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カンタキルトの魅力を通じて国際社会問題の認知向上に貢献したい

LAULIMAは、リサイクルされたサリーを使い、全て手作業で作られているカンタキルトの魅力を通じて、「フェアトレード」、「ゼロ・ウェイスト」、「女性の地位向上及び人身売買」といった国際社会問題への認知向上を促進し、すべての人にとって安全で、夢を持てる機会が平等に与えられる世の中を目指します。

現在の支援総額

60,000

20%

目標金額は300,000円

支援者数

3

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/05/10に募集を開始し、 3人の支援により 60,000円の資金を集め、 2021/07/10に募集を終了しました

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カンタキルトの魅力を通じて国際社会問題の認知向上に貢献したい

現在の支援総額

60,000

20%達成

終了

目標金額300,000

支援者数3

このプロジェクトは、2021/05/10に募集を開始し、 3人の支援により 60,000円の資金を集め、 2021/07/10に募集を終了しました

LAULIMAは、リサイクルされたサリーを使い、全て手作業で作られているカンタキルトの魅力を通じて、「フェアトレード」、「ゼロ・ウェイスト」、「女性の地位向上及び人身売買」といった国際社会問題への認知向上を促進し、すべての人にとって安全で、夢を持てる機会が平等に与えられる世の中を目指します。

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①はじめに
見ているだけで心がワクワクするカンタキルトの魅力を通じて、国際社会問題を多くの人に知ってもらいたい。

 

初めまして、LAULIMA代表の檜山(キショール)愛です。

日本で生まれて、30歳まで日本で過ごしました。
「いつか海外で働いてみたい、生活してみたい」と言う漠然とした願望はいつも心の中にありました。

大学卒業後は大手金融のバックオフィス、外資系広告代理店にてファイナンスの仕事を7年続ける中で、時間を見つけては海外旅行へ行く日々。そんな中、テレビで見た児童養護施設の特集で人手が足りていないと言う現実を知り、日本の児童養護施設でボランティアを始めました。

海外旅行やボランティアの経験を通して漠然と国際開発に興味を持ち、ずっと憧れであった海外留学を決意するも、仕事、貯金、英語勉強生活の両立は難しく、準備には4年の年月がかかりました。
紆余曲折あったものの、第一志望のイギリスのSussex University国際開発の修士課程に合格をもらい、イギリス行きがほぼ決まりました。しかし、私には国際開発の職務経験がないので、国際開発の修士を取ったとしても、国際機関への就職は難しいという事実が判明。
私の学部時代の専攻とファイナンスの職歴から、まずはファイナンスの修士を取り、ファイナンスのポジションで国際機関へ就職をするのが最適な道だと学びました。そうなると、MBA留学はどうだろうと考えましたが、MBA留学できるほどの貯金はありませんでした。
そんな時にふとハンガリー政府が学費全額免除及び生活費の支給の奨学生を募集していることを知り、MBA留学も含まれるとのことでしたので、応募してみることに。
行ったことも、知り合いもいないハンガリー。普通なら日本人があまり行かないであろうハンガリーでのMBA留学。しかし、自分次第では自分だけの強みとして活かせるのではないかと考えました。
縁あってハンガリー政府奨学生として合格を頂くことができたので、2014年よりCorvinus University of BudapestにてMBA留学を開始。
初めての海外生活は想像以上に大変で、くじけそうになることも沢山ありました。特に1年目は辛かった記憶しかありません。しかし、素敵な仲間とも出会い、この2年間の経験は私の人生で最も濃く、最も輝いた2年間となりました。

卒業論文の口頭試験の後にホッとした一時

MBA留学中に学んだ「ハイブリッド型ソーシャルビジネス(定義:通常のビジネスとほとんと形態は変わらないが、そこに強い「ミッション」がある)」と言うビジネス形態。
自分の強みであるファイナンスの経験とMBA留学で学んだビジネススキルを活かしながら、社会貢献できる素晴らしい仕組みである気づき、卒業論文ではユニクロがバングラデシュで行っているソーシャルビジネスについて執筆しました。

