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国際協力の現場で磨き上げた『思考力・工夫力・実践力』を日本社会に届けたい!

地域研究者と活動家たちによって設立されたコルポナは、バングラデシュで困難な立場にある人たちの自立支援活動を行っています。NGOとして現地で活動を行いながら、寄付だけに頼らずソーシャルビジネス事業、国際協力事業を展開、バングラデシュの活動で得た経験は国際協力教育活動として日本社会に還元しています。

現在の支援総額

879,600

103%

目標金額は850,000円

支援者数

82

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/03/20に募集を開始し、 82人の支援により 879,600円の資金を集め、 2021/04/24に募集を終了しました

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現在の支援総額

879,600

103%達成

終了

目標金額850,000

支援者数82

このプロジェクトは、2021/03/20に募集を開始し、 82人の支援により 879,600円の資金を集め、 2021/04/24に募集を終了しました

地域研究者と活動家たちによって設立されたコルポナは、バングラデシュで困難な立場にある人たちの自立支援活動を行っています。NGOとして現地で活動を行いながら、寄付だけに頼らずソーシャルビジネス事業、国際協力事業を展開、バングラデシュの活動で得た経験は国際協力教育活動として日本社会に還元しています。

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工夫 の付いた活動報告

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みなさん!こんばんは。コルポナ共同代表の綿貫です。改めまして、この度は温かいご支援ありがとうございました。本日5月8日。コルポナ主催のオンライン講座 第一回目『工夫のアイデアと罠』がスタートしました!いつもお世話になっている方、お久しぶりな方など、皆さんにお会いできて嬉しかったです。講師を担当したのは、稲川望くん。やるからには、最高の時間をお届けしたいと、かなり準備を整えて臨みました。出せる力を最大限出し切って、最高の授業をお届けできたと思います!今回の授業では、良かれと思ってやったことが、時としてなぜ相手を傷つけてしまうのか?その理由をバングラデシュの実体験をもとに紐解いてくれました。来週、5月15日(土)は第二回講座『制約、工夫、そして多様性』というテーマで私綿貫が授業をさせて頂きます。「多様性」という概念は、よく見聞きするワードですが、実態がよく分からない得体の知れないものだと思うこともよくあります。本当は、一人の人間として相手と向き合ったときに、自然と見出す優しさに自らを委ねればそれで十分なのかもしれません。そんなことを来週は、実際に参加者の皆さんに体験をしてもらいながら感じて頂ければと思います。最後に、本日参加者の皆さんから頂いた感想の一部をシェアして終わりにしようと思います!


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こんにちは。現在までに、28名の方に合計198,000円の温かいご支援をいただいております。皆さまの温かいお気持ちに、毎日感謝の気持ちでいっぱいです。今日はコルポナが実施する授業の紹介をさせて頂きます。授業のタイトルは『制約、工夫、そして多様性』。この講座では「工夫力を磨く」ことを目的としています。人は制約に直面した時、自然と工夫をしています。その工夫は相手に寄り添う優しさそのものだと思っています。そしてその工夫は、多様な価値観を理解することにもつながると信じています。バングラデシュで活動をさせて頂いた時、制約に直面する方たちとたくさん出会わせて頂きました。そしてありがたいことに、現地の人たちと一緒に生活をさせて頂くことで、私自身もその制約を体験することができました。・お金がない・言葉が通じない・目が見えない・便利なものがない・外に遊ぶものがない・社会規範によって外に出歩くことができないこうした制約に直面した人たちと一緒に生活をしたことで、無意識に工夫をしている自分がいたことに気付きました。同じ制約を体験し、その制約を乗り越えるための工夫のアイデアを一緒に模索してみる。これによってバングラデシュの人たちがいかに大変な思いをしながら生活していることを感じることができた気がします。身体的な制約や心の制約。日本にも制約に直面しながら暮らしている人たちがたくさんいます。そうした制約をすべて理解するというのはおこがましいですが、少なくとも一緒にその制約を乗り越えるための工夫を見つけていくことはもしかしたら出来るかもしれません。この授業では、実際に3つの制約を体験していただきます。「見えない制約」、「聞こえない制約」、「話せない制約」。これらの制約を参加者の皆様に実際に体験していきながら、そこでどんな工夫のアイデアが生まれるのかを自分自身で気付いていただき、その気付きを日常生活に少しでも役立てて頂けたらと思います。この授業を受けた人たちが、そこで無意識に自分が行う工夫に気付き、それを生活の中で実践することで、少しでも優しい社会を生み出す一筋の光となって頂ければ何よりです。たくさんの優しさが社会にあふれていく、そんなお手伝いをさせて頂けますと幸いです。綿貫竜史コルポナ共同代表


