皆様こんにちは。コルポナの稲川望です。昨日活動報告でも紹介いたしました「なぜと聞かないコミュニケーション」に私も参加してきました!綿貫さんの授業を受けるのははじめてで、一参加者として存分に楽しませてもらいました!本日は、その授業を受けて感じたことをご紹介いたします。感情を揺さぶる授業最大の魅力は、喜怒哀楽さまざまな感情が授業に詰まっていることでした。授業が展開される中で、あたかも私自身が旅をしながら学んでいるかのような感覚になりました。本日は特別に一部をご紹介します!例えば、バングラデシュでの実際の経験から伝えられるエピソードは、ワクワク感を与えてくれる瞬間です。未知なる世界(私にとっては、なつかしい!という世界)に向き合わせてもらえることで、想像力を働かせながら聞くことができました。そして、コミュニケーションの具体的な方法をお伝えいただく場面では、新たな視点から、知的好奇心をくすぐられる瞬間です。他の参加者のみなさんも丁寧にメモをとっている様子であったのが印象的です。そして、最後に行ったゲーム形式での学びは、皆で楽しく取り組めるものでした。ただ、どうしても答えに辿り着けず、私自身はめちゃくちゃ悔しい気持ちを強烈に刻み込まれました笑90分間で、ここまで色彩豊かな感情が出入りする機会はそう多くないと思います。もちろん学びも、今後の実践の礎の場所でもあるのですが、何よりこの90分間が意義ある物だった、楽しかったと思えることが一番の魅力であり、人生を豊かにすることなのではないかと思います。そして、バングラデシュでの活動経験を軸にしながらも、そこから導き出される学びは、日本での生活にも十分取入れられるものです。むしろそれが、この講座の真骨頂なのだと改めて思いました。現在、リターンでもこの授業の参加券を設定しておりますので、ぜひ気になる方はそちらもチェックしていただけると嬉しいです!最後までお読みいただきありがとうございました。良い週末を!
講座 の付いた活動報告
皆様こんにちは。コルポナの稲川望です。昨日、革新的な教育プラットフォーム「おしえるがっこう」で授業をさせていただきました!講座は「工夫のアイデアと罠」、つまりコルポナが実施する最初のスタートとなるものです。おしえるがっこうにはこれまで何度も生徒として参加してきた経験はありますが、講師としての参加はドキドキでした。しかし、ご参加いただいているメンバーの方々や真崎校長先生のサポートもあり、想いを十分に伝えることができたと思っています。そして、授業後の感想をシェアする時間には、とても刺激的で、示唆に富んだ意見が飛び交いました。私自身、新たな視点をいただきましたし、こうして参加者同士で化学反応が生まれることがとても嬉しかったです。それらの感想の中でも、「現場での学びは、日本社会でも、人と生きる上で共通する大切な学び」や、「相手の真意をしっかりとはかって、行動することが大切」などととても本質的な意見を述べていただき、まさにこの講座でお伝えしたかったことが共鳴した瞬間は、何者にも変えがたい喜びを感じました!少しずつ、共感の輪が広がっていくことで新たな反応や活動に繋がっていく未来が見えてきています。このような機会を作ってくださった皆様に、この場を借りて感謝を申し上げます。そして来週4月9日(金)のおしがく授業には、共同代表綿貫さんの「なぜと聞かないコミュニケーション」も行われます!こちらも発展した形でとても興味深い内容なので、ご興味のある方はぜひこちらからお申し込みください!https://www.oshierugakko.com/theme/401/最後までお読みいただきありがとうございました!!