いつかは自分でソーシャルビジネスを立ち上げたいと考えるようになりましたが、国際機関への就職も諦めきれず、MBA取得後の2017年より外務省専門調査員として、在サンフランシスコ日本国総領事館へ赴任。
政務班の一員として、北カリフォルニアの日系コミュニティとの関係強化に尽力。2年間という短い期間でしたが、日本政府の一員として海外で働けたことはとても貴重な経験となりました。

プライベートでは、サンフランシスコで知り合ったインド人の夫と2018年に結婚し、領事館の任務終了後も引き続きサンフランシスコに住んでいます。

 インド・ケララのアユールベーダ歴史博物館にて

②解決したい社会課題
見ているだけどワクワクするカンタキルトでハイブリット型ソーシャルビジネスに挑戦したい。

 

「これだ!!」初めてカンタキルトを知った時、直感でそう感じました。

領事館での任期を終え、漠然とソーシャルビジネスを「いつか」やりたいと思ってはいたけど、一体どうやって?何で?という答えが出ずにいました。ビジネスをするなら、自分が好きな商品、心がワクワクする商品を売りたい。そしてそこにストーリー、意味があるものを探していました。
そんな時に家のソファーに合うカバーをインターネットで探していた時に、ふと目に止まったカラフルなブランケット。「これはもしかしてサリーかな?」と思い気になって商品をチェックしてみると、インドやバングラデッシュで女性が日常的に着ているサリーをリサイクルし、一つ一つ手作業で布を幾重にも重ねて刺し子を施して作られた、それぞれ世界に一つしかないカンタキルトということがわかりました。
そして、私が購入したのは途上国の製作者に適正な価格を支払っているフェアトレードの商品。

インド人の夫を持つ私もサリーをいくつか持っており、カラフルでいくつもの柄があるサリーの美しさに魅了されていましたが、なかなか日常で着る機会が少なく、とてももったいないと感じていました。

私の人生を変えた我が家のカンタキルト

カンタキルトは、ベンガル地方(主にバングラデシュおよびインドの西ベンガル州)に住む女性達が暖を取るために、古くなった洋服や布を継ぎ合わせた事から始まり、長年の時を経て愛する人への願いや想いを伝える象徴的な芸術品へ発展したもの。繊細に作られたカンタキルトは、結婚式のギフトや母親、世代を超えての贈り物としてそれぞれのストーリー、歴史、願いが一緒に織り込まれています

最初はただ「可愛い!」と思ってチェックした商品だったのに、カンタキルトに込められた意味。
異国の地でどんな人が着ていたサリーなんだろう、どんなストーリーがこのサリーにはあるんだろう。そしてこれを一つ一つ手縫いしている人の人生にも触れられる。そこに自分のストーリーも加えていける。こんなにもワクワクし、みんながハッピーになれる仕組みのカンタキルトに私はすぐに心を奪われ、日本でもカンタキルトをもっと多くの人に知ってもらいたい、カンタキルトでソーシャルビジネスをしようと決めました。

インターネットでは沢山のカンタキルトが売られており、とても安く手に入る商品も沢山ありました。
そんな時に、バングラディッシュで主に人身売買の被害にあった女性たちを支援し、カンタキルトの仕事を通じて経済的自立や教育の機会提供をしているBashaという会社を知り、「これだ!!!!」と感じ、すぐに連絡を入れました。

私がずっとしたいと思っていたソーシャルビジネス、大学院で執筆したバングラディッシュでのソーシャルビジネスの卒業論文、夫のルーツであるインドのサリー、私のルーツである日本でカンタキルトを普及したい。すべての点と点がつながった瞬間でした。

私はフェアトレードのカンタキルト販売を通じて、国際社会問題(フェアトレード、ゼロ・ウェイスト・女性の地位向上及び人身売買)を少しでも多くの日本人に知ってもらうことをミッションとした、ハイブリッド型のソーシャルビジネス「LAULIMA」を立ち上げることにしました。

③このプロジェクトで実現したいこと
皆様から頂いたご支援で提携先のパートナーからフェアトレードのカンタキルトを購入し、販売を通して国際社会問題への認知向上に挑戦したい。

 

LAULIMAはハワイ語で"many hands working together"と言う意味で、直訳すると沢山の手と言う意味から、みんなで一緒に働く、みんなで一緒に働けば早いという由来から取りました。

