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経木(きょうぎ)で南三陸町の雇用をつくろう -木の羽(KInoHA)で羽ばたきを!-

現在の支援総額

1,098,020

109%

目標金額は1,000,000円

支援者数

124

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2012/08/15に募集を開始し、 124人の支援により 1,098,020円の資金を集め、 2012/11/12に募集を終了しました

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経木(きょうぎ)で南三陸町の雇用をつくろう -木の羽(KInoHA)で羽ばたきを!-

現在の支援総額

1,098,020

109%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数124

このプロジェクトは、2012/08/15に募集を開始し、 124人の支援により 1,098,020円の資金を集め、 2012/11/12に募集を終了しました

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●プロジェクトについて

東日本大震災の津波で塩害をうけた南三陸の杉たち。その杉を使い、プロダクト製品(経木)を作ることで南三陸町の雇用をつくる。南三陸町の人々と山々を生産的に支えていくのがこのプロジェクトです。
長期的に持続可能な産業と雇用をうみだし、南三陸町の人々、山々とともにあゆんでいきたいと思います。持続的な支援を進めていくには、皆様のサポートが不可欠です。 より多くの皆様のご支援をお待ちしています。

●プロジェクトの実施目的

南三陸町発信のビジネスを展開し雇用を創出する。

短期目標:2012年年内に南三陸町で5人の雇用創出。
中期目標:塩害杉の経木の商品をきっかけに、南三陸町に林業の灯をともす。
長期目標:南三陸町の森林資源を活かした持続可能な産業と雇用の創成。

●南三陸町と経木の現状

1.南三陸町で雇用と産業をつくる!

現在、南三陸町では持続的な収入源がないことが課題です。そのため雇用の受け入れがなく、働きたくても働けない方が多数います。そこで、塩害杉を利用し、プロダクト製品を作ることにより雇用をつくります。南三陸町の仮設住宅自治会会長の渡部正行がリーダーとなり、町民の方々の雇用をふやすべく、活動していきます。

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2.塩害杉をムダにしない!

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東日本大震災の際、津波によって南三陸町の杉林は海の水を被ってしまいました。塩水を被ってしまうと、土の塩分濃度が高くなり、木が枯れてしまいます。南三陸町の周辺では、津波の被害にあったガレキが積み上がり、処理に困っています。よって、枯れた杉をガレキとして処理することは難しい現状です。塩害杉でプロダクト製品(経木)をつくる事によって、杉を新たな形で生まれかわせるとともに、ガレキの問題も解決します。

3.経木の技術をまもる!



経木は、主に松を0.15mm~0.25mmに薄く削り出したもので、食品包装に使われてきました。現状は、経木を突く事ができる職人の数が激減し、生産量は全盛期の60分の1となっており、このままでは消滅してしまいます。使い終わった後は土に還り、環境にもやさしい経木。このたいせつな技術を守っていきたいと思います。

●今後の課題(ファンドレイジングが必要な理由)

1.経木の機械の移送

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2011年の12月に静岡県島田市の山本経木店の山本さんが高齢により経木職人を引退されました。山本さんが数十年間、丁寧に使用されてきた機械を譲りうけ、南三陸町まで移送する事になりました。道のりは約750Km。 経木の機械以外にもバンドソーや、刃の研磨機など、2トントラック2台分、3日掛かりで移送します。
移送は8月7日、8日、9日(雨天変更)に実施する予定です。

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2.経木の生産



経木を素人が生産する上で最も困難なのが、経木を削る刃の目立てです。
職人が数十年修行して、ようやく納得の行く経木が削れる様になります。
でも、私達は諦めるわけにはいきません。熟練の職人の技はなくとも、刃を作れる事が分かりました。



自動で刃を削る研磨機です。この機械があれば、私達でも経木を綺麗に削る事が出来る様になります。

経木で事業を始める上で、様々な費用が必要となります。創業資金を作る上で、皆様のご協力が必要な状況です。

●本プロジェクト発足までの経緯

2011年3月の震災直後、藤原は即座に筑波より南三陸町に一週間かけ自転車で駆けつけました。1年以上南三陸町の復興支援活動に従事してきた藤原は、カササギプロジェクトという、被災地と消費地を繋ぐプロジェクトを立ち上げました。地道な活動を実施していくなかで、今後の被災地の課題として、持続的な収入源が無いことに強い危機感を抱きました。