こんにちは。コルポナ共同代表の綿貫竜史です。わたしは「おしえるがっこう」という未来型のスーパー面白い教育プラットフォームに関わらせて頂いています。そこでは、「お金を払ってでも授業をしたい」という人たちが集まり、デザイン経営、未来の教育、男磨き、恋愛、医療、ラッキーを呼ぶ方法、DIYなど、数々の面白い授業が開催されます。そんな「おしえるがっこう」で、私も先日授業をしてきました。授業のタイトルは、「教育を実験する」。ずっとやってみたかった。自分が思い描く授業をデザインして、実験してみること。そんな一つの小さな願いが、やっと叶いました。今回の授業のテーマは、「制約は工夫を生み、その工夫は多様性の理解につながる」。バングラデシュで1年間暮らしたことで、たくさんの制約を抱えながら暮らす人たちを間近で見てきました。私にとって大きな財産となったのは、現地の人たちが抱える「制約」を共有し、一緒に「工夫」をしてきたこと。こうした制約の共有と工夫が、バングラデシュの人達に対する私の理解を増幅し、多様性を理解することの大切さを教えてくれました。この「制約と工夫」の要素をうまく盛り込んで授業をデザインし、実験したいと強く思ったので、「おしえるがっこう」にお金を払って今回授業に臨みました。授業は、5人一組のグループワーク形式。各3つのお題にチームで答えていきます。しかし、通常の授業と異なるのは、それぞれのお題ごとに制約が付くこと。チームの一人にいくつかの制約を課し、その制約を課された人がそのお題に答えます。最初のお題は「あなたの人生のポンコツエピソードを教えてください」。制約は、①回答者はミュート、②チーム全員チャット機能の使用禁止です。つまり、回答者は答えを口にすることができません。チャット機能も使えないので文字で自分のポンコツエピソードを伝えることができません。ここでは、声と文字を失った人から、どんな工夫をしてエピソードを引き出していくのか。この力が試されます。ジェスチャーを使ってエピソードを必死に伝えようとする姿、写真を見せながらエピソードを一生懸命伝える姿は、ダイヤモンドのように輝いて見えました。 2つ目のお題は、「人生で感情的になったエピソードとその時の感情を全身で表現してください」。ただし、回答者の画面はオフになったままです。つまり、感情を全身で表現している人の姿が見えない状況です。このお題では、いかに視覚以外の情報から相手の表現を想像できるかという力が試されます。一生懸命相手のエピソードを聞き、想像しながら自分で表現してみる姿、「もうすでにLINEだったらスタンプでほとんどの表現を説明できるよね!」という鋭い発想には驚かされました。 最後のお題は、「新しい教育のあり方を教えてください」。 凄く抽象的で難しいお題です。ここでの制約は、回答者は自分の意見を述べてはいけない。ここで重要となるのは、回答者の周りにいる人たちの「質問力」です。心の問題で上手く自分の意見を発信できない人は多いと思います。自分の意見はあるのに、なぜか上手く発言できない。私もその一人でした。こうした人たちとコミュニケーションをとるうえで、重要となるのが「質問力」です。もっと言うと、その人の一番身近な情報を引き出してあげようとする思いやりが大切なのです。私のチーム回答者は小学6年生の男の子でした。「新しい教育は何か」という問いに私自身すら答えることなんてできません。小学生ならなおさらです。しかし、チームのメンバーは、「どんな授業が楽しい?」、「逆にどんな授業が嫌い?」など、小学生でもこたえられる身近な質問から徐々に情報を集めていき、最後には、「小学生と大学院生がコラボして実験とかしたら面白いよね!」といったアイデアも飛び交っていました。このように、今回の授業では、あえていろんな場面で制約を加えることで、自分にはどんな工夫ができるかを体験してもらいました。結論、授業を実施した私も楽しかったですし、皆さんにも満足していただけました。今回の授業のフィードバックの中で印象的だったコメントを最後に少しだけ紹介して、今日の記事を終わりにしたいと思います。ミュートにして相手に声が届かないとわかると声すら出していない自分がいることに気付いた。制約は工夫というポジティブな側面を生み出す一方で、自分の行動を無意識に制御してしまう怖さもある。一つ制約を共有できると、その流れの中で自分が抱えている制約をオープンにできる感覚があった。多様性の理解とは想像する力なのだと気づかされました。教育を実験してみて本当によかったです。
皆様こんにちは。コルポナの稲川望です。昨日、講座の第一編である「工夫のアイデアと罠」がデビューしました!これから作成していく講座の第一編ということもあり、丁寧に話し合いを続けながら作り込み、準備を重ねてきました。そしてついに、初の対外講座を行う機会をいただきました。最初は、「どんなテンションで挨拶しようかな、、」などとどうでもいいことを考えながら定刻を待っていましたが、実際に始まるとご参加いただいた方々の積極的な姿勢に助けられ、いつの間にか自然体で伝えることができていたのではないかと思います。実際に私が現場で見たもの・聞いたもの・考えたことを基礎に、国際協力や私たちのあり方についてなど、余すことなくお伝えさせていただきました。もちろんまだまだ上達の機会点はありますが、まず現時点で持てる力を出し切れたということは自信を持って言えることかと思います。そしてうれしいことに、ご参加者の皆様からも以下のような感想をいただきました。このようなお言葉をいただいたこと、そして「日本社会への還元」という目標を少しずつでありますが、その一歩を踏み出せたことに素直な喜びを感じました。そしてご参加いただいた皆様が、何か一つでも考えたり、行動してみるきっかけになっていたら最上の喜びです。今後もさらなるブラッシュアップを重ねながら、精進してまいります。最後までお読みいただきありがとうございました。