2021/04/15 08:00

すんあい(親愛)なる平井慶祐さんへ

桜咲く季節になり、すっかりワカメも固くなってきた今日この頃。お元気にされているでしょうか?

思い返すとあなたと最初にあったのは忘れもしない、確か7年前の4月位?浜でいっしょにビーチクリーンをしようと「石巻海さくら」のメンバーとして来たあなたと出会いましたね。

※2014年 石巻海さくらのビーチクリーンの後の集合写真

当時のあなたの印象は、正直今だから言いますけど、うさんくさい髭男爵カメラマンでした。(笑)

が!しかし!!

その後、今まで誰も乗ったことないシラス(小女子漁)の船に乗って写真をとってみよう!!とか、

たこ飯屋でap bank fesに出店したり

商品開発をしたり、

漁師を始めたばかりの私と、やった事ない試みに色々いっしょに挑戦してくれていました。気づけば今では僕、いやヤマブン水産には欠かせない髭カメラマンです!

本当にあなたには色々教えてもらいました。特に自分自身が写真家という職業の人にあったことがなかったのでたくさん刺激を受けました。国内外で撮ったあなたの写真を見ると、平井慶祐の人となりを知っていくほどいつもシャッターの向こう側にあるエピソードに興味が惹かれています。

震災後十年の3月に写真展をやりたいので、協力してほしいと渡波の海苔漁師 相澤さんから声をかけてもらいました。

違う浜の私に声をかけてもらったことがとても嬉しかったです。

今回の幸福の写真展という名前を聞いた時も、シャッターをきることと自分自身で決める幸福と共通する素晴らしいタイトルだと思い、よっしゃ是非いっしょに成功させたい!と思っていたのですが、牡蠣にワカメにと海の仕事が最盛期だったので中々協力できずにすいませんでした!(泣)


※根っからのおだづもっこ(お調子者)

ですが、写真展はいつものあなたらしい温かい雰囲気の素晴らしいものになり、相変わらずあなたの周りにはいつも素敵なメンバーがいるなぁと思いました。

いつの間にかに手紙風で書くはずが魂胆と少しずれてきたようですが、クラファンのリターンである牡蠣と写真集セットはお任せください!しっかり育てて来年の発送時期には自慢の新鮮な牡蠣を送らせていただきます!

そして最後に僕のようにあなたの写真やこのプロジェクトに惹かれる人が一人でも増えますようにと願いこの手紙を締めさせていただきます。

ありがとうございました。m(__)m

じゅん