藤原は南三陸町の塩害で枯れてしまった杉に注目し、南三陸町平成の森テニスコート仮設自治会長渡部正行に出会いました。

その後、藤原が林業活性化のプロジェクト(KIZARAプロジェクト:http://www.kizara.org/)で活動していた石井と小池に本企画を相談し、3名が渡部の仮設住宅に訪問して来た事から本プロジェクトの計画が始まりました。

現在南三陸町では、4月まで実施していたワカメの養殖の仕事が終わってしまい、仕事が無い状況です。

そこで、小池と石井からKIZARAプロジェクトの活動内で開発した経木のメモ帳を作らないかとの提案を貰いました。
http://item.rakuten.co.jp/8-7-8-hanaya/kizara_memo001-02/

渡部は、経木の生産に強く共感と実施への意欲を示しました。
もし、経木の機械が手に入れば、是非やりたいと。
本プロジェクトが本格的に動き始めました。

●経木で制作できるプロダクト例

木の羽(KINOHA)というブランドを立ち上げる予定
http://item.rakuten.co.jp/8-7-8-hanaya/kizara_memo001-02/
経木のメモ帳

http://item.rakuten.co.jp/8-7-8-hanaya/kizara_memo001-02/

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照明

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カバン

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ブックカバー

その他:名刺/皿/葉書 等

●プロジェクトメンバー

◆プロジェクトオーナー
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渡部正行 (南三陸町 平成の森テニスコート仮設住宅自治会会長)

◆プロデューサー
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小池聡 (KIZARAプロジェクト)

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石井真人(KIZARAプロジェクト)

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藤原宣也(カササギプロジェクト)

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鈴木健太(大人気ない大人たちの挑戦)

◆サポート団体

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KIZARAプロジェクト:http://www.kizara.org/
KInoHAプロジェクトページ:http://www.kizara.org/fundraising/
FaceBook:http://www.facebook.com/kinohapj
◆その他参加メンバー
経木機械提供者:山本好雄
機械移送実施責任者:渡辺章(樹宝)
デザイナー:楠神めぐみ/佐々木美紀
WEBディレクター:大澤綾菜(Hyenalife)
他:濱村 拓巳/滝澤梨紗/

●スケジュール(予定)

8月7,8,9日  経木の機械移送
8月中旬     経木の機械稼働
10月初旬    経木の製品販売開始

最新の活動報告

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  • ご連絡が大変遅くなり申し訳ありません。 本プロジェクトの現状を報告いたします。 昨年の9月~11月まで実施しておりました工場設立ですが、近隣住民の皆様からの騒音の問題や、大家さんのご都合により、撤去せざるおえない状況になりました。 現在、渡部の元家に建設を予定しています。 現状資金の目処が立っていないため、建設に取り掛かれておりませんが、なんとしてもプロジェクトを達成したく動いています。 まずは、群馬の経木屋さんから経木を仕入、商品を作っていき何とか事業を成り立たせられる土台を作ろうと考えています。 その後、売上の目処が立ちましたら、工場建設に本格的に動く予定です。 皆様のご期待に中々添えず申し訳ありませんが、何卒ご理解の程よろしくお願いします。     もっと見る

  • 全国の皆様、木の羽へのご支援を頂き、誠にありがとうございます。

    2012/11/14 02:22

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 土台作りが難航し、バンドソーの設置に時間がかかっています。   ■土台の下地 8月23日 ■コンクリートを流しこみます。固まるのを待ちます。 8月24日   ■小屋の柱を立てます。 8月31日 ■別角度。。。 8月31日 ■サッシを貰ってきまして。。藤原さんが持ってきてくれました。 9月2日 ■小屋にはめ込みます。 9月2日 ■小屋内部 9月2日 バンドソー設置場所の建物と内部です。屋根は機械設置後でないと​つけられません。重すぎて土台に設置するには、ホークリフトでつり上げなければな​らずまだです。 まず、土台を固定しなければなりません。 今月いっぱいかかるかも・・・・・・ 中間報告でした。 もっと見る

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