はじめに

はじめまして。
このたびは本プロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます。

私たち「レインボー父母の会」は、東京から約2,000km、沖縄本島の南西約400km海を隔てた石垣島で活動している「平真小マーチングバンドレインボー」の父母会 として、楽器運搬や練習などの支援活動、演奏に必要な衣装や大道具の製作、メンバーの激励や親睦のための活動、そして資金造成のための活動を行っています。

父母会長から皆様へのご挨拶

はじめまして。
「レインボー父母の会」会長の東久幸と申します。
レインボー父母の会30代会長レインボーは、創部30年を迎えたマーチングバンドで島内でのイベント参加や全国大会出場など輝かしい実績を誇る歴史あるマーチングバンドです。私自身も30年前の設立メンバーであり、30年後の今、娘が携わっていることをとても喜ばしく思います。

さて、今年度は新型コロナの影響により、大会がビデオ審査となり、各種イベントも中止が相次ぎ、資金造成活動も行えない状況です。また、創立30周年記念事業の開催も厳しい状況です。

このプロジェクトをご覧頂いた皆様に感謝し、次年度以降長い歴史が引き継がれて行く様、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

レインボーの歴史

レインボーは、1990年に学校創立100周年記念事業として金管楽器が寄贈されたのを機に結成されました。「子どもたちが七色の虹のように輝き、羽ばたいていってほしい」との願いから「レインボー」と名付けられ、地域の皆様の応援と数多くのサポートのおかげをもちまして、今年度で創立30周年を迎えました。

例年、11月に開催されるマーチングインオキナワでの全国大会推薦、そして12月のマーチングバンド全国大会での金賞受賞を目標に、日々練習に励んでおります。また、地域のお祭りやイベントなどに積極的に参加するなど、地域に愛されるバンドを目指して活動しております。

そんなレインボーの活動に欠かせないのが、メンバーの父母等で構成される「レインボー父母の会」です。演奏のための楽器運搬はもちろん、マーチングに欠かすことのできない衣装や大道具の制作を行っております。

毎年、ショーのテーマや曲をもとに指導者と打ち合わせを行い、衣装や旗、大道具のイメージを固めていき制作に入ります。もちろん、裁縫やDIYが得意な方ばかりではありません。それでも苦労して作った衣装を身にまとい、大舞台で演奏演舞する子どもたちを観たときに、自然と涙があふれ、すべてが報われた気持ちになります。子どもたちと共にひとつのショーを作り上げる喜びがマーチングの魅力でもあります。
カラーガード衣装（2020）

レインボーは、1999年にマーチングフェスティバル全国神戸大会「優秀賞」「グッドサウンド賞」を受賞、2000年マーチングバンド・バトントワリング全国大会「金賞」では最高得点を獲得しました。30年の歴史のなかで計15回（11回連続）の全国大会出場実績があります。
テーマ「スペイン・熱き思いを！」

近年は、県大会で金賞を受賞するも全国推薦に至らず悔し涙の時期もありましたが、昨年度の県大会「第32回マーチングインオキナワ2019」では、お宝探しをテーマにした「Treasure Hunt ～オオゴマダラに導かれて～」で4年ぶりに全国大会推薦をいただきました。全国大会では、目標としていた金賞には届きませんでしたが、夢の大舞台「さいたまスーパーアリーナ」での演奏演舞に、父母会のみならず地域も大いに沸きました。

演奏しながらの統率された動き。
華麗な演舞で所狭しと駆け回る。
こんなイカしたマーチングバンドが、日本の南の小さな島に存在していることを皆さんはご存じでしたでしょうか？

コロナウイルスによる活動休止

2020年、レインボー創立30周年の幕開け。
節目の年に全国大会で金賞をとれたら最高！その想いを胸に1年が始まりました。

しかし、世間では新型コロナウイルスが流行し、この小さな島にも影響が及びました。
4月から学校が休校。もちろん練習はできず、待ち望んだ新学期が始まっても、部活再開にはしばらく時間を要しました。

「いつになったらみんな揃って練習ができるのだろう」

数ヶ月前までは当たり前だった日常。それが、意図せずあっという間に変わってしまいました。先が見えない日々。子どもたちは不安の中、またみんなで練習できる、そう信じていました。

そして、ついに練習が再開されました。
待ちに待った練習再開

音楽を奏でること、音楽に合わせて舞えること、揃って練習できること。
「演奏できることが嬉しい！みんなと一緒だと楽しい！」
そう話す子どもたちの笑顔と喜びを私たちは忘れません。

