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未来の命を一人でも多く救えたら。The Unseen 写真集を作ります!

今年は、東日本大震災から10年。震災の後、撮影を続ける中で、がれきだらけの被災地に、何物にも壊せない美しさがあるのを見ました。亡くなった人々の命のエネルギーを見たのだと思いました。心の復興のために、未来の命を救うために、見えないエネルギーを撮り続けた写真集The Unseenを出版します。

現在の支援総額

1,390,000

139%

目標金額は1,000,000円

支援者数

170

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/02/26に募集を開始し、 170人の支援により 1,390,000円の資金を集め、 2021/04/25に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,390,000

139%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数170

このプロジェクトは、2021/02/26に募集を開始し、 170人の支援により 1,390,000円の資金を集め、 2021/04/25に募集を終了しました

今年は、東日本大震災から10年。震災の後、撮影を続ける中で、がれきだらけの被災地に、何物にも壊せない美しさがあるのを見ました。亡くなった人々の命のエネルギーを見たのだと思いました。心の復興のために、未来の命を救うために、見えないエネルギーを撮り続けた写真集The Unseenを出版します。

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木戸孝子 の付いた活動報告

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最終のエディティング作業に入りました。エディティングはいつもギリギリまで頭を使う作業です。頭を使うと言っても、計算などをするような使い方ではないのですが、とにかく、頭がキーンと痛くなって、それでもプリントを何度も見て何度も並べ替えて、最終的に、ああこれだ、と納得できるまで続ける、絶対に手を抜けない大事なプロセスです。作品は、何度も選択する事で出来上がります。撮る時にどこを見るのか、どこまでをファインダーの中に入れるのか、ここまでは直感的なプロセスです。そして実は撮った後の方が、ずっと時間がかかる、作品を創り出していくためのプロセスなのです。撮った中からどれをプリントするのか、プリントした中から、どれを選んで人に見せていくのか。自分が何を撮ろうとしているのか、何を言おうとしているのか。撮る事、創る事、リサーチする事を行ったり来たりする、孤独に、コツコツやっていく作業です。そして今のエディティングは、本にするためにはどのプリントをどの順番で見せて行くのか。本だから2枚ずつ。ここが難しいところです。1枚で見た時と2枚ずつで見た時とは、プリントの印象が変わります。2枚で見せる事によって、写真が違った意味を含んで来ることもあります。すべての選択が違うと、同じ場所、同じ物を撮っていても、全く違う作品になるでしょう。月曜日が印刷原稿の入稿締め切りです!間に合わせられるようがんばります!



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明日、16日(金)のNHK おはよう日本で放送されます。5時台からの放送予定です。早起きが得意の方は、ぜひご覧になって下さい!早起きが苦手な方は、1週間は、見逃し配信をしています。リンクはこちら。https://www.nhk.jp/p/ohayou/ts/QLP4RZ8ZY3/


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最近、色々な方から取材をして頂きました。その中で、心の復興は人ぞれぞれ複雑で様々だと思います。と答えたら、では、心の復興ができた人もいるし、できていない人もいるという事ですか?と聞かれ、うーん、となりました。心の復興ができる、ってどういう事なのだろうか?果たしてそんな事できるのだろうか?と、改めて考えました。人生がひっくり返るような大きな出来事があると、自分がこう進んで行こう、と思っていた方向がまったく変わってしまいます。そして、人生がそれまでのように元通りに戻ることはもう決してない。震災を忘れてはいけない!とよく言われるけれど、あの地震や津波を経験した人は忘れたくても忘れられない。昨日のように思い出し、体が固くなる。震災を忘れてはいけない、という言葉は、震災を経験していない人たちに向けられた言葉なのです。では、人生が、環境が、ガラリと変わり、忘れられないトラウマを抱えた時、そこからどこに行けばいいのか、実はその方向性は無数にあるのだと思います。今までとは違う方向を、それぞれの人が自分で見つけて進んで行く、その過程が心の復興なのかもしれません。今年の3月11日、閖上で、震災の時のまま残っている老人ホーム跡を撮影しました。ガラスは割れ、カーテンがバサバサと風にたなびく。あの時のまま変わらないもの、どんどん変わっていくもの、両方を抱えたまま、自分自身の進む方向を見つけていく。そんな写真集を作りたいです。皆さん、一緒に進んで行ってください。