2017/08/06 07:31
【つくる仙台推薦の言葉】
株式会社IDENTITY野地数正代表取締役

 

仙台出店の礎は、つくる仙台でなければならなかったと思います。


弊社はつくる仙台さんに2013年の7月から約3年間お世話になりました。
仙台へ2店舗目をオープンしようとしたタイミングでした。
当時仙台という地域性や、マーケットのポテンシャルなど情報が少ない中、
つくる仙台さんにお逢いできたことは、
本当にありがたい「ご縁」であったと振り返ります。


つくる仙台さんは、
震災以降仙台に起業家をつくる、仕事をつくるという使命感で
立ち上がったと伺っておりますが、
渡辺代表を始めとする同社のコンサルタント陣営は、
「地の利」を知り尽くした地元愛に溢れるコンサルティングチームであったと思います。

 

慣れない地での店舗展開は不安の連続だったあの頃、
問題は山積みでした。
仙台に住むヒト・仙台にあるモノ・仙台のマーケット、
いずれも分析しきれないで居ました。
この土地で長く商いをしたいと思う以上、
やはり仙台を歴史も踏まえ根本から俯瞰することが
弊社には極めて重要だったと思うのです。


つくる仙台さんはこの土地の歴史を
40年以上見続けてきた「目」があります。
弊社にとっては、その「目」が仙台スタートには欠かせなかったのです。


店舗展開の際、まずは弊社の認知向上を目指し様々な露出を検討しました。
より多くの団体イベントに顔を出しより多くの方々とお逢いしようと、
戦術をそこにフォーカスしておりました。

 

しかし私はやみくもに露出したわけではなく、
その一挙手一投足をつくる仙台さんと綿密に計画を練って行きました。
特に、仙台市は5つの区から成り立ちますが、
その土地ごとに住む人のライフスタイルが大きく異なることがわかりました。
さらにそこには学都仙台と呼ばれる所以があり、
学区という棲み分けが弊社の出店戦略に大きく関係することも、
つくる仙台さんのコンサルティングのお陰で見えました。

 

さて、仙台が政令都市ということは上述いたしましたが、
弊社が出店してから丸4年経ちます。
その経験から人にフォーカスして仙台を一言で表すならば、
「広くて狭い町」です。
もちろん人口は100万人を超えるわけで
私自身存じ上げない方は数多くいらっしゃいます、
しかし自社が商いをする上でどれだけの方とご縁を持てるか、
もっというと持つ必要があるのかというと、
大都市も地方もあまり変わりがないと私は思うのです。
その上で今もお付き合いがある私の大切なお客様、
そして師や同志の多くは、
渡辺さんにそのご縁を紡いで頂いた方々ばかりです。
代表の渡辺さんは本当に生きた人脈をお持ちでいらっしゃいます、
これが地元に根差したコンサルティング活動の「バリュー」ではないでしょうか。

 

仙台でのスタートアップを創業以来ずっと応援されているつくる仙台さん、
2015年には中小企業庁より認定を受けて創業スクールを開講されました。
講師陣に各分野のプロフェッショナルが集う中、
創業者としての私にも体験談を語る場面や、
マーケティングの講義を数コマお任せ頂きました。
あの時の体験が私にとっては深い学びとなりました。
自身の思考の整理に繋がったことはもちろん、
スクールで出逢った生徒さんが実際に創業し、
その後もビジネスで関わりあったり、互いに情報交換するなど、
切磋琢磨していく機会を何度も頂きました。
実はあれ以降、スタートアップを目指す方々の前で話すことが
私のライフワークにさえなりつつあります。
私の仙台出店の基盤をつくって下さったのはつくる仙台さんであると共に、
今現在も本当に暖かく見守ってくださっています。


現在代表の渡辺さんは宮城県議会議員という現職の政治家です、
私がコンサルテイングをお願いする以前から
ずっと信念を持って政治活動をされていらっしゃいます。
一見すると異色のコンサルタントと見る方もいらっしゃるかもしれませんが、
長年の政治経験からくる広い知見と情報量、
そして着眼点、私がお逢いしてきたどのコンサルタントにも
勝るとも劣らない素晴らしいアドバイスをくださります。
議員になった今、
あらためて渡辺代表の圧倒的「知識」と「俯瞰力」と「実行力」に
磨きがかかったようにお見受けしています。
そしてなによりも、少数意見にも寄り添ってくださる姿勢と、
困った人のためにあらゆる対策を練ってくださる、
政治家としての在り方が、
コンサルティング事業にも如実に現れているように思います。

 

最後に渡辺さんが政治活動として、
666回目を迎えた朝の“街頭演説”について触れたいと思います。
彼の街頭演説は私へのコンサルティングと一見関係はないように見えますが、
実はそうではありません。
一口に666回といいますが、
街頭演説は体力的にも、精神的にも極めて厳しいものです。
私は来る日も来る日も、
のぼりと重いマイクをもって街頭に向かう渡辺さんの背中を見て、
何度も何度も励まされました。
つくる仙台さんに教えて頂いた多くの事は、
方法論もさることながら
同じ経営者として事業へ臨む「在り方」だったように思います。
平成29年7月
株式会社IDENTITY代表取締役 野地数正

 

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野地社長、
過分な推薦の言葉をありがとうございました。
つくる仙台創業スクール実現の暁には、
野地社長をはじめ仙台で成功している起業家、
創業スクール卒業生をはじめとする起業家をはじめ、
士業など専門家の先生を講師に迎え、
創業スクールを実施していきます。
起業を実現してからも、
継続して支援をしていくコミュニティが、
つくる仙台の強みでもあり、
さらに素晴らしい起業家を生み出していきたいと思います。