ドリルの確認

ビデオ審査ではありますが、県大会、全国大会の開催も決まり、子どもたちも目標を持って練習に励む事ができました。

ただし、小さな島なので、都心に比べ医療体制は脆弱です。協会のガイドライン等を参考にしながら、最大限の感染症対策のもと練習を重ねてきました。

今年度の活動

例年5月に新規メンバー勧誘を目的として開催しているファーストミニコンサートは中止となってしまいました。

ファーストミニコンサート（2019）

また、地域のお祭りである豊年祭での奉納演奏も中止となり、資金造成の出店も取り止めとなりました。

豊年祭での出店（2019）

さらに、最大のPRイベントでもある石垣島まつりでのパレードまでも中止となってしまいました。

石垣島まつり市民パレード（2019） 

そして迎えた県大会「第33回マーチングインオキナワ2020」は、新型コロナの影響により関係者のみによるビデオ審査となりました。
今年度はカンムリワシをテーマにした「Eagle～海の向こうへ～」
自然豊かな石垣島に産まれ、幾多の苦難を乗り越えて旅立っていくカンムリワシの姿は、コロナ禍において様々な制限を乗り越えて練習に励んできた子たちそのもの。
迫真の演奏演舞はベストパフォーマンス賞を受賞し2年連続の全国大会推薦をいただきました。
2020テーマ「Eagle ～海の向こうへ～」

12月には昨年度の全国大会出場に際し、資金造成演奏会の場をご提供いただいた県立八重山病院にて、新型コロナウイルス感染症と奮闘する医療従事者の方々への感謝と恩（音）返しの演奏を行いました。

医療従事者への感謝の演奏

医療従事者からの「元気と勇気を貰った」の言葉に、音楽と子どもたちが持つ可能性を大いに感じました。

また、地元のイベント業者がコロナ禍で舞台に立てないパフォーマーへの機会提供として企画したオンラインイベント「イシガキスタイル」へのビデオ出演。さらには指導者の縁で、沖縄本島で開催された年末のカウントダウンイベント「Smile Count Down Live in OKINAWA 2020-2021」へのビデオ出演が実現し、コロナ禍での活動に希望の光を照らしてくれました。

プロジェクトをやろうと思った理由

レインボーは、毎年2月に「虹色コンサート」を開催しており、年間活動の集大成となる演奏演舞を披露することをとても楽しみにしています。

虹色コンサートは、レインボーを応援してくださるみなさまへ、感謝の気持ちを表現する場として結成以来毎年欠かさずに開催しています。

虹色コンサート2020（2020.2.8）OB・OGを交えての演奏、児童の合唱や先生方のバンド演奏、地元のダンスクラブや高校カラーガード部の友情出演など盛りだくさんで、楽しみにしてくださっている市民の方も多く、子どもたちのやりがいにも繋がっています。
今回は、30周年記念式典、歴代衣装やトロフィーの展示なども企画しておりましたが、このコロナ禍の状況での開催は無理ではないかと諦めかけました。
ただ、練習を頑張る子どもたちの真剣な姿に、どうすれば開催できるのか、私たちが諦めてはいけないと模索し続けました。

虹色コンサート2020 会場ロビー

会場入り口での体温測定や手指消毒。マスク着用、換気を徹底し客席を半分にする。考えうる感染症対策のうえ開催を検討しておりましたが、年明けの爆発的な感染拡大をうけ、苦渋の決断ではありましたが、無観客（保護者のみ）、時間短縮での開催を決定いたしました。

虹色コンサート2020 ステージドリル

虹色コンサートは、活動資金造成の場でもあります。毎年市内企業の皆様からの多くの協賛をいただき、合わせてチケットの売上をコンサートの諸費用及び次年度の活動費へとあてています。
しかし、今年は観客を招いてのコンサートができないこと、企業のみなさまも大変な思いをされている中、これまで同様の協賛をいただくのは難しいと考えています。

このままでは今後の活動費が非常に厳しい状況です。
レインボーが活動を続けるにあたり、衣装・大道具の製作費のほか、県大会への出場にも海を渡る必要があり、子どもたちの旅費のみならず多額の楽器輸送費がかかります。全国大会出場となればなおさらです。

空輸による輸送は高額

また、島にはマーチング指導者が少なく、週末や長期休みなどに沖縄本島より指導者を招いており、渡航費や宿泊費もかかってきます。

離島の離島だから仕方がない、といわれたらそれまでですが、レインボーの歴史をここで終わらせたくはありません。レインボーには、多くのOB・OG、歴代の指導者がいます。これまでもショーの編曲、構成、そして指導等、多くの先輩方が関わってくださりレインボーの今があります。

