こんにちは。
現在までに、28名の方に合計198,000円の温かいご支援をいただいております。
皆さまの温かいお気持ちに、毎日感謝の気持ちでいっぱいです。
今日はコルポナが実施する授業の紹介をさせて頂きます。
授業のタイトルは『制約、工夫、そして多様性』。
この講座では「工夫力を磨く」ことを目的としています。
人は制約に直面した時、自然と工夫をしています。その工夫は相手に寄り添う優しさそのものだと思っています。そしてその工夫は、多様な価値観を理解することにもつながると信じています。
バングラデシュで活動をさせて頂いた時、制約に直面する方たちとたくさん出会わせて頂きました。そしてありがたいことに、現地の人たちと一緒に生活をさせて頂くことで、私自身もその制約を体験することができました。
・お金がない
・言葉が通じない
・目が見えない
・便利なものがない
・外に遊ぶものがない
・社会規範によって外に出歩くことができない
こうした制約に直面した人たちと一緒に生活をしたことで、無意識に工夫をしている自分がいたことに気付きました。
同じ制約を体験し、その制約を乗り越えるための工夫のアイデアを一緒に模索してみる。
これによってバングラデシュの人たちがいかに大変な思いをしながら生活していることを感じることができた気がします。
身体的な制約や心の制約。日本にも制約に直面しながら暮らしている人たちがたくさんいます。
そうした制約をすべて理解するというのはおこがましいですが、少なくとも一緒にその制約を乗り越えるための工夫を見つけていくことはもしかしたら出来るかもしれません。
この授業では、実際に3つの制約を体験していただきます。
「見えない制約」、「聞こえない制約」、「話せない制約」。
これらの制約を参加者の皆様に実際に体験していきながら、そこでどんな工夫のアイデアが生まれるのかを自分自身で気付いていただき、その気付きを日常生活に少しでも役立てて頂けたらと思います。
この授業を受けた人たちが、そこで無意識に自分が行う工夫に気付き、それを生活の中で実践することで、少しでも優しい社会を生み出す一筋の光となって頂ければ何よりです。
たくさんの優しさが社会にあふれていく、そんなお手伝いをさせて頂けますと幸いです。
綿貫竜史
コルポナ共同代表