2021/03/08 07:30

こんにちは!クラファン担当クルーです。

今回は、業界初?!の【配管バックヤードツアー】について、水族館の大黒柱ともいえる施設管理担当クルーにインタビューしたのでご紹介します!


◆登場クルー

施設管理担当 美田さん


ー今回、「配管バックヤードツアー」を担当されるということで、簡単に自己紹介をお願いします。

美田:カワスイの施設管理担当クルーとして働いています。カワスイがオープンする前から、館内の設備に関することや機械の調節などを行っています。


ー施設管理担当クルーとして、カワスイで働くうえで大変だったことは?

カワスイは元々別の店舗が入っていて、水族館のためにつくられた場所ではありませんでした。ですのでカワスイの配管や設備も、新しくつくられた部分と既存の部分が混在していて複雑な構造になっています。配管経路や設備の使用方法を理解するのに苦労しました。

また、映像や照明といった演出関係から水族館設備のメンテナンス、トラブル対応など幅広くカバーしなくてはいかないので、毎日なかなか大変ですね。

バックヤードは至るところに配管がある


ー配管バックヤードツアーではどんなところをご紹介していただけますか?

美田:これまでご案内したことのない「施設管理目線」でのバックヤードツアーで、カワスイを司るといっても過言ではないくらい重要なシステムの数々をご紹介します。

例えば、アマゾンゾーンの空調管理システム。簡単に言えば加湿器兼エアコンです。アマゾン現地の温湿度を再現するため、1年中稼働しています。

アマゾンゾーンの空調管理システム。生きものたちの健康を保つために非常に重要。


他にも水槽をきれいに保つために重要な「濾過槽」や、使った水を排水する前にろ過するシステム「沈殿槽」、水槽の温度を保つための「熱交換器」など、水族館ならではのスケールの機械をご紹介いたします。

熱交換システムについて詳しく解説

汚れた水は沈殿槽を経由して排水する必要がある

大きな濾過槽は水族館ならではの迫力

ー今回のツアーにご参加されるか悩んでいる方へ、メッセージをお願いいたします。

美田:冒頭でお話ししたように、カワスイは《日本初、既存ビルに開業した水族館》です。

水族館ならではのスケールをお見せするだけでなく、開業までのお話も出来たらいいなと思います。

我々施設管理担当クルーは基本的には裏方ですので、なかなかお客さまと直接お話する機会がありません。ですので、今回の企画で参加される皆さまに直接カワスイの設備の魅力や面白さをお伝えできることを、私も今から楽しみにしております!