はじめに・ご挨拶
私たちは雉琴神社の氏子で、神社総代という役目を仰せつかっています。
昨年の台風10号の強風で、樹齢300年以上の御神木のケヤキが倒れ、雉琴神社本殿が倒壊しました。
私たち氏子は、神社本殿を復旧したいとの強い思いで、資金を集めています。
このプロジェクトで実現したいこと
倒壊した本殿を修復し、約1700年の歴史を後世に伝えていきたい、私たちの次の世代に残していきたいと思っています。
昔のように子どものにぎやかな声があふれ、それを地域の大人たちが目を細めて見守っているそんな地域を復活させ、ご支援をいただいた皆様とともに古墳時代から続く神社で、ヤマトタケル、オトタチバナヒメ等の悠久の歴史に思いを馳せたいと思います。
私たちの地域のご紹介
福岡県糸島市は九州の経済の中心、福岡市の西に位置し、その西側は佐賀県唐津市に、南は佐賀市に接する人口10万人のまちです。北側は海の恵み豊かな玄界灘で鯛の水揚げ高日本一を誇ります。また、野菜、畜産など「糸島」ブランドは全国的なものとなっています。
糸島市にある「伊都菜彩」は、糸島で採れた新鮮な野菜が人気で日本一の売上高を誇る、JA糸島が運営する全国のTVでもよく紹介される直売所です。他にも多くの直売所があり買い物客でにぎわっています。
海岸線には「二見ヶ浦」や「芥屋の大門」、鳴き砂の「姉子の浜」、岐志のカキ小屋などの観光地があり、若者に人気のスポットも多く存在します。
神社の近くには、年間十数万人が訪れる観光地「白糸の滝」やハネ木搾りで有名な白糸酒造があります。
海の幸と山の幸に恵まれた自然豊かな土地ですが、筑前前原駅から福岡市天神まで電車で30分ほど、福岡空港までも45分ほどで行くことが出来ます。今宿道路と福岡都市高速道路が接続しているため、車でも空港まで40分程度と交通環境にも恵まれています。
昨年にはイギリスの情報誌「モノクル」で25万人未満の街で世界3位となるなどその立地、環境等が良いことが認められました。
しかしながら、地元の今の若者には不便な田舎と映るようで、若者世代の人口流出が止まりません。
神社は糸島市の中心市街地から南へ約7キロメートルの中山間地であり、過疎化、高齢化が進んでいる地域です。地元の小学校に通う児童も校区で20年前200人だったのが、現在は100人余りとなり、氏子の数も80戸と一段と少子高齢化が進んでいます。
プロジェクトを立ち上げた背景
雉琴神社本殿の復旧には、少なくとも4,000万円以上の資金が必要ですが、1月末現在、氏子や応援し下さる全国の方々からのご浄財が2,600万円ほど集まっています。
本殿再建には、まだ1,400万円ほど不足していますが、地域団体等からの協力金を差し引いても500万円ほど不足しています。
これまでの活動
10/2 台風で倒れた欅(ケヤキ)の撤去がしやすいように、八幡西区の中川林業(株)様が周囲の木の枝の除去を行いました。
10/3 倒れた欅(ケヤキ)の撤去工事は中川林業(株)様のご厚意によりボランティアとしてしていただきました。武内宮司による安全祈願の後、作業が始まりました。
10/8に本殿再建検討委員会を立ち上げ、7回にわたり資金の調達方法について検討しています。
私たち氏子は、糸島市内の商工会やカキ小屋、ゴルフ場、旅館などに募金を募るポスターとチラシの掲示をお願いして回りました。
また、欅の撤去工事や大川木材市場での競りなどの際には、地元のテレビや新聞社の方が取材に来られ、神社への寄付のお願いをメディアを通じて全国にお願いすることができました。
資金の使い道・実施スケジュール
次の工事費の一部に充てる予定です。
1 工事等内容(予定)
①本殿再建工事 3,600万円
②幣殿・拝殿修復他改良工事 400万円
