子猫がいつまでも譲渡会にあふれかえっていた今年の傾向もあってか、海(カイ)くんにお声がかかることなく秋になっていました。 普段は我が家の先住猫たちに溶け込み、譲渡会場では寝て過ごすばかりの海くんに、海くんへの愛着が増してしまう私、海くんがいることが当たり前に思っているらしい先住猫たち。このままうちの子にすることに決めたほうが、自分の気持ちがすっきりするだろうと思うようになり、腹くくりました。 海くんは、うちの子として育てることに決めました。 5匹に目を配らないといけないことになりますが、みんな可愛いうちの子。幸せに暮らせるよう、母ちゃんがんばります！   そして12月7日、去勢手術を終えました。 ついでにレントゲンも撮っていただけて、横隔膜ヘルニアの再発は見られないことも確認できました！たぶん大丈夫だろうと思ってはいたけど、ほっとしました。（先生が、僕が見たくて撮らせてもらうので、ということで、なんとサービスで撮影してもらえました。） 海くんは病院で、うんともすんとも言わずにいたそうです。慣れた病院であるというのもあると思いますが、この子のこういう『来るもの拒まず』な感じは、生まれ持った性格のような気がします。それが、なんともいえない可愛さとして現れているような気がしてなりません。 食欲旺盛な海くん、去勢したことで太りやすくなるので、食べ過ぎないよう気をつけながら、元気に暮らしていこうね。

もうすぐ生後5ヶ月になる海(カイ)くん、変わらず里親募集中ですが、普段参加している譲渡会に子猫があふれかえっている（毎回40匹以上）こともあり、なかなかお声がかかりません。 そうこうしている間にどんどん大きくなり、うちにいる間に去勢手術も済ませられそうな感じです。 でも、海くんは本当に可愛らしいコ。おもちゃで独り遊びに夢中になり、3歳の先輩猫と追いかけっこに取っ組み合い（お互いとっても楽しそう♪）、掃除する私の後追いをし、夜寝るときは布団に入ってきて腕や顔をペロペロしてくれます。 きっと、大きくなってもこの愛らしい性格はそのままなんだろうな〜。 だから、少し気長に構えて、良いご縁を待っていようと思います。

海(カイ)くんの病気と手術のことが、手術を受けた『しげのぶ動物病院』の症例として紹介されました。 http://urx.red/FXQl 寄付のお願いをしている中で、保護した猫が横隔膜ヘルニアだったことがある、という話を数人の方から聞きました。 リスクの高い手術は諦めて、子猫のうちに亡くなった例、手術して一度は成功したように見えたが予後が悪く結局亡くなった例、手術しないで様子をみている例。 どの人も、難しい手術であるという認識を持っておられました。 海くんの先生からもリスクが高いということは聞いていて、怖さはもちろんありましたが、手術を受けることに迷いはありませんでした。 海くんの体力、獣医さんの腕、そしてたくさんの方々の応援のおかげで、元気いっぱい遊ぶことができるようになりました。 感謝の気持ちでいっぱいです。