、これだけ頑張ってるのに伸びないのか、という本当に苦しい時期もありながらスタートしました。
多くの方からは達成は無理だと思われ、言われ、中には絶対に厳しいとも言われてきました。
「絶対ギャフンといわせたる」そう心の中で返答してました。
そのような中の250万All or Nothingの挑戦が無事成功。電車の中達成に気付きましたが本当に声をあげて喜びそうになるくらい嬉しい出来事でした。
それだけではなくネクストゴールにしていた275万も達成。目標支援者数も200名達成。
最終日には35名の方からご支援いただき、一時期人気急上昇としてCAMPFIRE上の上位プロジェクトととして掲載され全てが良い形で幕を閉じました。
このクラファンを進めていったのは僕やいまむーだけではありません。
リターンの画像を作ったり動画の編集をしてくれた方。シャツのデザインをして下さった方。イメージパースを作っていただけた方。イベントの登壇のお誘いをして下さった方。カメラで最高の写真を撮って下さった方。一緒にSNSで盛り上げて下さった方。
本当に様々な方を巻き込ませていただき皆で盛り上がりながらクラウドファンディングを無事に終わらせていただくことができました。
僕1人の決断が、挑戦が、気がつけば2人、5人、10人、50人、100人、200人と増えていき皆の挑戦へと変わっていました。
また、プロジェクトを通して出会えた方々も山ほどいます。このご縁をこれからも大切にしていきたいです。
最後に、このプロジェクトに関わっていただけた全ての方に感謝申し上げます。
成長をさせていただき、沢山の感動をいただき本当にありがとうございました。
クラファンが終わったこの瞬間がスタートラインだと思ってます。いままでは助走です。
ご縁を繋ぐてらはうす-令和のコミュニティスペースと皆が認めて貰える空間を皆さんと作っていくようにここからスタートを切って頑張ります。
57日間、そして、感動のフィナーレをありがとうございました。
2021.3.30
てらはうすプロジェクト代表
川﨑敏矢