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Fukushima夏休み子ども保養キャンプ【送迎バス2往復分】をご志縁ください!

東日本大震災の核(原発)事故後の世界で必須の「保養×生き抜く知恵」。 福島県内でも奇跡的に低線量の南会津での共同生活。 外遊びの感動体験と生活体験で根っこを育む!プログラムを通じて、健康と笑顔を! 被災した母子12名を「こめらの森」の夏休みキャンプへ送り届けるバスを!

現在の支援総額

315,000

136%

目標金額は231,055円

支援者数

31

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/07/25に募集を開始し、 31人の支援により 315,000円の資金を集め、 2017/08/31に募集を終了しました

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Fukushima夏休み子ども保養キャンプ【送迎バス2往復分】をご志縁ください!

現在の支援総額

315,000

136%達成

終了

目標金額231,055

支援者数31

このプロジェクトは、2017/07/25に募集を開始し、 31人の支援により 315,000円の資金を集め、 2017/08/31に募集を終了しました

東日本大震災の核(原発)事故後の世界で必須の「保養×生き抜く知恵」。 福島県内でも奇跡的に低線量の南会津での共同生活。 外遊びの感動体験と生活体験で根っこを育む!プログラムを通じて、健康と笑顔を! 被災した母子12名を「こめらの森」の夏休みキャンプへ送り届けるバスを!

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【活動報告】海と塩作りキャンプin佐渡島9日目・最終日
2017年7月30日(日)

運営:NPO法人 森の遊学舎
https://www.facebook.com/ugaku

報告者:大西琢也

【涙とはじまり】の一日でした。
いよいよ最終日。

今朝も6時起床。
お隣に住むアマイケさんと
ラジオ体操の約束をしていた子ども達は、
へっついの家の庭で、今日も朝からイチニ!サンシ!

健康チェック後は、布団干し。
次に来る子ども達が気持ち良く使えるように、
準備していきます。

子ども達がどこに、どうやって干すのか。
朝からもめていましたが、
オトナは見守ります。

「〇〇が▼▼している」
「★★と〇〇が◆◆だから・・・」

いろんな状況報告?がされます。

言われた事実はそうなんだねと、
理解して受け入れます。

でも、それを解決するとか、
相談していくチカラは子ども達にあります。

オトナがあーしたら、こーしたらと。
先回りして答えたり、アドバイスすることは
有害無益な場合が多いです。

まず、オトナは相手の話しを聴いていない。
子ども達が何を伝えようとしているのか。
それを聴かずに、自分が話したいことを、
さっさと伝えて、命令して、
やっぱり、子どもだからできないのだ。

そんな風に、勝ち誇っていることが多いのです。

ここは一つの勘所。

まずよく聴いて、必要なら現場で観て。
それで、状況を理解する。

そして、問い返すことが大事です。
オトナの質問力も問われます。ドキドキです。

この反復で、コミュニケーションをはかり、
関わりと場を育んでいきます。

朝の布団干しも、結局は
自分たちで成し遂げました。

朝食は台所担当のじゅんちゃんが、
わかめ料理を入れてくれました。

お祝いをイメージして、佐渡のわかめ。
よく噛んで食べる。味わう。

8泊9日のキャンプ最終日にふさわしい、
朝の小宴会でした。
御馳走さまー。

食後の歯磨きで歯が真っ黒に!
あれれ?

へっついの家の草刈り男こと、
高橋さんは炭焼きもされています。

ご自身で創られた竹炭の粉を提供してくださったので、
歯磨き粉ではなく、使ってみました。

まっくろっけっけー。の後に、
まっしろけっけー。なのかどうだか。

最終日は掃除も念入りに。
トイレは4歳のカエが一生懸命に、
端の端まで磨き上げておりました。

トイレの神様が観ていてくれることでしょう。

掃除を終えて、しばしのフリータイム。
それからおやつ時間へ。

今日はかき氷にスイカ。
そこへ今回のキャンプで創ったばかりの塩を添えました。

やーーー。美味しかったです。
これまでスイカを食べられないと言っていたあーちゃんも、
スイカを食べられた!!

