本日は、マンチカンのアチキ君
この子は、一昨年保護猫としてペットショップにいた子です。
紹介文にはあるのに、何度行っても姿がみれない。
店長さんに声掛けしたのですが、
お断りされました。理由を聞くと
腕をみせられ、危険なのでダメですと…
腕には絆創膏や引っかかれた傷
慣れてないんです…
数ヶ月経っても、その子は現れません。
再度店長さんに声掛け。新しい店長さんになっていました。
顔を見れますか?
ガラス越しに顔ならと…ステンレス製のケージに鋭い眼差しの子
やはり難しいかな…
夫婦で話し合い、とうとうキャリーを持って行きました。
慣れていると言っていたバイトの子、店長、私達夫婦4人がかり。
何かに怯えるような威嚇と猫パンチ
何十分もかかって何とかキャリーへ
家に連れて帰るなり、シャー
近づくとパッ!ウー 掃除をしてもずっと威嚇
身体は毛玉だらけ
念の為動物病院へ
この時、私達はメス 2歳半と聞いていました。
先生が…?これ雄だよ!毛玉だらけの中に大切な物が…えっ
この子は、2歳半までどんな生活をしていたのだろう…
耳には、ヒゼンダニがいる状態
その後は、猫パンチされても、何度も何度も声掛けしてできる限りそばにいて、
それでもシャーウー
きっとアチキも怖かったのでしょう
3ヶ月程経ったある日、突然です。足元にアチキ君がスリスリ
でも、直ぐにシャーウー猫パンチ
でも次第に触らせてくれるようになりました。
この子は、どんな世界しか見てなかったんだろう……
未だに、ブラッシング大嫌い
爪切り大嫌い たまに猫パンチ
猫付き合いも人付き合いも下手っぴな彼だけど、幸せそうに仔猫と遊んだり
スリスリしたり
この子みたいな子が山のようにいるのかな……とふと思う時があります。
1度心を閉ざした子は、人でも一緒だと思います。
この子にとって、ここが居心地いい場所かわかりません。
でも、たまに うにゃ うにゃってリズミカルに歩いてる彼をみるとここにいなさいって思うんです。
前よりは、きっとマシかなと
力不足の猫カフェです。
ただ、精一杯向き合っていきたいと思います。