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■ 波乱の幕開け(冒険と出会い)小学校、中学校、高校、大学と野球一筋で生きてきた私は、大学3年生の夏に突然指導教官にこう尋ねました。発展途上国に行ってみたいです。どなたか紹介してください。指導教員は、インドの研究をしている他学部の先生を紹介してくれた。次にその先生から元青年海外協力隊のバングラデシュ隊員だった方を紹介して頂きすぐに会いに行きました。こんな感じで6人ぐらい、まるで「わらしべ長者」のように人をつたっていき、たどり着いたのは金沢大学の国際ボランティアサークル。その団体が1か月後にバングラデシュへ行くということで、急遽その旅に混ぜてもらいました。飛び入り参加にもほどがある。渡航当日、関西国際空港で「はじめまして!!」と挨拶をして飛行機に乗りました。しかし、私を含め15名全員、中国の空港で飛行機を乗り過ごすという失態を犯してしまったのです。7万円を支払って新しいチケットを購入し、中国で二泊、タイで一泊した後、ようやくバングラデシュにたどり着きました。私の物語は、波乱の幕開けとともに始まりました。■ バングラデシュのスラムで路上ライブ私のはじめての研究フィールドは、バングラデシュのスラムでした。バングラデシュ都市部の世帯内のジェンダー関係について調査をするために、私は貧困層が多く暮らすスラムを訪れたのです。しかしながら、外国人である私が現地の人たちにいきなり受け入れてもらえるはずがありません。特に私の研究対象はイスラム教徒の女性だったので、宗教上なおさら私と接するチャンスがありませんでした。なんとか現地の人たちから近づいてきてくれる方法を模索し、その結果、スラムの路上でベンガル語の歌を歌うことにしました。歌ったのは3曲。バングラデシュでは誰もが知っている恋愛ソングと、日本の「上をむいて歩こう」、「花は咲く」をベンガル語翻訳したものを道端で披露しました。歌い始めるとまず子どもたちが興味津々に近づいてきて、道を歩いていた大人たちも足を止め始めました。気付くと家の玄関からじーーっと私の様子を覗いている女性たちの姿もありました。3曲を歌い終えた時、私の周りには100人くらいの人だかりができていました。「お前面白いな!」「どこから来たんだ?」そこから自分が何者か、何をしに来たのか、自分が母子家庭で育ってきた経験などを徒然と語りました。その瞬間、現地の人たちと私の間にあった壁がスーっと崩れる音がしたのです。■ 幸せのおすそ分けバングラデシュには、自分のお祝い事(結婚や誕生日)に幸せをおすそ分けするという意味で「ミスティ」と呼ばれる甘いお菓子を配る習慣があります。バングラ人に言わせれば「幸せな人が周りからモノやお金をもらってもっと幸せになってどうするんだ」「幸せな人が周りの人に幸せを分けたらいいじゃないか!」という理屈だそうです。さて、ミスティに関するこんな話を聞いた綿貫はこう思うのです。自分の誕生日にスラムでミスティを配り歩いたら、もっと現地の人たちと仲良くなれるのじゃないか??そこで、私はお菓子屋さんに行ってミスティを10キロ購入しました(今思うと10キロ買ったのは失敗でした)。ミスティ10kgを両手にスラムを徘徊します。家を訪ねては、「今日僕の誕生日なんです。僕の幸せ食べてください!!!!!」(自分にだんだん嫌悪感を抱いてきました・・・)でも、意外だったのは、みんな快く受け入れてくれたのです。一瞬にして現地の人たちと打ち解けるという感覚を人生で初めて体感した日でした。この時、綿貫は地獄を見ることを知らなかった。そう、、ミスティで幸せをおすそ分けするというバングラデシュの習慣。実はこのミスティ、相手に食べさせた後に自分もその人から食べさせてもらわなければならなかったのです。終わった・・・・ミスティ10キロ買ってきちゃった。綿貫は腹痛と引き換えに信頼関係を手に入れました。こんな風に現地の人たちと次第に仲良くなっていき、今では私にとってかけがえのない存在となっています。私とバングラデシュ。これまでも、これからも。ずっとかけがえのない存在です。最後までご覧頂きありがとうございました。また機会があれば、たくさんの物語を紹介していきたいと思います。


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みなさん、こんばんは!コルポナ共同代表の綿貫です。改めて多大なご支援本当にありがとうございます!プロジェクトページにも掲載させていただきましたが、改めてこのプロジェクトにかける想いをここでお話しさせていただこうと思います。一言でまとめると、今回のクラウドファンディングは、研究者と活動家としてバングラデシュと向き合ってきたコルポナにしかできない「国際協力講座」を日本全国に届けるための挑戦です!!【バングラデシュについての研究 ⇒ 現場での活動 ⇒ 日本での教育活動】この国際協力のサイクルを作り出すための最後のパーツとなるのが今回の『国際協力教育活動』です。国際協力の現場で学んだことを日本で伝えていく中で、私たちにとって、皆さんにとって新しい気付きと学びを届けたいと思っています。この活動を通じて、国際協力の現場での次なるアクションを生み出して行きます。こうすることで、常に現場での実践のあり方を磨き続けることが可能になると信じています。バングラデシュでは思い通りにいかないことも多くありました。貧困や災害、またジェンダー規範など課題とされるものも多く残っています。 そのような中でそれぞれが挑戦し、時に失敗しながら学びを深めてきました。言語・文化的な壁などの制約にも直面しながらそこに工夫を生み出し、 実践することを大切にしてきました。こうした経験は、日本の未来にも貢献できると確信しています。抱える問題や未来像は様々ですが、人と人とが共生する空間において、大切なことは共通していると信じています!こうした意味では、国際協力は決して先進国が途上国に与えるという関係だけではなく、先進国自身が途上国から学ぶことがたくさんあるのです。 国際協力というものを常に自省し続けるコルポナにとって、こういった考え方を伝播させていくことも大きな意義を持っています。明日からはメンバーそれぞれの自己紹介と活動にかける思いをご紹介いたします。ぜひお読みいただき、私たちともに未来を想像していただけたら嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。引き続き応援のほどよろしくお願い致します!