記念式典は無理ですが、レインボーの歴史を感じることができる記念品や記念誌の作成をしたい！という思いからクラウドファンディングにチャレンジすることにしました。

このプロジェクトで実現したいこと

「レインボーの軌跡を残したい！」
30周年記念品（Tシャツ、DVD）、記念誌を作成し、レインボーの歴史を振り返るとともに、未来へと繋げていきます。

「そして、ご支援頂いた皆様に恩（音）返しをしたい！」
皆様から頂いた支援を今後の活動費にあてることで、再び大舞台で最高の演奏演舞を披露したい。

レインボーの歴史を繋げていくために、メンバー、指導者、父母会一同団結して取り組んで行きたいと思います。

一致団結

資金の使い道

皆様からいただいた支援金は、手数料（10％）及び税を差し引き、以下の費用に充てたいと考えております。

・虹色コンサート2021開催にかかる費用（会場使用料等） 
・創立30周年の記念品や記念誌の制作費用
・返礼品にかかる費用（返礼品費用、送料等）
・今後の活動資金（衣装・大道具製作、楽器輸送費、指導者旅費等）

リターンについて

【1,000円】
・お礼メール

【3,000円】
・お礼メール（メッセージ動画付き）

【5,000円】
・お礼メール（メッセージ動画付き）
・30周年記念DVDエンドロールへのお名前等掲載

【8,000円】
・お礼メール（メッセージ動画付き）
・30周年記念DVDエンドロールへのお名前等掲載
・30周年記念Tシャツ（テキスタイルデザイナー「MIMURI」さんとのコラボTシャツ）
デザイン

サイズ表

石垣島出身のMIMURIさん。
MIMURI Official Site
レインボーのOG（パートはカラーガードだったそうです）でもあります。
作品コンセプトは「沖縄を持ち歩く」
身近な風景や動植物など目で見て、手で触れたものたちが描かれたオリジナルプリントを制作。
バッグや小物に形を変えてカラフルな柄が見る人を楽しませています。
最近では、JTAの機内販売にてハイビスカス満開の『JTA×MIMURI』コラボバッグが販売される等、県内外で活躍しています。
今回、レインボー30周年のためにデザインをしていただきました！

【20,000円】
・お礼メール（メッセージ動画付き）
・30周年記念DVDエンドロールへのお名前等掲載
・30周年記念Tシャツ
・KOPPARI フローズンフルーツセット

石垣島の果実の旬のおいしさを特殊冷凍技術でギュッと閉じ込めました。

【30,000円】
・お礼メール（メッセージ動画付き）
・30周年記念DVDエンドロールへのお名前等掲載
・30周年記念Tシャツ
・KOPPARI フローズンフルーツ
・石垣牛切り落とし（600g）

【50,000円】
・お礼メール（メッセージ動画付き）
・30周年記念DVDエンドロールへのお名前等掲載
・30周年記念Tシャツ
・KOPPARI フローズンフルーツ
・石垣牛焼肉盛合わせ（800g）

【100,000円】
・お礼メール（メッセージ動画付き）
・30周年記念DVDエンドロールへのお名前等掲載
・30周年記念Tシャツ
・KOPPARI フローズンフルーツ
・石垣牛焼肉盛合わせ（800g）
・石垣牛リブロースすき焼き（500g）

【300,000円】
・お礼メール（メッセージ動画付き）
・30周年記念DVDエンドロールへのお名前等掲載
・30周年記念Tシャツ
・KOPPARI フローズンフルーツセット
・石垣牛焼肉盛り合わせ（800g）
・石垣牛リブロースすき焼き（500g）
・石垣牛サーロインステーキ（200g×3枚）

実施スケジュール

2021年1月中旬 プロジェクト開始

2021年2月13日 虹色コンサート開催

2021年3月15日 プロジェクト終了

2021年3月16日 返礼品、記念品等の作成

2021年4月中 返礼品の発送

最後に

コロナ禍だから仕方ないと諦めるのは簡単です。
父母会として、どんな状況であってもできることはあるはずだ、そう信じています。
私たち父母会は、マーチングバンド活動を通じて子ども達の豊かな感性や創造性を育み、心身ともに健やかに成長することを全力でサポートしています。
コロナ禍においても、離島で頑張る子どもたちへご支援をよろしくお願いいたします。

No Rain, No Rainbow！

レインボーは、これからも虹色に光輝く活動を続けていきます。
虹色の笑顔あふれるレインボー

一緒にレインボーの歴史を紡ぎませんか？

募集方式について

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。