以前から少しずつ情報としてお届けしている情報科学技術芸術大学院大学・通称IAMAS
この大学はその名の通り、日本の先進技術と芸術を研究する大学です。
このPOOL JAM EXPOを作ろう。となった時に、今のプールを面白くしてくれる外の存在はどこだろう?
そう考えた時に真っ先に名前が思い浮かんだのがこの大学の存在です。
IAMASとは、同じ岐阜県にありながら、どんな大学なのかがわからない。そんな存在でした。
だけれど、常に面白い研究をしていることや、各地のイベントと連携していることを噂に聞いていました。
だから、いつか関わってみたい。
そう強く願っていた頃に出てきたのが、この EXPOが現実化したのです。
このEXPOは是非ともIAMSに関わってほしい。
どんな存在かはわからないけれど、きっとこことのコラボ(JAM)にはきっと深い意味と価値があるはず。
その日までIAMASとの繋がりは一切ありませんでしたが、どうしても実現したかった私は、IAMASと親しい方に紹介していただくことで、このPOOL JAM EXPOの存在を知らせることができ
そして、IAMASさんに水とアートの融合という場所に新たな可能性を見出してくれて一緒に共同開発させて頂くこととなりました。
POOL JAM EXPOはもともとかなり無理なスケジュールで開催を決めたイベントです。
IAMASさんにお願いした段階で、既に開催までの期日は非常に迫っていました。
ですが、水とアート。そして泳ぐスイマーのことを考えて、この全く新しいプールの形を作り上げてくれています。
そのIAMASとの共同開発についてお伝えします。
その天体の中を宇宙遊泳するような印象になるのではないか、ということからアストロプール(天体プール)と名付けられたこのアトラクション
水上に浮かぶ光と水中に沈む光の二段構え担っています。
水上に浮かぶライトが観覧を楽しませ、水中に沈むライトがスイマーを不思議空間に迷い込ませる。
無線技術でこのライトは瞬きや色を七色に変動させる機能を持たせており、
各ライトの中にはジャイロという動作感知機能も組み込まれています。
外からの操作で、リアルタイムに変わるライト色や瞬きは、いつものスイミングプールがまるでライブ空間のように盛り上がり
時には、しっとりと楽しめる空間に変えていく。
この仕掛けはそこだけに止まりません。
水面の揺れを感知するジャイロ機能が組み込まれており、それによって、七色に瞬きを変えていきます。
25mを泳ぐスイマーの波紋に沿って25メートルプールの光の波紋も見えるのでは?と、言ったところまで期待されます。
そんな技術の革新がもたらす未来のプール
未来に向けて可能性だけを考えて、この開発は進めれています。
それだけにこの共同開発が大変な部分は多くありますが、世の中を楽しませようと思ったら、今の延長線上ではなく、自分たちの想像した最高の未来の可能性を追った方が圧倒的に良いはずです。
だからこそ、面白いものが生まれるはずです。
そんな未来のプール・泳ぎがもたらす芸術 ASTRO POOL は8月27日が世界初お披露目です。