team rippleの大貫 永です。
残り9日となったクラウドファンディング。あと225,500円で、目標金額である750,000円に到達することができます。改めて、これまで支援して下さった方々に心から感謝致します。本当にありがとうございます。
今日はインタビュー記事を執筆するうえでの、私たちのこだわりをシェアさせて頂きます。
全てのインタビューは、スタッフが直接ダンサーの方々にお会いすることで行われました。このように直接的なアクションをとることは、インタビューを行うと決めた昨年の夏から決まっていました。理由は"ダンサーの方々から溢れ出る雰囲気を、自身の肌で感じることができる"からです。
私たちは、言葉にしにくい時間性を見える化するために、感じたありのままを丁寧にテキストとして書き起こし、"情景描写"として上述した雰囲気を記事の一部として載せております。
僭越ですが、今日は僕が執筆したいくつかの情景描写をお見せ致します。
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インタビューする場所を決める際、「良い感じのとこ、探しとくわ!」とおっしゃっていた。当日、小田急の大和駅で落ち合って発せられた一言は「俺の実家でやろうか!」だった。
到着するとご両親の手料理が用意されていた。状況がいまいち呑み込めない僕に缶ビールを手渡しながら「お酒入った方が絶対良いインタビューになると思うんだよね(笑)」とPANCHさん。食事を済ませ、彼の部屋で始まったインタビュー。レコードプレイヤーやゴミ箱には高校生のころに貼ったたくさんのステッカー。「この部屋、高校生のころから時間止まってるから(笑)」と恥ずかしそうな素振りを見せながらも、どこかノスタルジックな面持ちでそれらを眺める。お互いがリラックスできた中で行われたインタビューは、オープンでピースな空間だった。
PANCH(joint times) / 2017.07.13
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ドイツ語で灰を意味する“ASCHE”。それは、 “炎”という形在るものが無いものへと変わるときに生まれる。そんな彼らの言葉にできない、つかみどころのない表現スタイルは、誰にも真似することができないのである。
ASCHE / 2017.07.26
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「NIKEとadidasのとこ、記事に載せていいよ!」
インタビューが終わった真夏の夜の帰路で、SHUNさんは笑いながら僕を見た。続けて、「服のことなら誰にも負ける気しないからなー」と、今度は少し声のトーンを落として僕から目をそらし、どこか遠くを見ながらぼそっとつぶやいた。そのとき、垣間見えた服に対する知悉な一面。歴史という時間軸を重んじる姿勢に惚れぼれしながら、僕らは横浜駅をあとにした。
SHUN / 2017.07.30
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本を読む際には、これらの情景描写にも是非注目しながら読んで頂けると幸いです。
それでは、今日はこの辺で失礼致します。
クラウドファンディング、残り9日よろしくお願い致します!
team ripple 大貫 永