2021/06/13 09:27

嬉しいメッセージや応援コメントもありがとうございます。
大切に読ませていただいています。
残り11日を切りました。どうぞ応援宜しくお願い致します。

当会は毎日保護っ子の治療通院や、手術、お見合い、トライアルのお届け、スタッフ面接、当施設の片付け、シェルターでのお世話、スタッフ研修、レスキューなどなどバタバタした一日を過ごしています。

今は特にシェルターでの保護頭数も多く、疥癬隔離中の子達の薬浴や注射の為の通院もあり、最近の中では今が一番忙しい気がします。

今日は医療のご報告です。

飼育放棄でレスキューし、保護時より皮膚が薄く、脱毛がみられていたダックスの12歳、ビク君。
預かりスタッフがビク君の飲水量が多い事に気が付いてくれました。
こういう気付きが非常に大切です。
最初の検査で色々調べてみる事になりました。

メディカルでのエコー検査で副腎にしこりがあり、レントゲンでも肝腫大が見られた為、クッシング症候群を疑い血液検査も詳しく行いました。

結果は副腎皮質ホルモン高値で、やはりクッシング症候群でしたが、クッシングの投薬に関しては、副作用も強くでるため毎日の飲水量と症状を細かくチェックし、病院の先生とも相談しながら慎重に進める事にしました。

飲水量や症状を無視し、検査結果だけを見て投薬をスタートしてしまうと副作用で余計苦しんでしまう可能性もあります。

ビク君の体重からして1日辺り3倍近い飲水量がありました。
2週間観察しましたが量が徐々に減って来ていますので、もうしばらく経過観察し、病院で確認をしてくるつもりです。

続いて いちごちゃんのご報告です。

両前脚骨折で保護され、2ヶ月前にまずは右前脚を手術した、いちごちゃん。
骨がかなり細く中々繋がらなかったのですが、2ヶ月経過しやっと癒合してきました。
細い骨はほぼ癒合しており、太い骨も上部が癒合してきているような影が見えます。

いちごちゃんは術後から元気一杯でしたが、コルセットの脚は中々地面に付かずに、ずっと3本足で生活していました。
今までずっと3本足での生活だったので、慣れなかったのだと思います。

何度目かの検診時にコルセットが外れ、それ以降は右前脚も今までより使えるようになってきて、4本足で歩く姿をよく見かけるようになりました。

今はまだリハビリ期間でお散歩も50m位と言われていますが、もっと歩きたそうにしているようです^_^

まだ、左前足の手術も必要ですが、いちごちゃんのリハビリの経過を見ながらとなります。

凄く甘えん坊になってきて、常に預かりスタッフの膝の上にのりたがる可愛い、いちごちゃんです。

続いて、さやちゃん

小さな身体に信じられないくらい大きな乳腺腫瘍を抱えていたさやちゃん
一度には切除しきれないため2回に分けての全摘手術となりました

1度目の手術後の体力の回復期間をしっかりと待ち、先日、やっと残りの乳腺腫瘍全摘手術を行いました

とても我慢強い、さやちゃん。
さやちゃんの体と同じぐらいの大きさがあった腫瘍ともやっとサヨナラ出来ます。

じっと痛みにも耐えて頑張っています。傷跡を見たら、どれだけ大きい傷だったか分かります。
普段、通常の保護っ子達は手術当日であっても手術痕が殆ど見えないぐらい綺麗に縫って下さっているので、さやちゃんがどれだけ酷かったのか分かります。

経過は順調で、まずは減張抜糸を行いました

経過良好で順調にいけば、さらに一週間後には全抜糸の予定です

よく頑張りました。
募集開始まであと少しです
さやちゃんも、応援よろしくお願い致します。

手術が特殊で保護期間も長い子達がいますが赤い糸が繋がるまで、みんな前向きに頑張ります。

当会ではこのように大手術の保護っ子が多く、医療費が切迫しています。
皆様どうかご寄付ご支援宜しくお願い致します。