その名の通り、LAULIMAでは沢山の「手」によって作られたフェアトレードのカンタキルトを通じて、みんなで一緒に世の中を良くしてこうと信念を掲げ以下のミッションに取り組みます。

 

(1) フェアトレード( Fair Trade)見ているだけで心がワクワクするカンタキルトの魅力を通じて、フェアトレードに興味のない人にも関心を持ってもらう

デフレが進む日本では、安いものが沢山溢れており、価格競争がとても盛んに行われています。もちろん、使えるお金に限りがある以上、誰もが安く済むなら安い商品を買いたいというのは理解できます。しかし、その裏側には不当な金額で労働を強いられている人がいると言う事実を無視することはできません。
フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」を意味します。

LAULIMAではフェアトレードだから買ってもらうのではなく、商品が魅力的だから買いたいと思ってもらえる高品質でおしゃれなカンタキルトを提供し、その結果としてフェアトレードへの関心を持つきっかけを作りたいと考えています。

 

(2) ZERO WASTE(ゼロ・ウェイスト):リサイクルされたサリーを使ったカンタキルトを通じて、ごみ・無駄・浪費をゼロに近づける。 

豊かになった一方で、沢山のものに溢れかえっている現代では私たちが買うものの99%は6ヶ月以内には捨てられており、ごみは世界で増え続けています。多くのごみは適切に処理されず各地で健康・環境被害を生んでいます。

LAULIMAでは、ハワイのカウアイ島でZERO WASTEを掲げリサイクルされたサリーを使った商品を提供しているby the sea organicsとパートナーを組み、ZERO WASTEのスローガンを日本に浸透させ、リサイクル製品及び一つのものを長く使い続けることを提案します。by the sea organics代表のキャサリンさんとカウアイ島の彼女のアトリエにて

今回のクラウドファンディングのために沢山のキルトを仕入れてきました

 

(3) 女性の地位向上・人身売買(Women's Empowerment・ Human Trafficking):カンタキルトの販売を通じて、人身売買の被害にあった女性やスラムに住む女性たちの雇用・教育機会の提供、世の中のすべての女性が安心して暮らせる世の中作りに貢献する。

貧困状態においては、残念ながらどうしても女性や子供が犠牲になってしまうことが多く、サリーが着られているバングラディッシュやインドでは、貧困や教育がきちんとされていないために両親や夫に売られ、自分の意思とは関係なく性産業に従事させられている子供や女性が沢山います。また、田舎の地域では、女性が外に出て働くことを好まない夫が多い傾向になり、女性が経済的な自立をすることが難しく、よって貧困の悪循環から抜けられない事実があります。
LAULIMAではバングラディッシュで主に人身売買の被害にあった女性を支援し雇用しているBashaとパートナーを結び、女性たちの安定した雇用確保、自立支援に貢献し、世の中のすべての女性が安心して自分の意思で決定し、選択していける世の中作りを目指します。

 

④プロジェクトの展望・ビジョン
フェアトレードはダサいとは言わせない。おしゃれなカンタキルトを普及させ、フェアトレード商品のイメージを変えたい。ソーシャルビジネスのイメージを変えたい。

 

フェアトレードっておしゃれな感じがしない、国際問題なんて難しそう、自分とはあまり関係ないと思っている人も多いと思います。私も昔はそう思っていました。しかし、特にサンフランシスコではフェアトレードや社会貢献が生活に根付いており、せっかく買うのならば少しでも社会に良いものを買いたい、大手のブランドよりも個人のアーティストが頑張っているお店を応援しようという意識の高い人が多いと感じます。以前の私も、安いなら安いに越したことはない!と思っていたところがあります。しかし、「なんでこんなに安くできるのだろう」と考えた時に、私たち先進国の人達が安いものを求める裏で、特に発展途上国の労働者が犠牲になり、安い賃金で働かされているいう事実に改めて気付きました。
まずは自分にできる範囲で、適正な金額できちんと労働者に支払われている品物を大切に、長く使っていくことから始めてみようと思いました。