合 計 4,000万円
2 今後のスケジュール
2021年10月 工事契約締結、着工
2022年11月 工事完了、完成式典
※あくまで予定であり、資金確保状況、社会情勢等により変更となる場合があります。
リターンのご紹介
糸島市飯原地区は、昔から山付きの美味しい米が取れる地域です。また、「白糸酒造」はハネギ搾りによる昔ながらの酒造場で、今や全国にファンを持つ酒蔵です。
地元の米で酒を醸し、昔ながらのハネ木搾りという上槽法でやさしく搾る。それが白糸酒造のお酒です。
返礼品のお酒は、白糸酒造様と共同での起案となります。
【酒造所】
所 轄 税 務 署:福岡県西福岡税務署
免許取得年月日:平成16年11月1日
製 造 者 氏 名:有限会社 白糸酒造
代表取締役 田中信彦
「伊都物語」は、地元糸島産の生乳を使った飲むヨーグルトやチーズなどを製造しています。これらの自慢の品々を返礼品として用意させていただきました。
最後に
50年以上前にはどこの集落からも子どもの遊ぶ声が聞こえてくる活気ある地域でした。もちろん神社のお祭りには出店が出るなど賑やかでした。
地域住民にとって人生の節目には必ず「神社」がありました。結婚、出産、子育て、受験、病気平癒・・など「神社」はなくてはならない生活に密着した「心のよりどころ」です。また、本殿が無くなることは神様を失くすことです。
壊れた本殿が再建出来た場合には、2022年には創建1700年の記念祭を合わせて行いたいと考えています。
昔のように子どものにぎやかな声があふれ、それを地域の大人たちが目を細めて見守っているそんな地域を復活させ、ご支援をいただいた皆様とともに古墳時代から続く神社で、日本武尊(ヤマトタケル)や神功皇后、オトタチバナヒメ等の悠久の歴史に思いを馳せたいと思います。
最新の活動報告
もっと見る雉琴神社本殿復旧工事の足場撤去
2022/12/18 10:50三日前の写真ですが、周りを囲んでいた足場が撤去され、本殿がよく見えるようになりました。雉琴神社本殿の復旧工事も間もなく終わりそうです。皆様のおかげで元の姿に、いや、以前よりも素晴らしい本殿が出来ています。氏子一同、改めて皆様に感謝申し上げます。今年一番の寒波に見舞われていますが、皆様には健康に留意されご自愛ください。雉琴神社 もっと見る
返礼品発送準備
2021/06/21 20:48CAMPFIREのクラウドファンディング終了から一月近くになりました。遅くなりましたが、現在、返礼品の発送に向けて準備をしています。今週末か来週初めには必ず発送いたしますので、今しばらくお待ちください。飯原地区は6月中旬以降が田植えの最盛期です。今年は例年より2週間ほど早く梅雨入りしたものの、雨が降らない日々が続き水不足、空梅雨の心配をしましたが、6月中旬から曇りや雨の日が続き水不足の懸念は遠のきました。しかし、今年は例年より2週間程度、季節が早く巡っているようです。農作物に影響があるのかどうか分かりませんが、氏神様に豊作をお祈りしながら農作業に励んでいます。今朝、散歩の途中で空を見上げると「飛行機雲」が浮かんでいました。 もっと見る
令和2酒造年度 全国新酒鑑評会 金賞受賞
2021/05/21 21:38【速報】令和2酒造年度(2020)全国新酒鑑評会の審査結果が発表されました!出品821点のうち413点が入賞 、その中から207点が金賞に選ばれました。福岡県からは入賞4点、うち金賞3点となりました。今回の返礼品としてご用意しました「白糸酒造」の「白糸35」が金賞に選ばれ、私たち地元民としても非常に喜ばしいことです。白糸酒造(福岡県糸島市) もっと見る
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