外で天日干しされていた塩を
ここから袋詰め。

子どももオトナもスタッフもご近所さんも、
みーーーーんなで山分けです。

一人ひとりの名前を書いて、渡します。
子ども達の想いがこもった手描き文字が嬉しいです。

塩を配り終えて、ふりかえりの時間。
体験しただけ学習ではなく。

体験したことを基礎にして、
これからの暮らしに、遊びに、人生に役立ててほしいから。

アンケートによれば
楽しかったプログラムベスト3は・・・


海で陸あそび
飛びこみ
海で魚獲り
海で泳ぐ
砂金とり(ゴールドパーク)5
KODO 2

釣り2
たらい舟
フェリー
佐渡金山

碁石で遊んだ

そんな結果でした。

「海と砂金採りキャンプ」に
名称変更したほうがいいかな。。。(苦笑

全員で「御前」(神さまの前という意味)の部屋に集合して、
車座になりました。

みんなで手を合わせて、祈り、
火起師(ひおこし)による錐揉式発火法で
火をいただきました。

ミツロウソクに燈された炎を見つめながら、
佐渡の石を握り、一人ひとりが語る言葉と響き。

体験したこと。感じたこと。
想っていること。これからのこと。

魂に響く時間でした。

最後の最後に、
仏壇と神棚へ御礼のお参り。

神棚には「みんなの塩」がお供えされました。
私達も御下がりをいただいて帰りましたが、
このお供えした塩も必要な方に届きますように。

車に分乗して、両津港へ。

フェリーに乗船してからデッキに出ると、
佐渡汽船ターミナル側には。

島民の方々やこれから始まる8月へっついの家キャンプに
参加するボランティアの方々など。

総勢10名ほどが集まってくださっていました。

汽笛が鳴り、出航の合図。

お互いに「ありがとーーー」とか、
それぞれの想いを口にして、
手を振りました。

やがて遠くなり米粒のようになっていく姿。

タオルを振ってなんとか、見えるようにしていましたが、
大きな空と大きな海がググッと広がっていきます。

島に向かって「ありがとう!」と言って、
「また来るよ―――」と大きな声を出して。

手を振りながら、いつの間にか涙が頬を伝う子どもの姿。
ワタシも船内で涙が止まりませんでした。

こうして、また一つ。
キャンプが終わりを告げようとしています。

そして、また一つ。
新しい日常への扉が開かれていくのだと思います。

8泊9日。
短いようで長い。
長いようで短い。

私は後者です。
準備から本番。そして最終日まで。
本当にあっという間の日々でした。

波あり谷あり、様々な困難や課題が浮かんでは消え、
出逢いと感謝の日々が続いていきました。

子ども達だけでなく、スタッフも含めて。

それぞれの体験したことやつながりが、

人生の中で何かの助けになることがある。

後押ししてくれる力になってくれることがある。

そう私は信じています。

夏休み最初のキャンプ。

新潟港と郡山駅で無事に解散。
南会津へ戻ったのは深夜1時でした。

人手と資金不足の中で、
なんと、妻のお母さんまで声をかけて開催にこぎつけました。

なんとか無事に終えることができて、
ホッとしています。

関わってくれたり、想いを飛ばしてくださったり、
実際に行動してくださったみなさん。
参加する子ども達を送りだしてくださっているご家族。

佐渡の類まれなる宝島のような大自然に
心からの感謝です。

ありがとうございました!!

なお、このキャンプの運営は

【 World Peace & Prayer Day(せかいへいわといのりの日) 】2004年の
実行委員会(日本列島)からご寄付いただいた資金の
一部を活用させていただきました。

毎年6月の【夏至】は、北米先住民の指導者の一人である
ラコタ族のチーフ・アーボル・ルッキングホース氏提唱の
「World Peace & Prayer Day」が行われています。

これは地球の癒しと世界平和のために、
国や民族、宗教の違いを超えて、
共に世界各地の聖地に集まり、
心をひとつに大きな輪をつくろうと世界中に呼びかけている集いです。

参考)
http://amanakuni.net/HotNews/HN_sekaiheiwa.html

http://www.ne.jp/asahi/bodhipress/way/news/prayer.html

ご志縁いただき、子ども達の笑顔をつなげました。
ありがとうございます!!

「放射能が怖すぎて今まで海に入っていなかったよ」
「今は中(原発)を検査しているから、
もしかしたら爆発するかもしれないから、気を付けている」

そんな日常を語ってくれた子の笑顔。
苦しみに寄り添えたのか。
何ができたのか。できないのか。

答えはないけれど、決して忘れません。
さて、次だーーー。

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こちらもどうぞよろしくお願いします!!

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http://camp-fire.jp/projects/view/37359?token=1epm20fv

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