自分一人が行動を変えたところで、大して世界に影響はないと思うこともあると思いますし、実際そうかもしれません。LAULIMAはその名前の通り、みんなで一緒に頑張っていこうという意味があります。
LAULIMAを通して、一人でも多くの人がフェアトレードや世界で起きている問題に興味を持ち、みんなで一緒に、少しでも世界をすべての人にとって安全で、夢を持てる機会が平等に与えられる世の中に近づけていくことがLAULIMAのミッションだと考えています。

Bashで働く女性たちの子供

 

⑤LAULIMAの展望
着物✖️カンタキルトで世界に挑戦したい。

インドでサリーを着るたびに、「着物とどことなく似ているな」とずっと思っていました。
カンタキルトの存在を知った時に、「これって着物でもできないかな?」と考えました。今はあまり着物を着る機会は少なくなってきています。日本の着物は世界に誇れる日本の伝統衣装です。私もたまにしか着る機会がないですが、着物を着ると身が引き締まり、日本人でよかったと心から思えます。この着物とカンタキルトをもっと世界中の人に知ってもらいたい、着物とカンタキルトでさらに社会にいいことができたらとても楽しいのではないかと考えています。
日本でリサイクルの着物を仕入れ、バングラディッシュのパートナーへ送り、着物のカンタキルトを作ってもらい、そのキルトでアメリカを始めとした世界のマーケットにも将来的には挑戦したい
これがLAULIMAの将来的な展望です。
まだまだ商品の開発等、時間がかかると思いますが、バングラディッシュのパートナーと協力して実現に向けて取り組みたいです。

ケララの伝統的なサリー。シンプルだけどシックでお気に入りです。

⑥資金の使い道

商品仕入れ:約20万円
HP作成:約5万円
その他初期費用:約1万円
手数料:約3万円 (9%+税)

⑦実施スケジュール

6月中  HP開設
7月下旬 リターン発送

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


⑧リターン

お好みやご予算に合わせて9パターンのリターンをご用意させて頂きました。
全て世界に1点の作品となります。デザインはこちらにてお選びさせて頂き、皆様の元にお送りさせて頂きます。

※写真はイメージで、実際にお届けするものとは異なる場合があります。

※カンタキルトはリサイクルされたサリーを継ぎ合わせて作成されておりますので、キズ、ほつれ、色あせやツギハギもあります。こちらも味わいのある商品ということをご理解の上ご購入をお願いいたします。

1. ボウタイ(Basha)

   Bashaのカンタキルトのボウタイ 1点 (消費税・送料込み)+お礼のメール
     

2. プレイスマット( by the sea organics ) 

      by the sea organicsのプレイスマット 1枚 (消費税・送料込み)+お礼のメール
     

3. スカーフ ( Basha)

      Bashaのカンタキルトスカーフ 1点 (消費税・送料込み)+お礼のメール


4. スリッパ ( by the sea organics )

      by the sea organicsのスリッパ 1点 (消費税・送料込み)+お礼のメール

      ※サイズはS、M、Lサイズからお選び頂けます。

5. カンタキルト スタンダードサイズ ( Basha)

      Bashaのスタンダードサイズのカンタキルト 1点 (消費税・送料込み)+お礼のメール


6. トートバック (by the sea organics)

     by the sea organicsのトートバッグ 1点 (消費税・送料込み)+お礼のメール


7. カンタキルト ( by the sea organics) 

      by the sea organicsのカンタキルト 1点  (消費税・送料込み)+お礼のメール    


8. Basha × by the sea organics スペシャルセット

     Bashaのクッションカバー、by the sea organicsのカンタキルト 各1点 (消費税・送料込み)             +お礼のメール 


9. お礼のメール

  ご支援いただいたお礼にメールを送らせていただきます。
  こちらはリターンの商品そのものはございません。


⑨最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。
見ているだけでワクワク、ウキウキが止まらないカンタキルトの魅力を通して、

・フェアトレード ( Fair Trade)
・ゼロ・ウェイスト( Zero Waste)
・女性の地位向上・人身売買 ( Women's Empowerment / Human Trafficking) 

の認知向上を目指し、世界をすべての人にとって安全で、夢を持てる機会が平等に与えられる世の中作りにLAULIMAは挑戦します。
ぜひご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。

many hands working together!!
LAULIMA 代表 檜山(キショール)愛




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