このプロジェクトも残すところ後1週間となりました。皆様のお力で、このプロジェクトのシェア等、支援者様のさらなるご協力をしていただけますと幸いです。
~以下、全国学生邦楽フェスティバル主催者の伊藤和子より~
コロナの為に廃部になってしまった名古屋の大学箏曲部に過去の学フェスより寄贈した楽器(十七絃・中古箏2面・中古三味線2丁)を引き取りに行ってきました。
それぞれの楽器は丁寧に扱われていました。寄贈三味線には、寄贈した時はついていなかった真新しいカバーに包まれていました。
そして丁寧にお礼状を添えて。
文章にはまったく書かれていませんでしたが、潰すことを決断した学生の悲しさがにじみ出ていました。
たった二人となってしまった部員にも、教えに行きたいと言われていたという指導者の方のお心もさぞかしと思います。
これらの戻ってきた楽器は、メンテナンスを行った上で、幼稚園や大学のクラブなど、次世代の邦楽家育成に役に立てるように活用してまいります。
とは言え、メンテナンスにも約15万円の費用が発生いたしますので、来年以降となる予定です。
学フェスは今年も開催しなければ、学生にとっては二年の空白が空いてしまいます。全く学フェスを知らない学生たちになってしまいます。
今まで学フェスが若者への邦楽活性化に果たした成果は、大変大きいと思われます。
クラウドファンディングに寄付してくださった学フェスOBからは、
「学フェスには,本当にお世話になりました。現役生の皆様にも,是非,あの素晴らしい場を体験して頂きたいと思います。学フェスのご成功を,心よりお祈り申し上げます!!」
「あんなに楽しかった学フェスを後輩たちにも経験してほしい」
など、熱烈な声が書かれています。
多数の方よりご寄付を頂いており、心より感謝申し上げます。
子供や若者への邦楽普及活動をもっともっと真剣に取り組まないと益益邦楽界の人口は減り続けます。
関係各所の方、日本文化の活性化の為に、どうぞよろしくお願いいたします。
出来れば来年も参加費無料か安く開催したいと思います。
当初の二年間は全く私(伊藤)の資金で参加費無料で開催しました。
その後も開催前には毎年、赤字補填の為に薬剤師のアルバイト料100万円を用意して開催してきました。(実際は毎年、数十万円までの赤字)
今もそれをすることは簡単です。しかし、それでは邦楽の普及につながらないと思います。
学フェスOBだけで3000人は超えると思います。
公報の方法が無く、地団太踏んでおり、皆様方の公報のお力添えが必要です。
お一人1000円から振り込みはオッケーです。
どうぞよろしくお願いいたします。