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青森発祥【南部菱刺し】を、東京から広めたい。応援したい!

青森県八戸に伝わる「南部菱刺し」は刺し子の一種です。この幾何学的な模様(刺繍)に魅せられた東京生まれの作家の協力の下、「南部菱刺し」を紹介します。 約200年前に生活に密着した形で東北地方の一角で女性の手により生まれた「南部菱刺し」は、時も場所も超えて、今なお、古びることなく人々を魅了します。

現在の支援総額

20,000

200%

目標金額は10,000円

支援者数

4

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/02/03に募集を開始し、 4人の支援により 20,000円の資金を集め、 2021/02/26に募集を終了しました

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青森発祥【南部菱刺し】を、東京から広めたい。応援したい!

現在の支援総額

20,000

200%達成

終了

目標金額10,000

支援者数4

このプロジェクトは、2021/02/03に募集を開始し、 4人の支援により 20,000円の資金を集め、 2021/02/26に募集を終了しました

青森県八戸に伝わる「南部菱刺し」は刺し子の一種です。この幾何学的な模様(刺繍)に魅せられた東京生まれの作家の協力の下、「南部菱刺し」を紹介します。 約200年前に生活に密着した形で東北地方の一角で女性の手により生まれた「南部菱刺し」は、時も場所も超えて、今なお、古びることなく人々を魅了します。

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私は、「南部菱刺し」の魅力に気づいたひとりです。

「南部菱刺し」は、青森県八戸市周辺で始まった、なんとも美しい刺繍です。

この度は、東京・調布で教室(「南部菱刺しの会」)を開き、作品を製作をしている作家の協力の下、より多くの方に「南部菱刺し」の魅力を知ってもらおうと思い、プロジェクトを立ち上げました。


「南部菱刺し」は、八戸を中心とする青森県南部地方の農村で、200年ほど前から、麻の衣類の保温補強の為に刺された刺し子の一種です。刺し方は、ただ横にびっしりと刺していくだけ。しかし、そうすることにより、布は厚みを増して丈夫になります。
最初は、生地も糸も質素なものでしたが、刺し目の数により多様な柄が現れ、「梅」「やばね」などの名前が付けられるようになり、柄の種類はどんどん増していきました。その後、毛糸が手に入るようになると、柄に多様な色が加わり、鮮やかな前掛けなどが作られるようになりました。
現在は、保温補強あるいは前掛けのように生活に関わるもののために刺されるのではなく、インテリアや小物などに使われる刺繍となって、全国的に展開されています。しかし、材料は青森由来、天然のものを選ぶことが好まれているようです。


これは、前掛けに使用される柄の見本です。

【表側】


横に刺していくだけで、このような模様が出来ることに、まずは驚きます。
そして、なかなかお目にかかれない裏側をお見せしましょう。

【裏側】

当然ですが、色が反転して同じ模様が浮かび上がってくるのです。
もちろん、裏側には糸の結び目もありますので、作品になる時には裏布を貼り、目にすることはなくなりますが、布全体に糸が渡っているのを確認できます。これが菱刺しの丈夫でありがなら、しなやかである所以です。

作品は、目数を数えてひと針ずつ根気よく刺すことで作り出されます。「ひと針ずつ刺すだけ」という単純作業の積み重ねですが、それが美しさを生み出しているのです。


東京・調布市で活動している「南部菱刺しの会」の先生と生徒の皆さんの、作品展示販売会を開催したいと思います。

現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のために、教室も活動を控えられていますが、皆さんの思いと手は動いています。素敵な作品をお見せする機会を用意したいと思います。

そして、それが、「南部菱刺し」をもっと多くの方に知っていただくきっかけとなることを願っています。


このたびの協力者の作家(先生)と「南部菱刺しの会」について紹介します。

活動場所は、東京都調布市。先生は、調布市工芸美術協会の会員です。雑誌の子供服デザインや制作を担当後、服飾専門学校の教師を務めました。2008年に「南部菱刺し」に出会い、その魅力にとりつかれて製作を始めました。また、「南部菱刺し」の歴史や背景、現在の状況にも関心を持ち、青森他に足を運び、多くの製作者との関わりを持っています。 

2013年 調布市(東京都)で個展を開催

2014年 調布市(東京都)で「南部菱刺しの会」(教室)立ち上げ

雑誌掲載(日本ヴォーグ社「手づくり手帳」2018年)などを経て、現在は、教室運営のほか、生徒さんと展示会や販売会を東京にて開催(不定期)。

また、「南部菱刺しの会」は現在、計20名程度での活動で、月に2度ほど集まって、先生の指導を仰ぎつつ、各人が思い思いの作品の製作に励んでいます。生徒さんは、皆さん女性で、この「南部菱刺し」らしく、女性の手により、その魅力が広がっています。




「南部菱刺しの会」の生徒さん達との展示会や販売会を実施します。

また、製作のための材料費として、使わせていただく予定です。


今回の協力者である先生(作家)のオリジナル製品をお送りします。すべて、一点ものです。

「南部菱刺し」以外の仕立てについても、かなり丁寧な仕上げとなっています。

今回は、下記の5点を用意しました。バッグ1点、ポーチ1点、ブックカバー3点です。

いずれも、1点につき、1枚の「しおり」をお付けします(柄はお任せ)。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



すべての作品の内側に、「南部菱刺しの会」の作品であることを示すタグが付いています。



2021年2月25日 当公開終了

2021年内 生徒さん達と共に展示会または販売会を開催予定

(現在、非常事態宣言発令中ということもあり、具体的な進行は一時中断しています)

2021年3月以降 第2弾プロジェクト開始予定



私は作り手ではありません。しかも、私に製作ができるとも思いません。

しかし、一目一目刺していくことで作り出される模様、その歴史と利点、そして見た目の美しさに魅了され、私も「南部菱刺し」の素晴らしさを 多くの人に伝えたいと思いました。

「南部菱刺し」は全てが一点ものであり、大きな作品には時間もかかります。根気よく作製される方々の姿勢にも学ぶところが多くあります。そして、この刺繍が明治大正の時代を経て、寒い青森県八戸で、女性によって生活の中で育まれてきたことに思いを馳せると、ただの手芸品と片付けるのは惜しくなります。

コロナ禍で色々と制限がされる毎日ですが、心だけは自由に、時を超えて場所を超えて思いを馳せ、小さな楽しみを多くの人と共有できることを願っています。



最新の活動報告

もっと見る
  • 第2弾! 「南部菱刺し」を紹介したいようやく、第2弾を始めることができました。今回も、美しい作品が揃いました。ぜひ、覗いてみてください! もっと見る

  • 第2弾の準備をしています

    2021/03/06 16:57

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • ご覧いただき、ありがとうございます。こちらの公開も、残り3日となりました。少し、間があいてしまうかもしれませんが、第2弾を準備中です。写真のバッグを始め、全7点ほどを予定しています。作品を通して、南部菱刺しにご興味をお持ちいただけましたら、幸いです。どうぞ、お楽しみに。 もっと見る

コメント

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