実行委員のメンバーによるJAM
良いイベントには必ず思いがあると、私は思っています。
CAMPFIRE の本文にも記載をさせて頂いたように、私は地域活性のイベントの運営をボランティアでやってきました。
地域活性のイベントでは惰性になるイベントと、大きく成長するイベントがあり、その違いは思いが“ある”か“ない”か、です。
良いイベントになるのは、メンバーの中で熱くも共有された思いがあるときです。
私が関わらせて貰った地域活性イベントでは、私と同世代の人が一緒にイベントを作っていたのもあって
“小さな子どもを持つ子育て世代も楽しいと感じるような場所を作りたい。”
誰かが言語化したわけではないはずですが、そんな思いが共通してありました。
その思いを元に、みんなが意見を活発に出しあって、本当に多様な意見やアイデアが飛び交う。
色んな意見が出れば、時に相反する意見も出ます。
でも、
「どちらの意見が子どもたちが楽しい?」
「どう作ると、子どもを連れてきた家族がまた来たいと思える?」
そんな基準で最後の決定がされ、動き出していくのです。
そういった基準にしていると、時に実現が難しい意見・アイデアが決まる事があります。
でも、そうやって出し尽くされた目標とする困難な意見のためにみんなが動き、可能性を模索することで活路が開かれ、新しいアイデアが実現し、価値が生まれていく瞬間を私は何度も見てきました。
思いが無いイベントは、必ず安全な方向へと流れていくと私は思います。
思いがあるイベントは、その過程の中で自分たちが想像し、渇望する未来に向けて創り上げてる。
そして、自分たちの想像を超えるものが出来上がっていくのです。
その想像を超えた瞬間を現場で立ち会っていると、鳥肌すらたちます。
自分たちの想像を超えるものが出来上がっていく時は、決まって色んな人の助けや、強力なバックアップがあります。
このPOOL JAM EXPOでは確実にそれが実現しつつあります。
先日投稿させて頂いたフィンスイマーのドリームチームともいえる方々の参加もその象徴的なひとつです。
最初は水中でファッションショーをしたら魅力的で楽しいのではないか?
という所から始まったこのイベントが、当初は想像もしていなかった程の強力で魅力的な方々が参画することで、遥かに面白いものが仕上がっていきます。
ここで、改めてPOOL JAM EXPO の名称にあるJAMという言葉を振り返ります。
JAZZなどの演奏の場では、ある演奏者の投げかけた即興演奏に対して、別の人が最大限の即興演奏を返し、その生まれた演奏を元に別の人が新たな答え(演奏)を加えていく。
演奏者たち自身が最高の結果をキャッチボールのように交わすことで、新たな演奏が生まれていくのです。
自由奔放、でも実力者たちが集った場の JAM は言葉に表されない程の価値が生まれていきます。
POOL という場で行われる新たな JAM
水泳・プールをこよなく愛する人たちが作り上げた面白くて仕方ない時間と場所。
ぜひともこのイベントを楽しみ、参画し、一緒に JAMを作り上げていく方が増える事を、心から楽しみにしています。
※今回の写真は地域活性化イベントぷらっとほうむの開催日の早朝に撮影された写真です。
当日に向けて準備に準備を重ね続けてきて迎える当日はやはり自然と笑顔になります。
POOL JAM EXPOでも、こんな素敵な笑顔の集まる写真を撮れるのが楽しみです。