祈りの「PRAY」、奏でる「PLAY」。
新型コロナウイルス感染症の収束と、カルチャーの興隆を願って、僧、DJ、メディアアーティスト、フードクリエイターのコラボレーションで奏でる、祈願の夜。
聴覚・視覚・味覚・触覚・嗅覚という五感を刺激しながら、演者と視聴者が時空を超えてつながることで、それぞれの「Prlay(プレイ)」を天へと昇華させます。
[ イベント概要 ]
古より天下泰平と所願成就を祈念して行われてきた護摩(ごま)修行。真言宗智山派・成田山圓能寺の照和住職による護摩と、唯一無二で独自発生した芯のある音を奏でるDJのENA氏との異色のコラボレーションで、感染症の収束と文化の復旧・復興の祈りを捧げます。
また映像演出として、メディアアーティストのUtabi Hirokawa氏による、祈祷中の照和住職の脳波をビジュアライゼーションした「祈りの可視化」も試みます。
さらに、イベント当日に境内で文化応援のためのろうそくを灯し、皆さまの祈りも可視化します。
[ 御護摩 / 聲明 / DJ]
通常の御護摩では祈り祷を届ける音楽ツールとして錫杖(しゃくじょう)や太鼓が用いられまが、今回は現代版の表現へのアップデートを試み、DJという電子音楽とコラボレーションします。
成田山圓能寺の照和住職による護摩と聲明、唯一無二で独自発生した芯のある音を奏でるDJでトラックメイカーのENA氏が今回のイベントのために新たに制作した楽曲を織り交ぜ、祈りと演奏の共演をお届けします。
[ 祈りの像 - 脳波 / METAGRAPHY ]
視覚を刺激する演出として、アーティストのUtabi Hirokawa氏が、「祈りのビジュアル化」を試みます。 祈りを捧げる照和住職の脳波を計測。脳波データをビジュアルとアルゴリズムで紐付け、アウトプットし ます。 脳の動きをある種の「演奏」と捉え、「脳の図形楽譜=メタグラフィー」を描きます。
[ 献灯 / Joint Candle Donation ]
仏様に灯明を捧げる献灯。その灯火は闇を照らす智慧の光とも言われ、仏教では重要な供養の一つとされています。
今回は、新型コロナウイルスの影響で打撃を被っている “ カルチャーの灯火 ” を絶やさないという想いを込めて、灯明(ろうそく)で文化応援を可視化するためのクラウドファンディングを募ります。
当日は、クラウドファンディングいただいた数のろうそくを境内にインスタレーションし、カルチャーの灯(ひ)をつなげていきます。
※雨天や強風の場合、境内にインスタレーションするろうそくの数は限定させていただきます。
[ 応援へのリターン ]
・ろうそくのインスタレーション写真
・祈祷中の僧の祈りを可視化した「METAGRAPHY」のビジュアル
*後日、お礼メールに添付させていただきます。
[ クラウドファンディングの資金使途について ]
本イベント全体の収益の一部を、新型コロナウイルス感染症の被害を被ったカルチャーの復旧・復興に向けた取り組みへ充てさせていただきます。
[ イベント詳細 ]
開催日:2021年2月27日(土)17:00〜18:00(OPEN 16:45)
料金:無料
イベントページ:https://metalabocreation.wixsite.com/prlay
※視聴用URLは、2月26日(金)までにイベントページに記載いたします。
[ プロフィール ]
ENA(Horo / Latency)
Dance Musicから派生した独自な音楽の評価が高く、ジャンルを問わないTop DJからのサポートを受け、Horo(ベルリン)を中心に様々なヨーロッパのレーベルから作品のリリースを重ねると同時に、多くの作品にエンジニアリングでも参加。Berlin Atonalに4年連続で出演、ヨーロッパ内の音楽大学に講師として招待される等、アートシーンともリンクをしながら定期的にヨーロッパツアーも行っている。
https://www.facebook.com/enamusictokyo/
照和(圓能寺住職 / 仏教声楽<聲明>集団「智聲」主宰)
2013年仏教声楽<聲明(しょうみょう)>集団「智聲(ちせい)」結成。同年5月にフランスの現代音楽アンサンブル0(Sylvain Chauveau、Stéphane Garin、Joël Merah)、原摩利彦、伊達伯欣、Corey Fullerらと共に現代音楽と聲明とのセッションを試み、その独創的なパフ ォーマンスが賞賛を浴びる。その後もゴンザレス三上(GONTITI)、清水ひろたか(PLASTIC ONO BAND)、田中邦和(sembello)、ケイタイモ(WUJA BIN BIN)、Vampillia等、様々なジャンルの音楽家と共演を重ね、音楽 表現としての聲明の可能性を追求している。
Utabi Hirokawa(メディア・アーティスト)
MMLというプログラミング言語を使って電子音楽制作を始め、Kamishimo Records、19-t records、ADAADATな どからアルバムをリリースした。さらにチップチューン、エレクトロニカ、IDMの要素を凝縮しながらFMシンセサイザーに関して独自の研究を進め、2016年にiOSで動くFMシンセサイザーアプリ「Frum」を発表。2019年 にはFrumだけを使って作曲したアルバム「Frum Beer」をリリース。 近年は映像制作・プログラミング・ロボット開発など多岐にわたる経験を活かし、自動操縦された顕微鏡映像の YouTube配信、モーションセンサーを使った演奏装置開発とダンサーとのコラボレーションなど、メディア・ア ート系にも力を注いでいる。
成田山圓能寺
東京都大田区山王にある真言宗智山派寺院。室町時代末期、元亀二年(1571)開創。元来は海光山明王院圓能寺と号するも、昭和二十七年(1952)に大本山成田山新勝寺(千葉県成田市)の末寺院となり、以来、成田山圓能寺と号する。本尊不動明王は小田原北条氏ゆかりとの言い伝えがあり、古くから身代わり不動として人々の信仰を集めている。
http://ennoji.or.jp/ index.html
METALABO
映像・音・食から発せられる分子レベルの“振動”とヒトが認知した“感覚”を、可視化・可聴化・体験化を試み、感覚・経験を超えた形而上学的な「META」の境地を探る実験型プロジェクトチーム。ニューロサイエンス(脳波)などの最先端テクノロジーとエンターテインメントを掛け合わせ、“第六感を刺激する”クリエイティブを創出します。
最新の活動報告
もっと見るライブ配信・キャンプファイヤーともに大成功しました!
2021/03/04 02:31多くの方のご支援のお陰で、オンラインイベント「Prlay(プレイ)」での参加型ろうそくインスタレーションで、目標の100個を達成することができました!!!合計で 115個 のご支援をいただくことができ、2/27のイベント当日に境内に飾らせていただきました。ライブ映像はイベントページに掲載しているYouTube動画からご覧いただけます。脳波のビジュアルとお寺のディーテイル、ライブパフォーマンスの絵を曼荼羅のように重ねた映像にの端々に、ろうそくインスタレーションの絵も映し出されています。ご協力賜りました皆さまに、心より御礼を申し上げます。今後もカルチャーや新たなクリエイティブに資する活動を打ち出してまいりますので、引き続き、METALABOを宜しくお願い申し上げます。▼「Prlay」イベントページ:https://metalabocreation.wixsite.com/prlay もっと見る
コメント
もっと見る