プロジェクトの公開から1週間がたちました。
これまでの活動報告です。
プロジェクト公開時の第1段階のGIS(地理情報システム)の準備を進めています。
今回の調査で、地理情報システムに空き家等の情報を整備していきますが、地図に載せる図柄の準備ができました。
調査をした地点のアイコン(「svg」と言います。)のようなものです。
子供たちが見て楽しくなるような図柄を選びました。
「地理情報システムに載せるアイコン(SVG)」
地理情報システムのテストとして、アイコンの変更を行いました。左が変更前で小さな点ですが、変更後は家のマークが地図上に現れるように整備しました。
「地理情報システムのアイコン(SVG)の変更」
次にプロジェクトに至った背景の資料を掲載します。
「小丸川水系洪水想定区域図」
国土交通省宮崎河川国道事務所のHPより
http://www.qsr.mlit.go.jp/miyazaki/press/pdf/2017032901.pdf
このように木城町は浸水した場合、5m以上の区域が広がっています。
実は私の事務所兼住居も5m以上の区域内です。宮崎河川国道事務所のHPに書いてあるとおり、ハザードマップを作成することも大事です。
そして、そのマップを住み手(生活者)がどのように使うかを考えるのがとても大切です。
今回の地理情報システムはその点にも配慮します。
私が近年、進めた仕事で宮崎県の綾町の仕事があります。
道路行政セミナーHPより
http://www.hido.or.jp/14gyousei_backnumber/2016data/1604/1604chiiki-aya_city.pd
それがこちらになります。
「宮崎県綾町でのワークショップ運営」
このように行政が考えることと住み手(生活者)が考えることは、とても大切なことです。
私の経験も踏まえて、今回のプロジェクト期間中に情報発信の仕組みも考えていきたいと思います。
活動報告の最後に技術者が新しい仕事の環境を整える点についてです。
私は本田宗一郎さんを尊敬しています。
本田さんの言葉の中に『需要があるからつくるのではない。我々が需要を作り出すのだ。』があります。
今回のプロジェクトを考える際に、この地理情報システム作成などが需要があるのか?!と思われる方もいるかも知れません。
そして宮崎県は「ひなたGIS」を公開しました。
宮崎県ひなたGISのHPより
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/johoseisaku/kense/joho/20170511004426.html
これを踏まえると技術者が新しいシステムを作り出すことで、新しい仕事を創出できると信じています。
また、リターンに入れている宿泊についてです。
「私の事務所兼住居はポケモンだらけ」
写真のとおり、私の事務所兼住居はポケモンでいっぱいです(笑)是非、ポケモン好きな方はこのリターンを楽しんでいただければと思います。
次回の活動報告では、このシステムがどのような新しい仕事につながるかを掲載する予定です。