先日、本事業に参加したいと事業者様が来られました。そこで耳にした言葉に落胆しました。その事業者様は、銀行にコロナの件で融資のお願いに行ったところ、「商品を作るから赤字になる」「作る量をもっと考えろ」と言われたようです。事業者様としては、商品を作る為には、一定の時間(数か月)が必要で、GoTo事業が始まった際は、どんどん作れと言われたようです。そして一度に作れる量の最低数というのも決まっており、やめることができないそうです。また、作ることをやめることで事業が止まってしまい、多くの負債を作り続けることになってしまうようです。休業に伴う支援か、販売の支援をお願いしたところ、融資は断られたようです。弊社も、金融機関に「コロナが終わる証拠を出せ」と言われ本当に辛い経験をしました。時代の移り変わりに伴う、新たな努力は必要だと思いますが、地域、特に金融機関は一定の理解をしていただきたいところですね。
ラジオ関西でご紹介いただき、Yahoo!ニュース(ラジトピ)にご紹介いただきました。引き続きのご協力お願い致します。コロナで生まれた“過剰在庫”を救う!「兵庫物語ファンド」スタート 姫路のお土産専門店
非常にありがたいことに地元サンテレビのニュースで取り上げていただきました。引き続きのご協力お願い致します。姫路市の土産店が過剰在庫を募集・販売/兵庫県
少し前になってしまいますが、兵庫物語ファンドの取り組みが「神戸新聞」にご掲載いただきました。本事業は、支援いただける方(支援者)を募集すると同時に、支援が必要な方(事業者)も募集する必要があります。こういった事業は性質上、支援してほしい方(事業者)が少なければ少ないほど良いのですが…声なき声を少しでも集めるため、今後も広報活動も続けてまいります。
<兵庫物語ファンドのきっかけ>弊社もそうですが、2014年に発表された「地方創世」に伴い、多くの事業者が、地域の魅力と地域ブランドの創出・育成の為、「ご当地商品」を作り上げてきました。そして、取り扱われる販路の多くが、観光地や交通拠点などの観光集客性の高い「土産店」や「アンテナショップ」、「イベント・催事」でした。2020年から始まった、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う、緊急事態宣言の発令により、観光産業は衰退し、「土産店」や「アンテナショップ」は低迷、休業に追い込まれ、イベントは軒並み中止。「土産店」や「アンテナショップ」というのは、多くが”委託販売”の形式での取引になっており、差し戻しや返品になってしまいました。そして、加工食品には、「3分の1ルール」というものがあり、製造日から賞味期限までの合計日数の3分の1を経過した日程までを納品可能な日としているため、他への納品が困難になってしまいました。3分の1ルールに基づき、納品できない商品の多くは、廃棄になってしまします。食品ロス問題の解消、地域の力である、「ご当地商品」を作り上げてきた事業者への少しでもの救済になればと、本事業を立ち上げました。コロナ禍で皆様同じように苦しい中ではございますが、新たな夜明けの時にもう一度、皆で地域を盛り上げるためにも、ご協力お願い致します。